敏腕FPおすすめ病気でも入れるがん保険人気ランキング【2017】

1位 メットライフ生命 ガードエックス

  • ガン治療給付金の支払いは、入院、通院治療にかかわらず、1年に1回
  • 悪性新生物の診断確定で、以後の保険料が免除
  • 健康サポートはセカンドオピニオンなど、医師や専任のスタッフが担当

がん保険は、治療を重視した保障にシフトしています。というのも、ガンの治療は入院よりも通院の方が多くなっているという厚生労働省の統計があるからです。

ガードエックスは主契約をガンの治療給付金に設定。ガンの手術、放射線・抗がん剤治療のいずれかを受けた場合に、一時金が支払われます。

ガン治療給付金は1年に1回を限度に5回まで支払いが可能です。ですが、ステージが重く、治療をしないという選択もあるかもしれません。そんなときであっても、ステージⅣの場合にがん治療給付金の支払い対象となります。

なお、上皮内新生物の診断給付金は、悪性新生物の金額の50%となります。特約は入院や診断給付金、ホルモン治療、悪性新生物保険料免除特約など、5種類を用意しています。必要に応じて検討するとよいでしょう。

メットライフ生命の場合、特に健康サポートに力を入れています。セカンドオピニオンはもちろん、ガンの総合サポートサービスとして、メンタル面や治療のサポートまで、医師をはじめ専任のスタッフがサポート。

入院時のサポートとして、家事代行やベビーシッター、家族の滞在費などのサービスを紹介してくれるので、心配事を少なくしつつ、治療に専念することができるでしょう。

2位 マニュライフ生命 こだわりガン保険

  • ステージⅢまたはⅣの場合、悪性新生物給付金が倍額支払い
  • 診断給付金は最大300万円まで設定可能
  • 非喫煙者の保険料が喫煙者と比べて安い

この保険の主契約は「悪性新生物診断給付金」です。ガンのステージ別で給付金額が異なることが最大の特徴です。

初めて悪性新生物と確定診断されたとき、また治療のために入院した場合、悪性新生物診断給付金が2年に1回を限度に何回も受け取れます。診断給付金は50万円から300万円まで10万円単位で選べますよ。

業界初ということで、ガンのステージがⅢまたはⅣ(重度ステージといいます)と重い場合には、悪性新生物診断給付金額が2倍になり、治療などに備えることが可能です。

さらに、重度ステージと診断されてから5年後に生存していると、「ガン克服サポート給付金」が支払われます。

こちらは悪性新生物診断給付金の50%となります。なお、上皮内新生物の場合、診断給付金が悪性新生物の50%に設定されています。

さらに特徴的なのは喫煙の有無で保険料が違うこと。非喫煙者の場合、喫煙者と比べて保険料が安くなります。

40歳の男性の場合、主契約の非喫煙者の保険料は喫煙者の73.19%。同じく40歳の女性は53.25%と喫煙者と非喫煙者との保険料に大きな違いがあります。

従来のガン保険のように入院や手術、または治療に備えたい場合は、放射線や抗がん剤治療特約を付加するとよいでしょう。所定の緩和措置に対する特約もあります。

とはいっても、診断給付金がありますから、この分を治療費として使うというのもひとつの考え方です。

3位 チューリッヒ生命 終身ガン治療保険プレミアム

  • 手術をしないで、放射線治療を行うなどがん治療の変化に対応
  • 長引く治療でも、1月ごとに治療費として無制限に受取り可能
  • ガンと診断された後のストレス性疾病を保障

チューリッヒ生命のガン保険は治療に特化した保険です。放射線や抗がん剤、またはホルモン剤の治療を受けたときの費用を保障する保険です。

この保険の特徴は、主契約が治療給付金のみであること。

治療給付金の金額は、1ヵ月につき10万円から60万円の範囲内で、5万円単位で自由に選べるようになっています。主契約のみであれば、保険料の負担はそれほど重くはならないでしょう。

少し前であればガンと聞くと、不治の病というイメージがありましたが、現在では医療の技術が進み治療の効果が大きく改善しました。加えて、通院で治療する時代へと突入しています。

従来の診断給付金や入院給付金と中心としたガン保険では保障されない通院での治療に特化したのが「終身ガン治療保険プレミアム」です。

とはいっても、胃がんなどで入院と手術をした場合、主契約だけの契約では、1円も給付金が支払われないので注意が必要です。現在加入中のがん保険の上乗せとして、治療に備えるという方法でもよいでしょう。

そんな弱点を補うため多くの特約を用意。診断給付金や入院給付金など、ニーズに応じて自由に組み立てることで、保障される範囲を広げることが可能です。

また、他社にない特徴的な特約があります。「ガン診断後ストレス性疾病特約」といって、ガンと診断された後、5年以内にストレス性疾病と診断されたときに、5万円または10万円が支払われます。 

4位 東京海上あんしん生命 がん治療支援保険NEO

  • 診断給付金は、上皮内新生物と悪性新生物が同額保障
  • ガン診断給付金・入院給付金・治療給付金などオールマイティに保障
  • 悪性新生物の診断確定で、以後の保険料が免除

この保険の主契約は入院給付金と診断給付金です。

入院給付金を一日当たり1万円に設定した場合、診断給付金は100倍の100万円になります。あんしん生命の診断給付金は、悪性新生物でも上皮内新生物でも、同じ金額が支払われます。

なお、上皮内新生物場合、診断給付金の支払いは1回限りですが、悪性新生物の場合、再発や転移に備えて2年に1回支払われように設定されています。

上皮内新生物は腫瘍が上皮の中にとどまっており、転移などのリスクが少ないことが一般的。それほど重い治療を受けるという可能性は低いものですが、悪性新生物の場合は転移などのリスクが高くなります。

そこで悪性新生物に手厚く備えたい場合は、悪性新生物初回診断特約を付加するとよいでしょう。こちらは1回のみの支払いです。手術や放射線治療に備えたい場合は、がん手術特約があります。

さらに、抗がん剤治療に備えるなら抗がん剤治療特約から1ヵ月につき10万円が支払われます。あくまでも入院給付金を1万円に設定したケースの金額ですよ。

さて、実際にガンにかかったときは少しでも出費はおさえたいものです。契約時に「悪性新生物保険料払込免除特則」を付加した場合、悪性新生物と診断確定されたとき、診断確定以後の保険料は免除されます。

診断給付金・入通院・治療などがセットになったオーソドックスながん保険です。

5位 オリックス生命 Belive

  • がん初回診断給付金は、上皮内新生物と悪性新生物が同額保障される
  • がん治療給付金は、入院が支払い要件。とくに入院に手厚い
  • 10日以上継続入院で、退院時に一時金10万円

オリックス生命のがん保険「Belive」は入院に対して、手厚い給付金を設定していることが特徴です。

基本給付金額(入院給付金)を1日あたり1万円に設定した場合、初めてガンと診断されたときの「がん初回診断一時金」が100万円。オリックス生命の場合も、悪性新生物と上皮内新生物の区別をせずに、一律同じ金額が支払われます。

一時金に加えて、ガンの治療を目的として入院を開始したときは、「がん治療給付金」として50万円が支払われます。

こちらはガンの治療を目的として入院を開始したときであれば、2年に1回受け取れるようになっています。

また、ガンで10日以上の継続入院後に退院した場合には、がん退院一時金の対象に。こちらは1回につき10万円です。

このように、「Belive」は入院に対して手厚い保障を得ることができますが、最近では入院せずに抗ガン剤などの治療を行うケースも増えてきました。給付金の支払いには入院が条件となっているので注意が必要です。

そのほか、特約としてがん通院給付金や先進医療に対する保障を用意。がん通院給付金は基本的に抗がん剤を用いての治療は支払いの対象となりますが、ホルモン剤の治療などの場合、支払われません。

女性FPおすすめ女性がん保険人気ランキング【2017】

1位 アフラック 新 生きるためのがん保険レディースDays

  • ガン診断給付金に加えて、女性特有のがんの場合を手厚く保障
  • 放射線治療や抗がん剤など、治療時に給付金が支払われる
  • 乳房再建術を受けた場合は、一律50万円

国立がん研究センターの「2016年のがん統計予測」によると、女性のがん罹患数予測の1位が乳房。2位は大腸がん、少し飛んで5位が子宮がんと公表されています。

一方で乳房がんでの死亡順位は5位ですから、治療の結果、よくなった人が多いのも事実。特に乳房がんの場合、乳房再建手術が必要になるなど、費用がかさむものです。

アフラックの「新 生きるためのがん保険レディースDays」は、女性特有のがんによる所定の手術や乳房再建などを保障してくれる保険です。

通常のガン診断給付金と入院・通院に加えて、「女性特定ケア給付金」と「乳房再建給付金」があるのが特徴となっています。

女性特定ケア給付金とは、がんの治療目的で乳房観血切除術や子宮・卵巣の全摘出術を受けたときが対象となります。

一方、乳房再建給付金は、乳がんの手術で失った乳房を、手術で再建するもの。できる限り手術前と変わらない生活を送る上でも、有効な手段となることでしょう。

乳房再建自体は治療法にもよりますが、公的健康保険の対象となります。ですが、再建後に乳輪を作るタトゥーなど、基本的に健康保険がききません。そんなプラスアルファとしての費用に備えることができるでしょう。

2位 SBI損保のがん保険 自由診療タイプ

  • 健康保険の自己負担分など持ち出しゼロで、治療費に備えることが可能
  • 未承認の抗がん剤などの健康保険の使えない自由診療でも全額補償
  • 保険料は5年更新制を採用

乳がんの場合、乳房を摘出する大手術だとしても、その後の病理検査において、乳腺の間質に浸潤がないと診断されれば、上皮内新生物(上皮内がん)と診断書に記入されることになります。

ガン保険の種類にもよりますが、上皮内新生物の診断給付金が悪性新生物の10%や50%に設定されているケースもあります。

もしかしたら、治療費という意味では不安が残るかもしれません。そんなとき、SBI損保のがん保険、自由診療タイプは実際にかかった費用を、全額、払ってくれるしくみを採用。

先進医療はもちろん、公的健康保険のきかない自由診療まで幅広く補償してくれることが大きな特徴となっています。

近ごろではテレビの特集などで免疫療法が話題にのぼることもありますが、まだまだ新しい治療なので、健康保険の対象外となっていることがほとんどです。自由診療を選択した場合、対象となるガンの治療すべてが自由診療となってしまいます。

健康保険を使えませんから、とても払いきれる金額ではありません。そんなときに、かかった費用を全額支払ってくれる保険はありがたいのではないでしょうか。

通院での治療はもちろん、セカンドオピニオン外来も対補償の対象とはなりますが、差額ベッド代は対象外です。

また、保険料は5年ごとに更新する制度を採用しているため、5年ごとに保険料がアップするので注意が必要です。

3位 楽天生命レディ

  • 女性疾病での入院時を保障する医療保険だが、特にガンに手厚い
  • 日帰り入院でも一律10万円の支払い
  • 女性特定ガンとの診断で50万円。乳房再建でも50万円支払い

楽天生命レディは、女性特有の病気に一時金で備える保険です。

正式には医療保険というカテゴリーに分類されるのですが、特に女性特定ガンに対して手厚い保障があるというのが大きな特徴となっています。

基本保障として、所定の女性疾病で入院した場合に、入院日数にかかわらず一律10万円の女性疾病支援給付金が支払われます。

たとえば、妊娠時の合併症をはじめ、帝王切開や子宮筋腫などで入院した場合が対象です。入院の短期化を見込んで、日帰り入院であっても10万円を受け取れるため、入院時の費用など、賄うことができるでしょう。

一般的な所得の人であれば、1ヵ月間の医療費も10万円以内に収まるのではないでしょうか。

さらに所定の女性特定ガンと断確定された場合は、50万円が女性特定ガン治療給付金として受け取れるしくみです。

腫瘍がそれほど広がっていない初期のガン(上皮内新生物)であっても同額保障なので安心ですね。こちらは2年に1度を限度に支払われるしくみになっています。

乳房再建術を受けたときも1回につき50万円が支払われます。健康保険の対象とはならない乳房再建術もOKです。なお、死亡保険金50万円がセットされています。

通常の医療保険やがん保険よりも比較的安価な保険料となっていますが、10年更新タイプなので注意が必要です。

4位 アクサ生命 がん収入保障保険

  • 悪性新生物の診断で、5年にわたって給付金を受け取れる
  • 治療や入院などに連動タイプではないものの、治療費や収入減に備えられる
  • 扶養親族がいる場合、65歳までなど一定の年齢まで遺族年金を受け取れるように選択可能

アクサ生命の「がん収入保障保険」は、他社のガン保険とはまったく異なった商品です。

ガン保険は、診断給付金や入院、治療に対して給付金などが支払われるのが一般的。アクサ生命の「がん収入保障保険」は、悪性新生物と診断確定されたときに、ガン収入保障年金の受取がスタートします。

年金の種類や年金の支払期間は、4つの異なるタイプから選ぶことができます。

まず、年金がいつまで支払われるのかによって、2つのタイプに分かれています。

①支払い開始から5年間 ②65歳など保険期間の満了までの2種類。

治療や当面の収入ダウンに備えるのであれば、①の5年間でよいかと思います。世帯主が加入するのであれば、②を選んでもよいでしょう。

さらに、被保険者の死亡後に遺族年金が支払われるタイプもあります。こちらも、①5年と②保険期間の満了までの2つに分かれています。

たとえば、年金120万円、5年、遺族年金なし(Ⅰ型)に加入して診断確定から5年間生存している場合、120万円×5回=600万円が支払われます。

金額だけで考えると、一般的なガン保険よりも多くの保険金を受け取れる可能性が高いといえます。これだけの金額があれば、様々な治療に対処できることでしょう。特に女性に限った保険ではありませんが、検討に値するのではないでしょうか。

気を付けることは、終身で保障されるガン保険ではないこと。ですが、女性特有のガンにかかる可能性は、年齢と共に小さくなります。そんな時期を乗り切るために加入するのもひとつの考え方だといえるでしょう。

5位 朝日生命 がん保険(2015)

  • がん治療給付特約は入院や手術、治療時には月ごとに10万円の支払い
  • 治療が長引いた場合でも、10年間にわたってサポート
  • ガン診断給付金は、通常のタイプと女性タイプのダブル付加ができる

ガンと診断されたときから入院・手術・通院など、ガンにおける治療をトータルでサポートする保険です。

がんの治療は、手術・放射線治療・抗がん剤治療などを組み合わせて行うことが多くなっています。

朝日生命のガン保険は、ガンでの入院給付金を主契約として契約します。

さらに、3つの特約である「がん治療給付特約」、「がん診断給付特約」、「女性がん診断給付特約」を付加することで、保障内容を充実させることが可能です。

入院日額を1万円に設定した場合、がん治療給付特約は、手術・放射線治療・抗がん剤治療を対象に、治療を受けた月ごとに10万円の給付金が支払われます。

最長120月にわたって保障されますから長期化する治療であっても保障が途切れる心配はありません。

なお、がん治療給付金が支払われるのは健康保険の対象となる治療に限られています。

「がん診断給付特約」は、2種類。

女性の場合は、通常の「がん診断給付特約」に「女性がん診断給付特約」を併せて付加すると、それぞれ、100万円ずつ支払われます。

乳房再建術などの費用に活用できることでしょう。乳房再建術には健康保険の対象となる施術と、対象外とがあります。多めの診断給付金があると、治療に対する選択肢が増えることでしょう。

がん保険は住宅ローンの団信や高額療養費制度を使える場合は不要?

  • 執筆者
  • 40代・50代女性のためのお金の相談室
  • FP 三原 由紀

日本人の2人に1人が生涯を通じてがんになる時代です。

私自身も、自分の近しい人たちが、がんに“罹患している”“罹患した”という話を耳にすることが、ここ数年非常に多いと実感しています。

10人は挙げられるであろう友人・知人たちの選んだ治療法はまさに千差万別でした。10人いれば、10通りの選択があります。

それは、人それぞれ、家族の状況・働き方・価値観も違うからです。突き詰めると、がんの治療は自分がどう生きたいのか?ではないかと感じています。

今回は、住宅ローンを組む・借り換えをする時に加入できるがん団信や誰でも使える高額療養制度をご紹介します。その上でがん保険は不要か考えていきます。

がんに罹ったら生活はどうなるの?

一家の大黒柱の場合、仕事を続けることができるのか?収入はどうなるのか?経済的問題が出てきます。

一方、家庭のことを仕切っている女性の場合、家事や育児、親の介護など、日常生活を継続する上での問題が出てきます。

また、自分自身の闘病生活がどうなるのか?どんな治療をどの位の期間続けるのか?不安なことがたくさんありますよね。

がんの治療にいくらかかるの?

がんになった場合、実際に私たちの生活にどんな影響があるのか?を考えると、すべての人に共通するのが治療費の負担です。

厚生労働省が行った調査によると、がんで入院した時にかかった支出額は約50-150万円になることがわかります。

この金額には、入院外の治療費や交通費などは含まれていません。また、実際に払った費用とは異なりますが、後ほど詳しく説明します。

がんになったら仕事は続けられるの?

厚生労働省の調査によると、がん患者の3人に1人は就労可能年齢(15−64歳)でがんに罹り、仕事をしながら通院で治療を続けている人は32.5万人にのぼります。

がんと診断された勤労者(専業主婦・学生・無職を除く)のうち、53%が、がんと診断される前に比べ“就労状況が変わった”と答えています。

内訳を見ると、“依願退職”が30%と最も多く、“転職”17%、“解雇”11%、“休職”7%と続いており、65%の人が、今まで通りの仕事を続けるのが厳しい状況になっています。

がんになったら収入はどうなるの?

収入の変化については、がん罹患前後で “収入が減った”と答えた人は33%となっています。

実際にどのくらい減ったかというと、62%の人ががん罹患前の7割以下に減ったと答えており、仕事が変わるとともに収入も減る厳しい状況が見えてきます。

住宅ローンがある場合、がん団信は効果大です

住宅ローンを組んでいる人は、ほぼ強制的に団体信用生命保険(以後、団信)に加入しています。団信とは、簡単にいうと住宅ローン専用の生命保険です。住宅ローンを返済している人が、死亡あるいは高度障害状態になった場合、以後のローンの支払いが不要となります。

なぜかと言うと、ローン残額分が、保険金として生命保険会社から借入先の金融機関に支払われる仕組みになっているからです。

がんに罹患した場合、団信に加入していても、治療費負担・収入減少に加えて住宅ローンの返済を続けなければなりません。

そんなリスクに対応しているのが“がん団信”です。

“がん団信”は、「がんと診断されたら」ローン債務が不要となる住宅ローン専用の生命保険です。メリットは、ローン残債がなくなるので毎月のローン返済もなくなることです。

デメリットは、ローン支払い中での解約不可、返済が終了すると保障もなくなる、通常の団信に比べ金利が0.2%程度高くなる、加入年齢が51歳未満のものが多い、など。

がん団信の他に、介護保障や3大疾病・8大疾病保障が付いた団信もあるので、住宅ローンを組んでいる場合は、自分の加入している団信の内容を確認しましょう。

返済期間が長く、返済額が大きいローンを組んでる場合、通常の団信に月数千円程度の追加で加入できる“がん団信”は非常に高い費用対効果があります。

これから住宅ローンを組む、借り換えを考えている人は検討してみましょう。

高額療養費制度は、心強い公的医療保険制度です

前述した通り、がんで入院した時に支出額は約50-150万円というデータがありましたが、これは、実際に負担した費用とは異なります。

日本は、国民皆保険であり、誰でも・どこでも・いつでも医療機関で治療を受けることができます。

もちろん、がんに罹患した場合でも公的保険対象の治療であれば国民皆保険制度の元、自己負担分の金額で医療を受けることができます。

さらに、がんなど高額な治療費がかかる自己負担額に関しては、高額療養費制度があります。

具体的には、年収によって自己負担額に違いがあるので、必ず確認をしておくことが必要ですが、一般的な収入の場合、実質月9万円程度の自己負担で済みます。

非常に素晴らしい国の制度ですが、注意してもらいたいのは、自分から申請しないと使えないことです。申請は、加入する健康組合で書類などが異なるので確認をしましょう。

がん保険は不要ですか?

住宅ローンを組んでいたり、高額療養費制度があれば“がん保険”の加入は不要なのでしょうか?

がん保険のメリットは、何と言っても、公的医療保険対象外の治療費も含めたがんの治療費をカバーできること。しかし、がんに罹り高額な先進医療を受けた場合、加入しておいて良かったと思うでしょうが、がんに罹らなければ家計の支出です。

がん保険の加入をオススメするのは下記のような条件に当てはまる人です。

  • 家計の収入を支えている大黒柱の方
  • 治療費をまだ準備できていない方

それ以外の方については、ご自身の状況に応じて判断されることをおススメします。

参考までに、あるがん保険の保険料を紹介します。

医療保険に加入している方は、先進医療もカバーできるものもあるので、内容を確認しましょう。

まとめ

がん保険は住宅ローンの団信や高額療養費制度を使える場合、不要なこともある、ことがわかりました。

しかし、がん保険は主に治療費の保障であり、がん団信は住宅ローンの残債への保障なのでそれぞれ目的が違います。

現在、医療保険に加入している人や、住宅ローンを組んでいる人は団信の内容について、がんをカバーする保障があるのかを確認しておきましょう。

また、補足として、がんに罹患後の収入減の保障に、所得保障保険を検討するなど自分の状況に必要な備えを準備しておきましょう。

特に自営業者の場合、国民健康保険は傷病手当金制度がないため、がんで働けなくなった場合、その分収入が下がるので、治療費と収入減のリスクにバランス良く備えることが重要です。

FP43人が選ぶおすすめがん保険人気ランキング【2017】

こちらのページでは、がん保険のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)にたくさんあるがん保険商品の中からおすすめできるものを1つ選んでもらい、1位~6位まで順位付けを行いました。

がん保険はたくさんあり、一般の方ががんばって比較してみても、細かいところが微妙に違ったりと、実際はなかなか難しいところもあります。

FPが選んだものであれば一定の安心感がありますので、ぜひがん保険選びの参考にされてください。

ランキング 1位~6位

協力FPの内43人が回答

※ 1位に選んだ人が多い順

順位 保険商品 1位に選んだ人の数
1位 チューリッヒ生命(終身ガン治療保険プレミアム) 43人中19人
2位 オリックス生命(Believe ビリーブ) 43人中8人
3位 FWD富士生命(がんベスト・ゴールドα) 43人中6人
3位 メットライフ(ガードエックス) 43人中5人
4位 アフラック(新生きるためのがん保険DAYS) 43人中2人
5位 アクサダイレクト生命(がん終身) 43人中1人
5位 東京海上あんしん生命 (がん治療支援保険NEO) 43人中1人
5位 ライフネット生命(ダブルエール) 43人中1人
6位 マニュライフ生命(こだわりガン保険) 43人中0人

1位 チューリッヒ生命(終身ガン治療保険プレミアム)

特徴

  • 放射線治療・抗がん剤・ホルモン剤治療を行った月は回数無制限で月額20万円
  • 診断一時金、手術給付金、通院給付金などの保障も特約なので自由度の高い保障内容にできる
  • がんと診断されたら保険料が免除になる特約を付加できる

保障内容

※各保障の意味については記事末尾に記載

主契約
抗がん剤治療 10万円~60万円(ホルモン剤治療と共通)(回数無制限)
ホルモン剤治療 10万円~60万円(抗がん剤治療と共通)(回数無制限)
放射線治療 10万円~60万円(回数無制限)
上皮内新生物への給付 保険料免除以外はすべて○
保険料払込免除
死亡保障特約
保障期間 終身
保険料払込期間 55歳、60歳、65歳、70歳払、終身払
特約
入院給付金 5000~3万円(日数無制限)
通院給付金 5000~3万円(退院日の翌日から1年以内の通院、退院後通院期間あたり120日まで)
手術給付金 10万~60万円(回数無制限)
診断給付金(悪性新生物) 50万~100万円(回数無制限(2年に1回が限度))
診断給付金(上皮内新生物) 最高2000万円(回数無制限)
先進医療支援給付金 15万円(同一の先進医療による療養について1回限度)
緩和療養給付金 10万円~60万円(通算12ヵ月限度)
がん診断後ストレス性疾病給付金 5万~10万円(1回のみ)

見積もり内容

給付金名 ガン治療重視プラン ガン総合保障プラン
治療費
(放射線・抗がん剤・ホルモン剤)
月20万円 月20万円
手術費 1回10万円
入院費 1日5,000円
通院費 1日5,000円 1日5,000円
先進医療(治療代) 通算2000万円
(技術料と同額)
通算2000万円
(技術料と同額)
交通費や宿泊費 一括15万円 一括15万円
診断一時金 一括50万円 一括50万円
払込免除 付加 付加
保険料払込期間 終身 終身

※別途、自由設計プランあり

月々の保険料例

性別 年齢 ガン治療重視プラン ガン総合保障プラン
男性 20歳 2,099円 2,619円
30歳 2,557円 3,222円
40歳 3,401円 4,331円
50歳 5,067円 6,497円
女性 20歳 2,066円 2,516円
30歳 2,439円 2,984円
40歳 2,927円 3,602円
50歳 3,334円 4,214円

※2017年6月現在 公式サイト見積もりシミュレーションより

FPからのコメント1

主契約は以下の治療があった月に月額で20万円を回数無制限で受け取れる保障内容です。(自由設計プランの場合10万~60万円の間で設定可能)

  • 放射線治療
  • 抗がん剤治療
  • ホルモン剤治療

放射線治療、抗がん剤治療、ホルモン剤治療のみを主契約としているところは、最近、通院でがん治療を行うことが増えてきたことに対応した他にはない特徴的な保障内容となっています。

がんの通院治療では治療期間が長期化することが多く、通院の為に離職せざる得ないことも珍しくありません。

月額20万円は治療費の他に生活費にも使うことができますので、最近のがんの治療傾向にマッチした保障内容になっています。

そのため、すでに他のがん保険に加入している方で通院保障がなかったり足りないと感じているならば、保障を補うために主契約のみでの加入もお勧めです。

また特約のバリエーションが多く、保険の設計の自由度が非常に高くなっています。

多くのがん保険では標準で付いてくる入院給付金や通院給付金なども特約になっておりますので、ご自分の希望と支払える保険料に合わせて選択するとよいでしょう。

FPからのコメント2

チューリッヒのガン保険の特徴は、

  • 放射線治療、抗がん剤治療、ホルモン剤治療が主契約で、毎月保険金が受け取れること
  • 入院保障や通院保障、診断一時金などの特約をフレキシブルに選べること
  • リーズナブルな保険料

です。近年、ガン治療における入院日数はどんどん短くなっており、抗がん剤や放射線治療など、通院で行われることが増えています。

チューリッヒのガン保険はそんな傾向にぴったりマッチした内容になっており、すでに医療保険や医療特約で、入院保障を持っている方にもお勧めです。

FPからのコメント3

長期間の通院で治療費がかさむ「放射線治療給付金」「抗がん剤・ホルモン剤給付金」が月額20万円受け取れるのが安心。選択の自由度が高く、必要最低限の保障を希望している方にも対応する。

また、特約で診断一時金を回数無制限に設定したり、がん通院や悪性新生物保険料払込免除特約があるのも家計の助けになり、安心して治療に専念できる。

FPからのコメント4

理由としては、主契約が「放射線治療」や「抗がん剤治療」などの月々の治療費を回数無制限で受けられることで、入院・通院・手術・診断給付金や先進医療などの特約を必要なものだけ選択できる自由設計型であることです。

がんと診断されたら保険料免除になるところも心強い点でしょうか。

運営者からのコメント

従来のがん保険というと、がんと診断された際の「診断給付金」、入院日数に応じて受け取れる「入院給付金」、手術を受けた場合の「手術給付金」が基本的な保障となっています。

近年、通院治療が主流になってきている中、これらの基本補償を特約とし、通院保障に的を絞った画期的な保険がチューリッヒの(終身ガン治療保険プレミアム)です。

主契約が放射線治療、抗がん剤治療、ホルモン剤治療に対しての通院保障のみですので、保険料を抑えながら月額20万円(10万~60万円設定可能)を受け取ることができます。

保険金はがん治療だけでなく生活費にも使えるという自由度の高い支給条件も魅力的です。

また特約の種類も非常に豊富で、上記基本補償のほかに、がんと診断されたら以後の保険料が免除になる「悪性新生物保険料払込免除特約」や、「ガン先進医療特約」「ガン診断後ストレス性疾病特約」など、ニーズに合わせた特約が用意されています。

もちろん特約をつければつけるほど保険料は上がりますので、通院保障以外に欲しいものがあればよく考えてつけるとよいでしょう。

これからのがん治療に最も必要な通院保障に絞っている点、保障を絞ることで保険料が抑えられている点、特約など保険設計の自由度が高い点などから、このランキングではFPからの支持が圧倒的な1位となっております。

参考:がん保険は入院よりも通院?治療法の変化と保障の選び方

詳細解説:FPが解説!チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアム」

2位 オリックス生命(Believe ビリーブ)

特徴

  • がん治療給付金は、がんの治療のために入院するたびに何度でもおりる(ただし、頻度は2年間に1度が限度)
  • 特約はがん先進医療特約とがん通院給付金の2つとシンプル設計
  • がん治療のための入院や手術に対しておりる給付金は回数無制限でおりる

保障内容

主契約
入院給付金 5000~3万円(日数無制限)
退院給付金 5・10万円(回数無制限)
治療給付金(悪性新生物) 25・50万円 回数無制限(2年に1回が限度)
治療給付金(上皮内新生物) 25・50万円 回数無制限(2年に1回が限度)
手術給付金 5・10万円(回数無制限)
診断給付金(悪性新生物 初回) 50・100万円(1回のみ)
上皮内新生物への給付 保険料免除以外はすべて○
保険料払込免除 重い障害状態になったとき
保障期間 終身
保険料払込期間 60歳、65歳、70歳払、終身払
特約
通院給付金 5000・1万円(退院日の翌日から1年以内の通院、所定の手術、放射線照射、温熱療法、抗がん剤治療のための通院は一部支払い日数限度あり)
先進医療特約 最高2000万(回数無制限)

見積もり内容

給付金名 基本プラン 充実プラン
がん初回診断一時金 100万円 100万円
がん治療給付金 50万円 50万円
がん手術給付金 20万円 20万円
がん退院一時金 10万円 10万円
がん先進医療特約 あり(先進医療を受けられたときの技術料と同額を通算2,000万円)
がん通院特約 なし あり(1日につき10,000円)
保険料払込期間 終身 終身

※基本給付金額10,000円コース

※基本給付金額5,000円コースは50~75歳限定

月々の保険料例

性別 年齢 基本プラン 充実プラン
男性 20歳 1,900円 2,220円
30歳 2,580円 2,990円
40歳 3,710円 4,310円
50歳 5,500円 6,430円
女性 20歳 1,670円 2,020円
30歳 2,170円 2,640円
40歳 2,850円 3,490円
50歳 3,610円 4,360円

※2017年6月現在 公式サイト見積もりシミュレーションより

FPからのコメント

がん保険Believeは、保険の設計がシンプルながん保険です。基本給付額1万円のコースだと、がん罹患の初回のみ保障されるがん診断給付金が100万円です。

がん治療給付金がその半額ですが、2年間に1度を限度に、生涯に何度でもがん治療で入院する都度に受け取れます。このため、がんの再発や転移での治療にあたっての入院費用など心配しなくてもよくなります。

がん診断給付金もがん治療給付金も上皮内新生物にも適用されます。検査技術の向上で発見されることが増えている上皮内新生物も対象となる点はとても心強いです。

がん手術給付金やがん入院給付金が無制限が受け取れる点も特徴的です。1回のがん治療あたりの入院日数が減少傾向にあっても、入院日数が長引けば家計を圧迫しかねません。がんの再発や転移などで何度も入院や手術をする方も少なからず今もいます。

がん治療給付金もがん治療のための入院が条件です。その上、がん入院給付金も無制限に受け取れることを考えると、入院が必要な重いがんや治療の難しいがんに対しての備えにはピッタリながん保険と言えます。

特約にはがん先進医療給付金特約やがん通院給付金特約があります。特に通院給付金特約は通院して再発・転移防止に治療の軸が移っていますので、是非とも付加したい特約です。

Believeには健康相談サービスやセカンドオピニオンサービスもあります。必要ならば、優秀専門医を紹介してくれるので、がん治療で疑問や困った事があった場合にも大変心強いです。

運営者からのコメント

オリックス生命の「Believe」は、診断一時金・治療給付金・入院給付金・手術給付金・退院一時金など、バランスのとれた保障内容が特徴的です。

特に上皮内新生物でも診断一時金と治療給付金をダブルで100%受け取れる点(同額保障)は他の保険にはない特徴になっています。

診断一時金は初回のみですが、治療給付金はがんの治療で入院をしたときに2年に1回を限度として何度も受け取ることができます。

例えば、初回にがんと診断され入院を開始されたときは、合計150万円を受け取ることができ、その後、再発等して再入院等した場合は50万円受け取ることができるということです。

はじめてがんと診断されたときに手厚い保障になっています。また最近はがんの治療を通院で行うことも増えてきたため、通院給付金は特約で対応しています。

3位 FWD富士生命(がんベスト・ゴールドα)

特徴

  • 給付ががん診断一時金とシンプル
  • 充実した特約保障でそれぞれの不安にあわせてカスタマイズできる
  • 付帯サービスで、専門家に治療相談やカウンセリングを受けることが可能

保障内容

主契約
診断給付金(悪性新生物) 100~300万円 回数無制限(2年に1回が限度)
上皮内新生物への給付 保険料免除以外はすべて○
保険料払込免除
保障期間 終身
保険料払込期間 60歳、65歳、終身払
特約
入院給付金 3000~4万円(日数無制限)
手術給付金 1回の手術あたり 入院給付金日額の20倍(回数無制限)
診断給付金(悪性新生物 初回) 100万円(悪性新生物診断給付金と合わせて300万円まで)1回のみ
診断給付金(上皮内新生物) 10~100万円(悪性新生物診断給付金の50%の範囲内)回数無制限(2年に1回が限度)
先進医療特約 最高2000万円(回数無制限)
がん無事故給付金 10~50万円(5年ごと)
死亡保障特約 100~2000万円

見積もり内容

給付金名 支払概要
悪性新生物診断給付金 100万円
保険料払込期間 終身
悪性新生物初回診断一時金 50万円
がん先進医療給付金 先進医療にかかる技術料と同額(
通算最高2,000万円)
がん先進医療一時金 がん先進医療給付金×10%相当額
上皮内新生物診断給付金 50万円
保険料払込期間 終身

月々の保険料例

性別 年齢 保険料
男性 20歳 2,117円
30歳 2,944円
40歳 4,116円
50歳 6,025円
女性 20歳 2,038円
30歳 2,717円
40歳 3,365円
50歳 4,118円

※2017年6月現在 公式サイト見積もりシミュレーションより

FPからのコメント

新がんベスト・ゴールドαは、悪性新生物と診断確定されたときに一時金が受け取れるがん保険です。主契約と特約の組み合わせで最大300万円受け取ることができます。

がんと一言でいっても様々な種類があり、治療方法も「手術」「抗がん剤治療」「ホルモン治療」「放射線治療」等と様々です。その中から1人1人のがんに適した治療が行われていきます。

新がんベスト・ゴールドαは悪性新生物と診断されると一時金でまとまった金額が受け取れます。受け取り後は治療方法等にあわせて自由に使い道を選ぶことができます。一時金でまとまって受け取れると治療費だけなく、働けない間の生活費としても利用することが可能です。

特約保障もがん治療給付金特約、がん先進医療治療特約等充実しており、診断一時金だけでは少し不安に思う方は保障を手厚くできます。

また、がんと診断された以降の保険料の支払も不要なので、その点も安心です。がんと診断されたら、ご本人はもちろんのこと、ご家族も不安な気持ちになるものです。がんと診断された時、治療中の時、ご本人が不安な気持ちをご家族に相談できないことも多いようです。

この保険には「がんこころのサポートサービス」が付帯されており、心理カウンセラーのカウンセリングを受けることが可能です。お金の面だけでなく、心の面でも寄り添ってくれる保険です。

運営者からのコメント

FWD富士生命(がんベスト・ゴールドα)の特徴は、主契約が「診断一時金」のみで非常にシンプルなところです。

がん保険は主契約が複数あり特約もたくさんついているプランが一般的ですが、主契約をがんと診断されたら受け取れる診断一時金のみとしていますので非常にわかりやすく、欲しい特約は後からつけていけばよいので、一般の方でも選びやすくなっています。

診断一時金は最大300万円まで設定できますので、手術保障や通院保障はいくらなど細かいことは考えずに、がんと診断されたらいくら欲しいのかという1点のみを考え、給付金を設定するとよいでしょう。当然ですが、給付された一時金の使い道は自由です。

また一時金は2年に1度のお支払いを限度として何度でも受け取れますので、再発や転移にも備えることができます。

ちなみに「がん」と診断された後は以後の保険料の支払いが不要になりますが保障は一生涯続きますので、安心して治療に専念することができます。

またがんの治療においては「うつ」など心の病を併発するケースがありますが、FWD富士生命のがん保険は、臨床心理士や精神保健福祉士等の心理カウンセラーに電話で相談できるサービスもついており、心のケアまで考えた保険商品は他にあまりないのでこの点も評価できます。

4位 メットライフ生命(ガードエックス)

特徴

  • がんで手術・放射線治療・抗がん剤治療を受けた時または、がんの進行度が末期と診断されて入院または通院した場合にまとまったお金がおりる
  • ガン治療給付金は治療を受けている限り、1年ごと支払われる
  • 悪性新生物の診断確定で、以後の保険料免除

保障内容

主契約
治療給付金(悪性新生物) 50万円・100万円 (がんと診断確定され、公的医療保険の給付対象となる所定の手術、放射線治療、または抗がん剤治療をうけたとき、最上位の進行度を示す病期と診断され、入院または通院をしたとき)1年に1回を限度、5回まで
治療給付金(上皮内新生物) 25万円・50万円 (がんと診断確定され、公的医療保険の給付対象となる所定の手術、放射線治療、または抗がん剤治療をうけたとき)1年に1回を限度、5回まで
上皮内新生物への給付 保険料免除以外はすべて○
保険料払込免除
保障期間 終身
保険料払込期間 60歳払、65歳払、70歳払、終身払
特約
入院給付金 5000円・1万円(61日目から2倍)日数無制限
通院給付金 5000円(1年ごとに60回が限度)
診断給付金(悪性新生物) 50万円(回数無制限(2年に1回が限度))
診断給付金(上皮内新生物) 25万円 (上皮内新生物と診断確定されたとき)回数無制限(2年に1回が限度)
先進医療特約 最高2000万円(回数無制限)
先進医療支援給付金 先進医療にかかる技術料の20%(1回につき最高100万円)
ホルモン剤治療 10万円(1年に1回を限度に10回まで)
女性特定ケア給付金 30万円(乳房観血切除術は2回まで 卵巣観血切除術は2回まで 子宮観血切除術は1回まで)
乳房再建術給付金 30万円(女性特定ケア給付金が支払われる乳房観血切除術に対して1回を限度)

見積もり内容

  50万円コース 100万円コース
給付金名 シンプルタイプ 充実タイプ シンプルタイプ 充実タイプ
悪性新生物治療給付金 50万円 50万円 100万円 100万円
ホルモン剤治療 10万円 10万円 10万円 10万円
保険料払込免除 がんと診断されたら以後の保険料の払い込み免除
先進医療 保障あり 保障あり
通院給付金 日額5,000円 日額5,000円
診断一時金 50万円 50万円
入院給付金 日額5,000円 日額5,000円
保険料払込期間 終身 終身 終身 終身

※悪性新生物治療給付金と診断一時金は、上皮内新生物の場合50%の金額

※入院給付金は、61日目からは2倍の金額

保険料例

  50万円コース 100万円コース
性別 年齢 シンプルタイプ 充実タイプ シンプルタイプ 充実タイプ
男性 20歳 1,732円 1,194円 2,311円
30歳 2,571円 1,788円 3,440円
40歳 1,443円 3,982円 2,813円 5,352円
50歳 2,320円 6,409円 4,520円 8,609円
女性 20歳 1,062円 2,127円 1,964円 3,029円
30歳 1,584円 3,109円 2,916円 4,441円
40歳 2,210円 4,338円 4,042円 6,170円
50歳 2,826円 5,588円 5,209円 7,971円

※2017年6月現在 公式サイト見積もりシミュレーションより

FPからのコメント1

「ガードエックス」は、ガンと闘うことをコンセプトに開発された商品です。ガンの場合、手術をしたからといって治るとは限りません。術後に化学療法を行うこともあるでしょうし、手術をせずに放射線療法を行うという選択肢もあります。

ガンの治療は日々進歩しており、これまでガンは手術が治療の中心でしたが、手術を行わないというケースも増えてきました。この保険は従来のガン保険では、対応できない部分に焦点を当てたといってよいでしょう。

入院での治療はもちろん、外来での治療に対してもガン診断給付金が支払われますし、ホルモン療法など長期間に及ぶこともあります。健康保険を使えるとはいえ、毎月の出費は家計に重くのしかかります。

そんな負担を軽くしてくれるのが「ガードエックス」です。

手術や放射線、抗がん剤治療に対するガン治療給付金は、一括100万円ですし、その後のホルモン剤治療も、入院の有無や治療期間にかかわらず、10万円の給付金が支払われます。診断給付金特約もあります。

お金のことが気になって、治療を断念することもあるかもしれません。精神的に暗くなって治療の効果を最大に得られないかもしれません。

FPからのコメント2

メットライフ生命の「ガードエックス」は自由設計できる保険なので、自分のがんに対する心配事を中心に保障を付加したり、給付金額を設定できる点が特徴の保険になります。

がん治療給付金とがん診断給付金に関して上皮内新生物の時は、がんと診断された場合の半額の保障になります。

上皮内新生物は軽微ながんなので、治療が簡単な手術で治療できたり、短期間の入院で済むケースが多いため、治療費用が安価で済むことが多いです。そのため合理的な保障設定と言えます。

現代のがん治療は入院治療から通院治療に軸が移っています。そのため入院時の負担が軽くなっていることが多いです。しかし不幸にして重いがんだったり、治療の難しい部位のがんの場合は長い入院となり、家計への負担が重いものになります。

ガードエックスの入院保障は特徴的です。「61日目以降は入院日額が倍になる」という保障設計は万が一、がんで長期入院することになっても、安心して治療に専念できる入院保障内容になっています。

通院保障に関しても、充実しているので付加したい保障です。一旦、入院や手術などしなくても、がんの治療の為に通院すれば、通院給付金が所定の額受け取れます。その上、所定のホルモン剤治療をすれば入院・通院問わずに年に1回10万円が通算10回まで受け取れます。

がんの進行をコントロールするためにホルモン剤治療は通院治療の際にも多く用いられています。重いがんの時の入院による治療にも、軽微ながんの時の通院治療にもこのがん保険1つで間に合わせることができます。自分のイメージ通りの保障が欲しい方向けのがん保険です。

運営者からのコメント

メットライフ生命の「ガードエックス」は、がんの三大治療(手術・放射線治療・抗がん剤治療)もしくは、病期(ステージ)が診断されその日以後に入院または通院した場合に受け取れる「悪性新生物治療給付金」があります。

一括で50万円のコースと100万円のコースがあり、それぞれシンプルタイプと充実タイプに分かれます。どのコースでもがんと診断されたら以後の保険料の払い込みが免除になりますので安心です。

もちろん保険料の払い込みが免除になったとしても保障は一生涯続きますので、上記の「悪性新生物治療給付金」も、1年に1回を限度として通算5回まで受け取ることができます。

最近、乳がんや子宮がんなど女性のがんの治療では、ホルモン治療を通院で行うケースが増えてきました。この保険には、ホルモン剤治療給付金がついており、ホルモン剤治療を開始した場合、1回あたり10万円受け取ることができます。(1年に1回を限度に通算10回まで)

特約(オプション)は先進医療、通院保障、診断保障、入院保障など、基本的なものはすべて抑えていますので、ご自分の希望と保険料を考えながら最適な保険設計をするとよいでしょう。

5位 アクサダイレクト生命(がん終身)

FPからのコメント

1回のみの給付金ではあるが、上皮内がんもがんと同額受け取れるうえに、保険料が他社と比べて割安なのも魅力。貯蓄と保険は切り離して考える観点からみておすすめである。

5位 アフラック(新生きるためのがん保険DAYS)

6位 マニュライフ生命(こだわりガン保険)

保障内容

主契約
診断給付金(悪性新生物) 50万円・100万円・300万円(重度ステージ診断確定の時は2倍)回数無制限(2年に1回が限度) 重度ステージの際の上乗せは1回のみ
診断給付金(上皮内新生物) 25万円・50万円・100万円 回数無制限(2年に1回が限度)
がん無事故給付金 25万円・50万円・150万円(ステージⅢ、Ⅳと診断確定されてから5年経過時に生存しているとき)1回のみ
上皮内新生物への給付 保険料免除以外はすべて○
保険料払込免除
保障期間 終身
保険料払込期間 10年、60歳満了、65歳満了、70歳満了、終身
特約
入院給付金 5000円~2万円(日数無制限)
通院給付金 2500円~1万円(通院期間あたり60日まで、通算無制限)
手術給付金 5~30万円(放射線治療を受けた時と共通)放射線治療および一部の手術は60日に1回限度
先進医療特約 最高2000万円(回数無制限)
先進医療支援給付金 5万円
緩和療養給付金 5~30万円(月ごと)通算12回限度
抗がん剤治療 5~30万円(月ごと)通算60日限度
放射線治療 5~30万円(手術給付と共通)60日に1回限度

6位 東京海上あんしん生命(がん治療支援保険NEO)

保障内容

主契約
入院給付金 5000円・1万円(日数無制限)
診断給付金(悪性新生物) 50万円・100万円 (初回、再発、転移ともに診断確定されたとき)回数無制限(2年に1回が限度)
上皮内新生物への給付 保険料免除以外はすべて○
保障期間 終身
保険料払込期間 終身
特約
通院給付金 5000円・1万円(1入院45日、通算730日まで)
手術給付金 10万円・20万円(60日に1回限度)
診断給付金(悪性新生物 初回) 100万円(1回のみ)
診断給付金(上皮内新生物) 100万円 (診断確定されたとき)1回のみ
先進医療特約 最高2000万円(回数無制限)
抗がん剤治療 10万円(通算60カ月まで)

各保障の意味

保障名 意味
保障期間 保障される期間のこと。通常「終身」がほとんど。終身=一生涯という意味
保険料払込期間 保険料をいつまで払い込む必要があるか
入院給付金 がんの治療を目的として入院したとき。入院1日につきの金額
通院給付金 がんの治療を目的として入院し、その入院前後の一定期間にがんの治療のために通院したとき。通院1日につきの金額
退院給付金 退院1回あたり
治療給付金(悪性新生物) がん治療のために入院を開始したとき
治療給付金(上皮内新生物) がん治療のために入院を開始したとき 上皮内新生物
手術給付金 がんの治療のために所定の手術を受けたとき。1回当たりの金額
診断給付金(悪性新生物) 初めて悪性新生物と診断確定されたとき、また、前回の支払事由該当日から2年経過後に、悪性新生物の治療のために入院・通院したとき
診断給付金(悪性新生物 初回) 初めて悪性新生物と診断されたとき
診断給付金(上皮内新生物) 上皮内がんと診断確定されたとき
2回目以降は、前回の支払い受有該当日から2年経過後に、上皮内新生物のために入院したとき
先進医療特約 がんの治療のために所定の先進医療をうけたとき
先進医療支援給付金 先進医療給付金の支払われる療養を受けたとき。1回あたり。1回限度
緩和療養給付金 がんが原因で入院または通院をし、公的医療保険の給付対象となる所定のがん疼痛緩和の所定の治療を受けたとき。月当たりの金額
抗がん剤治療 がんの治療のために入院または通院をし、公的医療保険の給付対象となる所定の抗がん剤治療を受けたとき。月当たりの金額
ホルモン剤治療 がんの治療のために入院または通院をし、公的医療保険の給付対象となる所定のホルモン剤治療を受けたとき。月当たりの金額
放射線治療 がんの治療のために所定の放射線治療を受けたとき。月当たりの金額
女性特定ケア給付金 がんの治療のために乳房観血切除術、卵巣観血切除術、子宮観血切除術のいずれかを受けたとき
乳房再建術給付金 女性特定ケア給付金が支払われる乳房観血切除術を受けた乳房に対して、所定の乳房再建術を受けたとき
がん無事故給付金 5年ごとの特則の保険期間満了時に生存していて、かつ、悪性新生物診断給付金を受け取らなかったとき
保険料払込免除 はじめてがん(悪性新生物)と診断確定されたら、以後の保険料の払い込みが不要になる
死亡保障特約 がんを直接の原因として死亡したとき
がん診断後ストレス性疾病給付金 がんと診断確定されたあと5年以内に、所定のストレス性疾病を発病されたと診断されたとき
上皮内新生物への給付 粘膜の浅い部分にできた癌 参考:上皮内新生物はがんではない?がん保険選びの注意点