FPが教える正しいがん保険の選び方

がん保険は、がんの治療費の補填に非常に大きな効果がある生命保険ですが、これから、がん保険の加入を検討している方々からしますと、どのようながん保険が本当に良いものなのか気になる方も多いのではないでしょうか。

保険会社が取り扱っているそれぞれのがん保険によっても、様々な保障の違いがあることから、自分にとって本当に最適ながん保険について知っておくためには、がん保険を選ぶ上で大切なポイントを確実に押さえておく必要があります。

そこで本記事では、正しいがん保険の選び方について、どのようなポイントを押さえておく必要があるのか、要点をわかりやすく解説していきます。

正しいがん保険とは、治療費の自己負担分が確実に保障されること

そもそも「正しいがん保険」とは、いったいどのようながん保険のことを言うのでしょう。

これには、明確な定義というものはありませんが、少なくともがんの治療にかかる治療費の自己負担を避けられるがん保険が、正しいがん保険といえるでしょう。

つまり、手持ちのお金からがんの治療費を負担せずに、がんの治療にかかるすべての支出をがん保険でまかなえるようにしておくことという意味です。

治療にかかる費用の内訳

国立がん研究センターがん情報サービス 治療にかかる費用について

上記イメージ図は、がんの治療にかかわる費用をまとめたものになりますが、手持ちのお金からがんの治療費を負担せずに、がんの治療にかかるすべての支出をがん保険でまかなえるようにしておくには、「本人が負担する費用(黄色の囲み)」の部分をがん保険で保障されれば良いことになります。

具体的には、がんの治療費にかかわる「保険診療分」「保険外診療分」「その他」といったそれぞれの費用が、がん保険のどの保障で補填されるのかといった部分を押さえることが大切になります。

がん治療にかかわる費用は、がん保険のどの保障で補填されるのかを考える

それでは、「保険診療分」「保険外診療分」「その他」の治療費が、がん保険のどの保障で補填することができるのか、解説を進めていきます。

保険診療分

初再診料、入院料、検査料、投薬注射料、手術料などは、がん保険の「診断給付金」「入院給付金」「手術給付金」といった保障で対応が可能です。

保険診療分にかかるがんの治療費は、公的保険の対象となることから、年齢などによって1割から3割の自己負担分で済む特徴があるほか、公的保険の高額療養費制度によって、1ヶ月の自己負担限度額が決まっている特徴もあります。

保険外診療分

文書料(診断書など)、特別室使用料(差額ベッド代など)、先進医療かかわる費用などは、がん保険の「診断給付金」「先進医療給付金」といった保障で対応が可能です。

保険外診療分にかかる費用は、公的保険の対象外であることから、原則として、かかった費用はすべて自費扱いとなります。

そのため、がんと診断された時に一時金でお金が支給される「診断給付金」や先進医療を受けた時に支払われる「先進医療給付金」といった2つの保障は、がん保険に加入する上で欠かすことができない保障であると考えることができます。

その他

通院費、入院中の日用品代、お見舞い返しなどは、がん保険の「診断給付金」「通院給付金」といった保障で対応が可能です。

がんと診断された時に一時金でお金が支給される「診断給付金」は、50万円、100万円、200万円など、自分で保障金額を決められる特徴があり、保険外診療分やその他の費用で自費扱いとなるものに対して効果を発揮する保障になります。

また、がんの治療は、入院から通院にシフトされている現代医療を考慮しますと、がん保険の「通院給付金」は、絶対に欠かすことができない保障であると言い切ります。

がんの治療は、無事退院してからも年単位で通院治療や検査などがあるほか、服薬による副作用や体調がすぐれないことによって仕事に支障が生じ、休みがちになったりするリスクもあることから、収入が減少することも十分考えられます。

このような場合を想定した、がん保険の「診断給付金」「通院給付金」は、がんの治療において確実に重宝されることは確かであると思われます。

医療保険に加入している方は、がん保険との重複保障に注意

がん保険の加入を検討している皆さまで、すでに医療保険に加入している方は、がん保険との重複保障に注意が必要です。

特に、「入院給付金」「手術給付金」は、加入している医療保険と確実に保障が重複することになるため、無駄な保険料の支出を抑える上でも、医療保険の保障との調整やがんの必要な保障のみ契約が可能ながん保険を見つけることも大切でしょう。

参考 がんで入院することが決まったら、限度額適用認定証の交付手続きを

限度額適用認定証とは、高額療養費制度で計算された自己負担分の医療費のみを病院の窓口等で支払うことができるものになります。

あらかじめ医療費が高額になることが予測できる場合は、限度額適用認定証の交付を受けておくことで、わざわざ高額療養費を申請する手間が省けるほか、一時的に高額な医療費を負担することも避けられるため、非常に便利です。

限度額適用認定証の交付を受けるためには、加入している公的保険の保険者に対して申請をすることになるのですが、たとえば、国民健康保険に加入している方であればお住いの市区町村役所、健康保険であれば、協会けんぽ、健康保険組合であれば、それぞれの会社の健康保険組合といったように、申請先が異なります。

限度額適用認定証を病院の窓口などへあらかじめ提出しておくことで、実際に請求される医療費は、高額療養費制度が適用された後の金額となるため、極度に大きな金額の請求が来ることはなく、併せて、保険会社に対して給付金の請求をしておくことで、手持ちのお金を支出することがなく対応をすることができるわけです。

まとめ

正しいがん保険とは、がんの治療にかかる費用をすべてがん保険の保障でまかなうことができる保険であると筆者は考えています。

高額療養費制度や医療保険の加入の有無など、個々によって置かれている状況は異なりますので、それぞれ自分の現在の状況や将来の状況を加味した上で正しいがん保険とがん保障を選ぶことが重要になります。

がん保険の待ち期間も保険料は支払い続けるの?

がん保険の特徴を考えた時に真っ先に思い浮かぶ特徴には、「がん保険は、がんのみに特化した生命保険であること」「がん保険には、保障がされない免責期間が必ずあるということ」の2つがあります。

がんの保障のみに特化している生命保険であるということは、当然、がん以外の病気で生命保険金が支払われることはありませんが、がんになってしまった時の保障は、極めて厚い保障になることは言うまでもありません。

では、もう1つの特徴にあたる「がん保険には、保障がされない免責期間が必ずあるということ」は、いったいどのようなことを意味し、私たちにどのような影響を与えるのでしょうか。

本記事では、がん保険の待ち期間に焦点をあてて、基本的な特徴の解説から、支払保険料の取り扱いまで幅広く解説を進めていきます。

がん保険の待ち期間(待機期間)とは

がん保険の待ち期間とは、別に待機期間とも呼ばれ、がん保険の契約をした際の保障がなされない期間のことをいいます。

つまり、がん保険の契約が完了し、第1回目の支払保険料を保険会社へ支払ったとしても、がん保険の待ち期間に、万が一、がんにかかっていることがわかった場合などは、保障が受けられないことを意味します。

待ち期間

チューリッヒ生命 終身ガン治療保険プレミアムDX ガンには保障されない期間があります

上記イメージ図において、待ち期間とは、「不てん補期間90日」の部分にあたり、第1回保険料相当額の支払いとがん保険に加入するために告知書へ現在や過去の身体状態について伝える「告知」がともに完了した日(保険期間の始期)から90日間は、がん保険の保障がなされない、いわゆる免責期間となります。

したがいまして、がん保険の保障が実際に開始される時期(責任開始期といいます)は、91日目からの開始となります。

このことから、がん保険に関する保障の責任開始期前にがんと診断確定された場合には、契約したがん保険は無効となり、保険金や給付金などが支払われることはありません。

なお、解説にあたりまして、チューリッヒ生命のがん保険を例にしましたが、がん保険の待ち期間は、がん保険を取り扱っているすべての生命保険会社で共通していることであり、保険会社間の例外というものはありません。

また、がん保険に似たようなものとして、医療保険の特約扱いとなっている「がん保障」なども同様の取り扱いとなっており、がん保険やがん保障には、待ち期間が必ず存在するということを押さえておく必要があります。

がん保険の待ち期間も保険料は支払い続ける必要はあるのか

では、実際にがん保険を契約し、90日間の待ち期間におきましても、保険料は支払い続ける必要があるのでしょうか。

こちらは、結論から申し上げますと、支払う必要があります。

実際に、がんの保障がなされないのにも関わらず、90日(約3ヶ月)もの保険料を支払うことについて腑に落ちない方も大勢おられると思いますが、こちらには、しっかりとした理由が実はあります。

それは、「不正に保険金や給付金を得るのを防止するため」です。

たとえば、がん保険に加入していない方が、がんと医師に診断されたことによって、虚偽でがん保険に加入した場合、不正に保険金や給付金を得てしまうことも十分に考えられます。

こちらは、告知義務違反にあたるほか、このような不正で保険金や給付金を得ることは、できず、時に大きな事件に発展してしまう可能性があることは言うまでもありません。

また、健康診断や人間ドッグなどで、がんなのかもしれないといった懸念が生じた場合、飛び入り加入のように、がん保険へ加入しようと考える方もおそらく大勢いると思われます。

しかし、このようなことができてしまいますと、生命保険の在り方に問題が生じることに繋がります。

生命保険は、年齢、性別、保険会社などによって支払保険料が異なる特徴があるのですが、「公平性」といった観点から、生命保険に加入することで簡単に利益を得られたり、がんになっているかもしれないため、その時になったらがん保険へ加入するといったことが認められてしまえば、そもそも、がんへの備えとしてがん保険に加入している方との公平性が保たれなくなってしまいます。

これらのような理由から、がん保険には、待ち期間があり、併せて保険料も支払い続けていかなければならないといったルールがあるわけです。

がん保険の待ち期間中に、もしも、がんになった場合の保険料の取り扱いとは

これまでの解説だけでは、1点大きな誤解を招きかねないと思われますので、補足させていただきますが、仮に、がん保険の待ち期間中に、もしも、がんになった場合は、これまでに支払った保険料が無駄になってしまうと思われている方も多いのではないでしょうか。

こちらにつきましては、もしも、このような偶発的なことが起こってしまった場合、これまで支払った保険料は返金され、保険契約は無効としての取り扱いがなされることになります。

つまり、がん保険の加入のために支払った保険料が無駄になることはないものの、これからがんにかかる治療費が長年に渡って家計を苦しくしてしまう大きな影響を与えてしまうことは言うまでもありません。

まとめ

本記事では、がん保険の待ち期間に焦点をあてて、基本的な特徴の解説から、支払保険料の取り扱いについて解説をしました。

がん保険の保障が開始されるためには、待ち期間が経過した後になることはご理解できたと思いますが、待ち期間中の保険料も無駄になることがないことを踏まえますと、がんへの備えとして、がん保険に加入することは早ければ早い程、良いのは確かです。

がんにかかる治療費は、入院、手術、退院、通院などのサイクルを通じて、それぞれ医療費がかかることになりますが、現代では、がん治療が通院をメインに行われている実態を考慮しますと、がん保険の保障は家計にとって欠かすことのできないものになっています。

最後は、メッセージのような形になってしまいましたが、がん治療における負担は、非常に大きなものとなるのが通常であるため、想定されるリスクを考えた上で、がんへの備えを検討しておきたいものです。

がん保険の加入を考えるベストなタイミング

がん保険の加入を考えるベストなタイミングには、明確なルールが決められておりませんが、少なくとも「がん保険に加入した方が良いかな?」と思った時に加入することがベストなタイミングの1つであると思います。

とても大雑把な考え方ではあるのですが、ここでは、ライフプランや保険相談といった第三者からの依頼相談に応じているFPの立場と経験を踏まえた上で、がん保険の加入を考えるベストなタイミングというものを探っていきたいと思います。

なお、本記事で紹介する考え方は、筆者個人の主観が多くなっていることから、がん保険を検討加入する上での1つの参考としていただければ幸いです。

ライフプランを見直した時やライフイベントがあった時

がん保険の加入を考える上で、ライフプランを見直した時やライフイベントがあった時は、やはり、がん保険の加入を考えるベストなタイミングといえます。

たとえば、将来に渡ってライフプランを見直した時というのは、現在において足りない部分を補うことになるため、少なくともがんになって家計が圧迫されるリスクを改善するための1つ方法として、がん保険への加入が考慮されることになるでしょう。

また、結婚、出産、住宅購入などのようなライフイベントがあった時は、どのライフイベントにおいても家族や家計を守るための「責任」が生じることになります。

結婚であれば配偶者を守る責任、出産であれば配偶者と子を守る責任、住宅購入であれば家族を守る責任と住宅ローンが滞らないようにするための家計を守る責任、家計に医療費負担をかけないための責任などがあたるでしょう。

このようなことから、ライフプランを見直した時やライフイベントがあった時は、がん保険の加入を考えるベストなタイミングであると考えられます。

率直にがん保険の必要性について感じた時

がん保険が必要か不要かは、人それぞれの考え方によって異なるものでありますから、いわば、がん保険に対しての価値観の違いになると思います。

しかし、この価値観の変化というものは、生きていく上で誰にでも起こり得るものであり、たとえば、以下のような時に、率直にがん保険の必要性について感じる時なのかもしれません。

  • 友人や知人が、がんになったことで大きな医療費がかかることを知った
  • がんで退院した後の通院治療が大変なことを知った
  • 友人や知人が、若くしてがんで死亡したことを知った
  • ニュース・新聞・インターネットサイト・ブログなどで率直にがん保険の必要性を感じた など

最初は、がん保険について不要だと思っていた方も、年齢を重ねていくことや前述したようなきっかけによって、がん保険に対する必要性の変化というものは十分に考えられます。

「思い立ったが吉日」と言われることもありますが、率直にがん保険の必要性について感じた時、素直にその考えに準じてがんへの備えを準備することは良いタイミングであると筆者は思います。

がんにかかってしまった場合の経済的なリスクを知った時

がんになると大きな医療費負担が強いられることは、多くの皆さまが予測することができていると思いますが、特に、いつ、どの程度の医療費負担が必要になるのか把握しておくことはとても重要です。

たとえば、がんで入院し手術を受けた場合は、高額療養費制度によって一定限度までの医療費負担で済むことになりますが、高額であることには変わりなく、自分や家族の場合は、いくらになるのか知っておく必要があります。

そして、その医療費負担をどのように補填することができるのか考え、対策を講じておく必要があります。

医療保険に加入している方であれば、がんの入院や手術にかかる医療費は補填することが可能であると考えられますが、問題は「がんの通院治療」です。

がんの通院治療は、退院から始まることになりますが、定期的な検査や治療、服薬などが年単位で行われることになるため、家計にかかる経済的な負担が大きい点は、意外と疎かにされがちです。

がんの治療は、通院治療にシフトしている現代医療を踏まえますと、この辺まで考えたがんへの備えが必要になってくると考えることができます。

がん保険は、健康状態が良好でなければ加入できない現実がある

がん保険に限ったことではありませんが、生命保険へ加入するにあたり、基本的には健康状態が良好でなければ保険に加入することができない現実があります。

そのため、医師からがんと宣告を受けたからといってがん保険に加入することは当然のことながらできないほか、がんの疑いがあるからといって、がん保険に加入することも現実問題としてできません。

現在では、健康状態に多少の問題があったとしても生命保険に加入することができる「引受基準緩和型保険」や健康状態をそもそも問わない「無選択型保険」と呼ばれるものもありますが、一般の生命保険に比べて保険料負担や保障内容で不利なことは言うまでもありません。

このような理由があることから、がん保険に加入するのであれば、健康状態が良好な内に、保険料負担が軽く、かつ、保障内容がしっかりしている通常のがん保険に加入することが望ましいのは確かです。

がん保険を利用する(保険金や給付金を請求する)可能性を考えてみる

がんは、2人に1人がかかり、3人に1人が、がんによって死亡するとよく言われますが、これをがん保険に置き換えて考えますと、2人に1人が、がん保険を利用するかもしれない現実があるということになります。

確率にして「50%」です。

これは、実に高い数値であると思いますが、読者の皆さんはどのように感じますでしょうか。

まとめ ~がん保険の加入を考えるベストなタイミングとは~

本記事で紹介させていただいた内容から、がん保険の加入を考えるベストなタイミングをまとめてみたいと思います。

  • ライフプランを見直した時やライフイベントがあった時
  • 率直にがん保険の必要性について感じた時(がん保険の価値観に変化が生じた時)
  • がんにかかってしまった場合の経済的なリスクを知った時

これらのタイミングに加え、がん保険は、加入年齢が若い程、保険料負担が軽いことや健康状態が良好な内に加入しておくことが望ましいことを踏まえますと、少なくとも、できる限り早い内に加入しておくべきだと考えることができます。

健康診断での「経過観察」は告知すべき?がん保険加入時の注意点

がん保険に加入する際、「告知書」と呼ばれる書類に記載されている内容について、正しく回答をしなければならず、これを「告知」といいます。

告知書には、過去の病歴や現在の身体状況について質問されていることがほとんどで、保険会社によって若干の違いはあるものの、ほぼ問われる内容について共通している特徴があります。

保険契約を締結する際、この「告知」について嘘の記載をすることは、「告知義務違反」にあたり、保険契約が無効となる場合や保険金や給付金が支払われることはないといった大きなデメリットを負うことになりますが、本記事では、告知書に記載されている「経過観察」といった項目について焦点をあてて、解説を進めていきたいと思います。

経過観察とはいったいどのようなものなのか、また、健康診断などで経過観察といった判断がなされた場合、告知をする必要はあるのか、などについて学んでいきましょう。

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そもそも「経過観察」ってどのようなもの?

経過観察とは、健康診断などの数値から専門家にあたる医師などが、引き続き身体の様子を確認するといった考え方と生活習慣を改善する必要があるといった考え方の2つの考え方があります。

ただし、がん保険へ加入する際における経過観察の解釈とは、がん保険の引き受けを承諾する側である保険会社の判断によって決定されるべきものであることから、前述した経過観察の考え方とは、また違ったものになると考えられます。

たとえば、健康診断によって経過観察と判断された内容や数値についてがん保険に加入する上で、さほど差し支えのないものであると保険会社から判断されれば、がん保険に加入することは可能である一方、がんにかかっていそうな懸念やその他の医学的事情などを考慮した時に、何かしらの問題があると判断されれば、がん保険に加入することができないことになります。

そのため、保険会社によって経過観察によるがん保険の引き受け判断は、ケース・バイ・ケースになるといったことを意味します。

健康診断での「経過観察」は告知する必要がある

がん保険へ加入する際、健康診断等で「経過観察」といった判断を受けた場合は、言うまでもなく、正しく告知書へ記載しなければなりません。

実際に、健康診断で「要経過観察」といった判断が下ったのにも関わらず、告知義務違反をした後の事例がありますので、これを見ることでいかに大きなデメリットを被ることになるのかご理解することができるでしょう。

経過観察

JCASTテレビウォッチ 夫が急死!アテにしてた保険が入らない…気づかぬ「告知義務違反」「加入期間不足」より引用

経緯と弁護士の見解が記載されておりますが、ポイントは、健康診断の結果、「要経過観察」の指摘があったのにも関わらず、「告知書に経過観察の指摘は伏せて異常なしに丸を書いて提出した」ところにあります。

これは、弁護士が見解している「契約して2年以内は告知義務違反」といった時期に関わらず、そもそも告知義務違反にあたります。

この理由として、「告知書に経過観察の指摘は伏せて」とあることから、弓野さんが契約した保険の告知書には、経過観察の指摘を告知するように求めていたことが推測でき、それに対して嘘の告知をしたと容易に判断することができるためです。

告知義務違反を犯したことによって、保険金が支払われず、これまで支払ってきた保険料が返還されることはないデメリットを踏まえますと、告知義務違反は絶対に犯すべきではないことがご理解できると思います。

子どもが誕生することで、保険契約をして備えるといった弓野さんの心情は、とても理解することができますが、告知義務違反を犯さずとも必要としている保険に加入する方法というのは、しっかりと確認や調べることで探せるものです。

がん保険の告知書は、保険会社によって異なるため注意

告知の重要性についてご理解いただけたと思いますが、がん保険に加入する際に記載する告知書は、保険会社やがん保険の種類などによって告知内容が異なりますので注意が必要です。

たとえば、A社のがん保険は、告知事項が10項目あったのに対して、B社のがん保険では、告知事項が9項目だったなどのイメージですが、いずれの場合も、問われた項目に対して偽ることなく正しく告知をするようにしましょう。

当然のことながら、告知書で問われている内容について見落としていたなどといった理由で告知義務違反が免れることはありませんので、がん保険に加入する際に対応してくれる担当者のアドバイスを受けることも大切です。

担当者の誘惑に注意 不告知教唆をされた場合は?

先に紹介した事例では、保険に加入する人が告知義務違反を犯しましたが、たとえば、事例と同じ条件で保険に加入する人が、正しく告知をしようとしているのにも関わらず、保険担当者が虚偽の記載をするように促した場合はどうなるのでしょう。

このようなことを「不告知教唆(ふこくちきょうさ)」といい、不告知教唆とは、告知書に記載されている内容について正しく告知をしないように勧めることや正しくない告知をするように勧めることをいいます。

仮に、不告知教唆によって締結した保険契約について、保険法では、保険会社が保険契約を解除することができないと定めておりますが、不告知教唆をされたことを証明するのが非常に困難であるのが現状です。

通常、保険担当者や保険代理店としては、保険契約を締結したいのが当然でありますから、誠意を持って対応してくれる方がほとんどである一方、やはり不告知教唆を勧めるなどで自分の利益を優先してしまうのも後を絶ちません。

仮に、不告知教唆を勧められて保険加入をしたとしても、保険会社から告知義務違反と判断された場合に、不告知教唆があったことを証明することができなければ、それは、不告知教唆ではなく告知義務違反にあたることは言うまでもないのです。

まとめ

健康診断の「経過観察」は、告知書に記載されている以上は、必ず正しくありのままを告知するようにしましょう。

告知義務違反や不告知教唆を犯した後に辿り着く先は、本記事で紹介した事例と同じ末路であることをしっかりと肝に銘じて注意していただきたいと思います。

がん保険は何歳まで入っておくべき?最適なやめ時は?

がんは、2人に1人がかかると言われ、3人に1人が、がんによって死亡すると言われる生活習慣病ですが、一般に、がんにかかってから、がんの治療がある程度落ち着くまでには、年単位の時間を要します。

言うまでもなく、がんにかかってから、治療が落ち着くまでの医療費は、年間を通じて100万円を超えてしまうことも決して珍しいことではなく、生活する上で家計に占める医療費の負担は非常に大きなものとなります。

このような家計の負担を軽減し、がんの治療に特化した生命保険が「がん保険」であり、高確率でかかる可能性のある大病であるため、がん保険の必要性やニーズが多くの世代間で高まっています。

本記事では、多くの世代にニーズのあるがん保険について何歳までに入っておくべきなのか、仮に、がん保険を解約するのであれば最適な止め時といったものはいつなのかなどについて考えていきたいと思います。

がんは、一生涯においてどのくらいの確率でかかるものなのか

がん保険は、何歳までに入っておくべきなのか考える上で欠かすことができない統計として「がんの罹患率」があげられます。

がんの罹患率とは、がんにかかってしまう確率を表しており、国立がん研究センターがん情報サービスで公開されている最新がん統計によると、男女別にがん罹患率が以下のようになっています。

男性のがん罹患率

国立がん研究センターがん情報サービス 最新がん統計 5)がんに罹患する確率~累積罹患リスク(2013年データに基づく)◆現在の年齢別では

上記表は、現在の年齢から将来がんにかかる罹患率を表したものであり、たとえば、現在、30歳の男性が20年後の50歳までにがんにかかる罹患率は、2%といった見方になります。

同じような見方でそれぞれ確認していきますと、30歳の男性が30年後の60歳までは「7%」70歳までは「21%」、80歳までは「41%」の確率でがんにかかる可能性のあることが確認できます。

女性のがん罹患率

国立がん研究センターがん情報サービス 最新がん統計 5)がんに罹患する確率~累積罹患リスク(2013年データに基づく)◆現在の年齢別では

女性の場合も先に解説した男性の場合の見方と全く同じになりますが、性別によってがんの罹患率が大きく異なっていることが確認できます。

なお、男性と女性が、すべてのがんにかかる罹患率をグラフに表したものは以下の通りです。

男女のがん罹患率

国立がん研究センターがん情報サービス 最新がん統計 4)がん罹患率~年齢による変化 ◆全がん

男女共に、40代あたりからがんの罹患率が徐々に増加し始め、歳を重ねるごとにその確率が増していることが確認できます。

がん保険は何歳まで入っておくべきなのか

これまで、男女別によるがんの罹患率について紹介をさせていただきましたが、がん保険は何歳までに加入しておくべきといった明確な定義をするようなものではなく、少なくともがんに罹患する確率が高くなる前に加入することが望ましいです。

特に女性の場合は、乳房や子宮といった女性特有のがんに若い内から罹患する可能性が高くなっていることを踏まえますと、産まれてすぐに加入しておく備えや10代などから備えておくといった選択肢も決しておかしなことではありません。

なぜならば、私たちは、いつがんに罹患するのか、わからないからです。

何歳に自分ががんになってしまうのか、そもそもがんにかかるのか、かからないのかについてもわからないわけでありますから、がんがとにかく心配な方やがん保険の必要性について感じている方は、年齢を問わず、早めに加入検討しておくことがやはり望ましいでしょう。

併せて、支払保険料についても触れておきたいと思います。

がん保険を含めた生命保険は、男女といった性別、年齢、保険会社、保険種類などによって支払保険料がすべて異なりますが、年齢が若ければ若い程、支払保険料が少なくて済むという条件は、すべての保険会社で共通しています。

支払保険料の負担を軽くするといった意味や一度がんにかかると基本的にがん保険へ加入するのが極めて難しいといった特徴も押さえた上で、がんへの備えを再確認しておきたいものです。

がん保険を解約するやめ時はあるのか

保険会社が取り扱っているがん保険の多くは、保険期間が終身となっているものが多く、いわば、一生涯保障されるタイプのものがほとんどです。

また、そもそもがん保険に加入する目的を考えた時、がんになってしまった場合における保障の備えであるはずですから、そもそも途中でがん保険を解約する止め時を考えることは、がん保険に加入することと矛盾しています。

先に紹介した、がんの罹患率を表すグラフを見ますと、歳を重ねれば重ねる程、がんにかかるリスクが大きくなることが確認できることから、現在加入しているがん保険を活用する可能性も年齢を重ねるごとに高くなってくることが考えられます。

このような状況が予測される中で、現在加入しているがん保険について解約することを検討する方はさすがにいないのではないでしょうか。

がん保険に加入するのであれば、基本的に止め時といったものはありません。

むしろ、がん保険の払込免除特則などを付加して、一生涯のがんのお守りとしてがん保険に加入する考え方の方が正しい在り方であると筆者は思います。

まとめ

がんの罹患率を見た時の感じた方は、1人ひとり異なります。

それは、現在、自分が置かれている状況とがんが密接に関係しているか、関係していないかが大きく影響をしているからです。

がん保険の価値観も、これと全く同じだと筆者は考えています。

たとえば、両親が、がんに罹患し、その医療費やその他の援助をしたことがある方であれば、がん保険の必要性を心から感じ、家族に負担をかけないように、すぐにでもがん保険に加入するでしょう。

逆に、がんとあまり関係のない方にとってみますと、がん保険の必要性を感じることはなかなか難しいのではないでしょうか。

がん保険は、若い内から万が一の備えやお守りとして加入しておきたい保険ではありますが、ライフプランやライフイベントといったもののほか、がんにおける直接の影響を受けて初めてその重みに気付く方が多いのが現状だと思います。

がん保険は、その価値観に個人差が大きい生命保険の1つだと思いますが、いま一度、がんの特徴や罹患率を振り返り、自分はどうなのか確認してみるきっかけになれば幸いです。

白血病(血液がん)はがん保険で保障されるのか?

  • 執筆者
  • 40代・50代女性のためのお金の相談室
  • FP 三原 由紀

白血病はがんという名前はついていませんが血液のがんなのでがん保険で保障されます。今回は、白血病とがん保険の保障についてみていきましょう。

血液のがんは白血病だけなの?

血液のがんは、骨髄の中で血液がつくられる過程(造血の過程)で起こるがんのことをいいます。

多くの種類がありますが、主に3大血液がんといわれ以下のように分類されます。白血病は3大血液がんの中の一つに分類されます。

白血病
  • 急性白血病
  • 慢性白血病
悪性リンパ腫
  • ホジキンリンパ腫
  • 非ホジキンリンパ腫
多発性骨髄腫  

白血病はどんな病気?

白血病は、大きく分けると急性(がん化した細胞が急速に増殖する)白血病と慢性(がん化した細胞がゆっくりと増殖する)白血病があります。その他にも以下の通りにさまざまな種類があります。

急性白血病
  • 急性骨髄性白血病
  • 急性リンパ性白血病/リンパ芽球性リンパ腫
  • 急性前骨髄球性白血病  他
慢性白血病
  • 慢性骨髄性白血病
  • 慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫  他
成人T細胞白血病/リンパ腫骨髄異形成症候群  他

出典:国立がん研究センターがん情報サービス「白血病の分類」

白血病に罹患する確率

白血病罹患率グラフ

出典:国立がん研究センターがん情報サービス・最新がん統計

部位別のがん罹患率で1年期間に人口10万人あたり何例がんと診断されるかみて見ると、白血病は男性10万人あたり11.2人(約0.01%)女性10万人あたり7.7人(約0.008%)と罹患する確率としては多くはありません。

また、JALSG(日本成人白血病治療共同研究グループ)によると、白血病の発生率の内訳は急性白血病と慢性白血病の比が約4:1です。急性白血病のなかでは骨髄性とリンパ性の比は成人で約4:1となることから、白血病のなかで急性骨髄性白血病の発生率が高いことがわかります。

どんな治療が行われるの?

具体的に、急性骨髄性白血病の治療についてみていきましょう。

急性骨髄性白血病は、わかりやすく説明すると白血球になる前の未熟な血液細胞に何らかの遺伝子異常が起こり、がん化した細胞(白血病細胞)が無制限に増殖することで発症します。

臓器などでは腫瘍になりませんが血液の中で増殖を繰り返します。そのため血液の中の正常細胞が減少して、貧血・出血・免疫低下で発熱などが起こります。

治療の基本は、主に抗がん剤治療である化学療法を繰り返し行いますが、年齢や経過を見て以下のような治療も行っていきます。

  • 分化誘導療法
  • 分子標的治療
  • 造血幹細胞移植
  • 支持療法

特に65歳以上の場合には全身状態をみて治療方法を選択します。

治療による副作用として食欲不振・吐き気・脱毛・皮膚への影響・便秘や下痢などがみられることもありますが、適切な対応を行うことで克服できます。

現在では医療技術の進歩もあり“白血病=死の病”ではなくなりつつあります。

治療費はどのくらいかかるの?

治療費

このように治療を受けた場合の費用はいくらかかるのでしょうか?

治療の基本である抗がん剤を使用した治療の中から、寛解(※)を目的とする治療、その状態を維持するための治療、再発・難治性の場合の治療費についてみていきましょう。

(※)寛解(がん細胞とがんに伴う症状が見かけ上なくなった状態で治癒ではない状態)

寛解を目的とする治療(寛解導入療法) 219,380円
65,815円 ※自己負担3割
1コース(4週間)の治療スケジュール
状態を維持するための治療(寛解後療法) 453,050円
135,915円 ※自己負担3割
1コース(5日間)の治療費
再発・難治性の場合の治療費 728,060円
218,418円 ※自己負担3割

出典:がん治療費.com

上記の治療費は抗がん剤の標準使用量の薬剤費のみになります。薬の処方料・調剤料・検査費用は含みません。抗がん剤の使用量は体重か体表面積によって決められます。

がん保険でどこまで保障されるの?

治療費

白血病の治療の基本である抗がん剤治療には比較的長期間の入院が必要となることが想定されます。

抗がん剤治療は手術ではないので、ひと昔前のがん保険で診断給付金・手術給付金・入院給付金が主な保障の場合には、診断給付金と入院給付金を受け取ることになるでしょう。

また、退院後に通院での抗がん剤治療を受ける場合には通院給付金で保障されます。がん保険によっては、抗がん剤・ホルモン剤治療給付金で入院・通院に関係なく1ヶ月につき10万円からの保障というものもあります。

1日あたり・1ヶ月あたりの定額給付であり、抗がん剤治療の自己負担が高額になった場合など給付金を上回る金額については自己負担することになります。

そのような場合には、実費補償タイプのがん保険でカバーすることが可能です。実費補償タイプのがん保険は、かかった治療費の実費の給付金があり、現在のところ5年や10年の有期保障タイプのみの取り扱いとなります。

なお、高額な治療費がかかった場合には国の高額療養費制度があることも押さえておきたいところです。

高額療養費制度とは

高額療養費制度とは、医療機関や窓口で支払った金額(公的医療保険の自己負担額)がひと月で上限額を超えた場合、その超えた金額を支給する制度です。

公的医療保険でカバーされない入院時の食費や差額ベッド代などは含まれません。上限額は年齢や収入によって異なり、69歳以下については以下になります。

上限額(平成29年8月から平成30年7月診療分まで )

適用区分(目安として) ひと月の上限額(世帯ごと) 多数回該当の場合
年収1,160万円~ 252,600円+(医療費-842,000)×1% 140,100円
年収約770~約1,160万円 167,400円+(医療費-558,000)×1% 93,000円
年収約370~約770万円 80,100円+(医療費-267,000)×1% 44,400円
~年収約370万円 57,600円 44,400円
住民税非課税者 35,400円 24,600円

出典:厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ

上の表の「多数回該当の場合」は、過去12か月以内に3回以上、上限額に達した場合で4回目から上限額が下がります

抗がん剤治療などで高額な治療費がかかった場合には、心強い公的医療制度です。

まとめ

白血病は血液のがんであり、がん保険で保障されます。

白血病に罹る確率は部位別がんの中では低いものの、罹った場合の治療は長期間の入院と高額な治療費がかかる可能性があります。その場合、がん保険の診断給付金・入院給付金・通院給付金・抗がん剤治療給付金などで保障されます。

また、高額な治療費がかかった場合には、実費補償タイプのがん保険で実際にかかった治療費の実費を保険金額の範囲内で保障することが可能です。

いっぽう、公的医療制度で医療費の窓口負担の金額が上限を超えた場合に高額療養費の支給があることもおさえておきたいところです。

FPが解説!オリックス生命「がん保険Believe[ビリーブ]」

  • 執筆者
  • 40代・50代女性のためのお金の相談室
  • FP 三原 由紀

がん保険は保険会社によって保障内容が異なるため、単純に保険料だけで比較することが難しいものがあります。保障内容の特徴を理解して、自分に必要な保障を選択したいものです。

今回は、がん保険FPガイドの「FPが選ぶおすすめがん保険人気ランキング」で2位にランクインしたオリックス生命「がん保険Believe[ビリーブ]」について解説します。

保障内容の特徴

バランスのとれた基本保障

「がん保険Believe[ビリーブ]」は、バランスのとれた基本保障と一生涯の保障を確保できる終身タイプが特徴です。

主契約で「診断」「入院」「手術」「退院」のすべての保障をカバー、特約は「通院」「先進医療」の2つのみ、基本給金額は1万円のプラン(50歳~75歳は半額保障プランも用意)とシンプルであり、初めてがん保険の加入を検討する人にも分かりやすい保障内容になっています。

区分 名称 給付金 保障内容
主契約 無配当新がん保険(2010) がん初回診断一時金 100万円
【給付条件】
初めてがんと診断確定されたとき
■保険期間を通じて1回のみ
がん治療給付金 50万円
【給付条件】
がんの治療を目的とした入院の開始
■支払回数無制限(ただし、2年に1回を限度)
がん入院給付金 1万円x入院日数
【給付条件】
がんの治療を目的として入院した時
■支払日数無制限
がん手術給付金 20万円
【給付条件】
入院の有無を問わない
■支払回数無制限
がん退院一時金 10万円
【給付条件】

  • がんで10日以上の継続入院後の退院時
  • 給付後の退院日を含め30日未満に開始した入院の退院時は対象外

■支払回数無制限

特約 がん先進医療特約 がん先進医療給付金 先進医療にかかる技術料と同額
【給付条件】
がんを直接の原因として先進医療による療養を受けた時
■通算2,000万円限度
がん通院給付金 がん通院給付金 1万円x通院日数
【給付条件】

  • 所定の手術、放射線治療、温熱療法、抗がん剤治療(経口投与を除く)のための通院を支払日数無制限
  • 退院後1年以内の通院のうち60日まで保障

出典:オリックス生命「がん保険Believe[ビリーブ]」を元に筆者が作成

はじめてのがん診断確定時の保障が厚い

はじめてがんと診断確定された時には「がん初回診断一時金」の給付があり、その後入院した時には「がん治療給付金」と合計150万円を受け取ることができます。

これは、一般的ながん保険と比べて治療開始時の保障が厚く、がんに罹ったことによる経済面での不安を軽減することが期待できます。

上皮内新生物を基本保障で同額保障

上皮内新生物は、上皮内がんともいわれる極めて初期のがんです。適切に治療を行えば転移もなく治ると言われており、保険会社によっては保障対象外あるいは減額保障の扱いになるがん保険もあります。

「がん保険Believe[ビリーブ]」では、すべての給付で上皮内新生物を同額保障としているので安心です。

入院時の保障が厚い

以下のタイミングで各一時金を受け取ることができます。

  • 診断時 「がん初回診断一時金」100万円 ※初回のみ
  • 入院時 「がん治療給付金」50万円 ※2年に1回、無制限
    「がん入院給付金」1万円x入院日数
  • 退院時 「がん退院一時金」10万円 ※10日以上の入院

入院日数

出典:厚生労働省「平成26年(2014)患者調査の概況

がん治療は以前に比べると入院治療から通院治療へとシフトしていますが、入院治療をした場合の日数の平均はほぼ10日以上であることが上の表から分かります。

入院日数に関わらず受け取ることができる「がん治療給付金」と「がん入院給付金」に加えて、10日以上入院した場合に「がん退院一時金」を受け取ることができるので退院後の通院の治療費にも備えることができます。このように入院時の保障が厚いのも特徴の一つです。

加入する際に気をつけたいポイント

通院治療の保障

はじめてがんと診断確定後、通院治療になった場合でも「がん初回診断一時金」を受け取ることができます。

「がん初回診断一時金」は1回のみの保障なので、2回目以降にがんと診断確定された場合には「がん治療給付金」になりますが、給付条件が“がんの治療を目的として入院を開始したとき”となります。

そのため通院のみでの治療の場合には給付がありません。現在のがん治療は、外来治療率が入院治療率を上回ります。

入院しないで通院での治療になる可能性は高いので、不安な場合には特約で付加できる「がん通院給付金」を検討しましょう。長期間の通院治療についても支払日数に制限がないので安心です。

保険料払込免除の条件

「がん保険Believe[ビリーブ]」は保険料払込免除が基本保障されていて、免除の条件は“不慮の事故により約款所定の身体障害の状態、または病気・ケガにより約款所定の高度障害状態に該当した場合”になっています。

一般的ながん保険で保険料払込免除が基本保障や特約にある場合、条件については“がん(悪性新生物)と確定診断された場合”のものが多く見られます。

がんを対象とした保険料払込免除の特約もないので加入を検討する際には注意しておきたいところです。

まとめ

「がん保険Believe[ビリーブ]」は一生涯の保障がある終身タイプで、バランスのとれた基本保障と特約は、はじめてがん保険の加入を検討する人にもわかりやすい保障内容となっています。

また、加入する年齢が高くなると保険料も高くなる50歳以上には半額保障プランがあり、保険料を低く抑えることで加入しやすくしています。

特徴としては、はじめてがんと診断確定され入院での治療を始める場合には、一般のがん保険と比べて手厚い保障があることです。また、退院一時金があり退院後の通院治療に備えることもできます。

いっぽう、通院のみで治療をする場合には、初回のみ給付の「がん初回診断一時金」で備えることになり、不安な人は特約で通院保障の付加を検討すること、また、がんを対象とした保険料払込免除が特約にない点も確認しておきたいポイントです。

がん保険と医療保険は別々とセットどちらがいい?

ケガ、病気になった時やがんになった時、急に医療費が必要になるということがあります。

そんな時に頼りになるのが、保険です。

すでに医療保険やがん保険に加入していても見直しをしたい方やこれから加入を検討する方がいると思います。医療保険とがん保険を単独で加入すればいいのか、医療保険にがん保険を付帯するセットタイプがいいのか、判断が難しいのではないでしょうか。

保障内容や保険料の面などから、どちらのタイプがいいのか見ていきましょう。

診断給付金が欲しい方はがん保険単独加入をおすすめします→チューリッヒ生命 保険市場で資料請求

医療保険とがん保険の加入率の状況

医療保険、がん保険のそれぞれの特徴と加入率の状況を見ていきましょう。

医療保険

医療保険は、がんを含む、病気やケガをした時の入院や治療に備えておくことができます。医療保険の加入率の状況は、下の図表からご覧ください。

入院給付金

出典:(公財)生命保険文化センター「平成28年度 生活保障に関する調査 《速報版》」の「疾病入院給付金の支払われる生命保険加入率」

広義での医療保険(=疾病入院給付金が支払われる生命保険)の加入率は、72.1%となっています。過去20年間で見ても、加入率に大きな変化はみられません。

日本には、公的医療保障がありますが、いざという時の備えとして、年齢・性別を問わず、多くの人にとって、医療保険に加入しておきたいという意識が高いことが分かります。

がん保険

がんは、2人に1人の割合でなると言われているほど、高い確率でかかる可能性があります。がん保険は、がん治療に特化した保険です。

もしも治療が長期化し、治療費の負担増や収入減になったとしても、安心して治療に専念できます。では、がん保険・がん特約の加入率の状況はどうでしょうか。下の図表をご覧ください。

がん保険加入率グラフ

出典:(公財)生命保険文化センター「平成28年度 生活保障に関する調査 《速報版》」の「疾病入院給付金の支払われる生命保険加入率」

民間の生命保険会社やJA、生協、全労済で取り扱っているがん保険・がん特約(全生保)の加入率は37.8%になっています。

約3人に1人の割合で加入しているという現状で、3年ごとの調査においても加入率が上昇しており、この15年の間でみると約1.8倍の伸び率になっていることが分かります。

がん保険と医療保険は別々とセットどちらがいいのか

医療保険の加入率は70%を超え、がん保険・がん特約の加入率は年々増えています。どちらの保障にも備えたい人が多いのでしょう。

では、どのような加入方法がいいのでしょうか。すでに医療保険に加入している方はがん特約を付帯したほうがいいのか、あるいは新規に、がん保険に単独で加入したほうがいいのでしょうか。

ここで、がん保険単独の場合、医療保険単独の場合そして、医療保険にがん特約を付帯した場合の次の3つのパターンを40歳男性でシミュレーションしてみました。

保障内容と保険料の違いを見てみましょう。

  A社 B社
保障内容 保険料 保障内容 保険料
がん保険(単独)
  • 診断給付金100万円(1回限り)
  • 入院給付金1万円/日(日数無制限)
  • 通院給付金1万円/日(退院後通算日数60日)
  • 手術給付金20万円/回(回数無制限)
  • 先進医療特約2000万円まで
  • がん治療給付金50万円/回(回数無制限)
  • 退院一時金10万円/回(回数無制限)
3,710円
  • 診断給付金100万円(1回限り)
  • 入院給付金1万円/日(日数無制限)
  • 通院給付金1万円/日(退院後通算日数180日)
  • 手術給付金1回につき20万円(回数無制限)放射線治療含む
  • 診断保険金100万円(1回限り)
  • 治療給付金10万円/1か月(抗がん剤治療特約)
5,712円
医療保険(単独)
  • 手術給付金 入院中20万円、外来5万円(回数無制限)
  • 入院給付金1万円/日(1入院60日 通算:1,000日)
  • 先進医療特約 通算2,000万円まで
4,262円
  • 手術給付金 手術の種類により40・20・10・5万円/回(放射線治療給付金含む)
  • 入院給付金1万円/日(1入院60日 通算:1,095日)
  • 先進医療特約 通算2,000万円まで
  • 初期入院保障特則 1律10万円
  • 特定疾病入院給付金1万円/日(日数無制限)
5,124円
医療保険+がん特約
  • 上記の医療保険(単独)の保障内容
  • +診断給付金特約1回につき100万円(回数無制限)
6,622円
  • 上記の医療保険(単独)の保障内容
  • +特定治療支援特約 がん診断給付金50万円(1回限り)手術・放射線・抗がん剤治療を受けたとき2~5回50万円/回(心疾患など6疾病が対象)
7,777円

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がん保険単独の場合

がん保険の特徴の一つに「診断給付金」があります。これは、がんと診断されると受取れる給付金で使用目的が自由なので、入院の準備や交通費などの雑費にも使うことができ、使いやすい給付金といえるでしょう。

入院給付金は、入院時1日いくら、通院給付金は通院時1日いくらと定められている給付金です。B社の通院給付金は、退院後の通院の通算日数がA社の3倍の180日保障となっています。

また、B社は手術給付金の保障内容に放射線治療を行った場合も保険金の支払い対象となっており、保険料はやや高いですが、A社に比べ、手厚い保障内容です。

ただ、A社には先進医療特約が基本保障には入っていますが、B社はオプションとなりますので、先進医療特約を付帯すると更に保険料がアップします。

いずれにしても、保障の詳細内容や保険料に差はありますが、がん保険(単独)に加入する場合はA社やB社のようなタイプが多くなっています。

医療保険単独の場合

A社とB社ともに、手術をした時に受取れる「手術給付金」、入院した時に受取れる「入院給付金」そして、全額自己負担になる「先進医療特約」の保障がついています。

B社は医療保険に関わらず、「特定疾病入院特約」という3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)の入院の場合にも対応し、支払日数無制限でがんの保障内容もついているのが特徴です。

厚生労働省の患者調査によると、精神や神経、脳血管疾患の病気は入退院を繰り返す可能性、そして長期入院になる傾向があります。

例えば、脳血管疾患(脳卒中)の平均在院日数は89.5日となっており、心疾患(急性心筋梗塞)の20.3日と比較しても長めになっています。がんだけでなく、そのような長期入院への備えを考えると、医療保険に加入も検討するとよいでしょう。

医療保険+がん特約

1つの保険で、医療保険とがん保険に加入できる方法です。

図表を見ていただけたら分かるように、医療保険とがん特約のセット加入は、下記の2点のメリットが、一般的なご家庭にはおすすめの加入方法です。

1.1つの保険でがん保険と医療保険の両方に備えることができる

2.セットで加入することで、保険料をおさえることができる

ただし、加入時の注意点として、主契約の医療保険が終身(一生涯保障)タイプでなければ、途中で保障期間が切れ、同時にがん特約もなくなってしまう点があげられます。

また、ご自身が備えたい保障内容を網羅しているかの確認が必要です。がん特約については、がん保険単独の保障内容に比べ、手薄になっていることが多いからです。

もし医療保険とセット加入のがん特約の内容では不安な場合は、がん保険(単独)と医療保険(単独)の別々の加入となりますが、保障内容が手厚くなる分、当然保険料が高くなります。

保障内容を把握しながら、家計とのバランス、家族構成、子どもの成長などのライフプランの変化も考慮し、加入方法を選択するとよいと思います。

がん保険の年齢別・性別保険料相場

医療保険より重要性を増しているがん保険ですが、保険料はどのくらいかかるのでしょうか。

人気のがん保険の特徴と年齢別・性別の保険料を整理してみました。ご自身のニーズに合った商品を選ぶ参考にしていただければと思います。

チューリッヒ生命「終身がん治療保険プレミアム」

このがん保険の特徴的な点は、

  • 最近のがん治療の主流である通院による「放射線治療」「抗がん剤治療」「ホルモン剤治療」に対する給付が主契約になっていて、治療を受けた月に定額が支払われる。
  • 従来メインの保障だった「入院」や「手術」に対する給付や「先進医療」の保障は特約で選択でき、必要な保障を選択できる自由度が高い。
  • がんになったら保険料の支払いが免除される「悪性新生物保険料払込免除特約」もあり、付加しておけば万が一の時に心強い。

ことで、保障内容を絞り込むことで保険料をリーズナブルにすることができます。

保険料試算の前提となる条件(保険期間:終身、保険料:終身払)

保障内容 シンプルプラン ベーシックプラン
主契約
(必須)
放射線治療給付金
(注1)
月額10万円(回数無制限) 月額10万円(回数無制限)
抗がん剤・ホルモン剤治療給付金
(注1)
月額10万円(回数無制限) 月額10万円(回数無制限)
特約
(必要な物を選択可)
がん入院特約 なし 日額5,000円(日数無制限)
がん手術特約 なし 1回10万円(回数無制限)
がん診断特約 一時金100万円(回数無制限、2年に1回が限度) 一時金100万円(回数無制限、2年に1回が限度)
がん通院特約 なし 日額5,000円(支払条件あり)
がん先進医療特約 なし 通算2000万円限度
悪性新生物保険料払込免除特約(上皮内新生物は対象外) なし あり

その他、がんで緩和療養を受けたとき、がんと診断された後のストレス性疾病を保障する特約もあり。
※注1 「放射線治療給付金」「抗がん剤・ホルモン剤治療給付金」は月額10~60万円まで選択可。

すでに、医療保険で入院や手術、先進医療などの保障を確保している方に、がんになった時の不足分を必要なだけ補う形で加入するのもお薦めです。

年齢別・性別保険料(月払い)

  シンプルプラン ベーシックプラン
男 性 女 性 男 性 女 性
20歳 2,064円 2,066円 2,689円 2,616円
30歳 2,557円 2,459円 3,357円 3,129円
40歳 3,451円 2,982円 4,566円 3,812円
50歳 5,177円 3,564円 6,902円 4,624円

チューリッヒ生命HP 保険料シミュレーションより作成
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オリックス生命「Believe(ビリーブ)」

このがん保険の特徴的な点は、

  • 「入院」や「手術」「診断給付金」などを主契約とする従来型の保険だが、解約返戻金や死亡保障などをなくし、保険料が安くおさえられている。
  • 初めて「がん」と診断されたときの保障が手厚く、経済的な心配が軽減される。
  • 「がん初回診断一時金(初回のみ)」のほかに「がん治療給付金(回数無制限・2年に1回を限度)」があり、再入院等にも備えられる など、手術や長期入院などに手厚い保険といえます。

保険料試算の前提となる条件(保険期間:終身、保険料:終身払)

保障内容 基本プラン 通院特約あり
主契約
(必須)
がん初回診断一時金
(初回のみ)
100万円 100万円
がん治療給付金 50万円(回数無制限、2年に1回が限度) 50万円(回数無制限、2年に1回が限度)
がん入院給付金 日額10,000円(日数無制限) 日額10,000円(日数無制限)
がん手術給付金 1回20万円(回数無制限) 1回20万円(回数無制限)
がん退院一時金 1回10万円(回数無制限) 1回10万円(回数無制限)
特約 がん通院給付金 なし 日額10,000円
がん先進医療特約 通算2000万円限度 通算2000万円限度

「診断給付金」「入院」「手術」「通院」などがんに対する幅広い保障をリーズナブルに求める方にお薦めの保険です。

年齢別・性別保険料(月払い)

  基本プラン 通院特約あり
男 性 女 性 男 性 女 性
20歳 1,900円 1,670円 2,220円 2,020円
30歳 2,580円 2,170円 2,990円 2,640円
40歳 3,710円 2,850円 4,310円 3,490円
50歳 5,500円 3,610円 6,430円 4,360円

オリックス生命HP 保険料シミュレーションより作成
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FWD富士生命「新がんベスト・ゴールドα」

このがん保険の特徴的な点は、

  • 主契約が診断給付金のみで、診断一時金特約と合わせて最高300万円まで選べる。
    (入院、手術、通院治療、生活費の補填など使い道は自由)
  • 悪性新生物と診断されたら、以後の保険料は免除。
  • 特約も「上皮内新生物診断給付金特約」「がん先進医療特約」「がん治療給付金特約」「女性がんケア特約」などとシンプル。

保険料試算の前提となる条件(保険期間:終身、保険料:終身払)

保障内容 診断給付金のみ 先進医療あり
主契約
(必須)
悪性新生物診断給付金(注1) 100万円(回数無制限、2年に1回が限度) 100万円(回数無制限、2年に1回が限度)
特約 悪性新生物初回診断一時金(注1) 50万円(初回のみ) 50万円(初回のみ)
上皮内新生物診断給付金 50万円(回数無制限、2年に1回が限度) 50万円(回数無制限、2年に1回が限度)
がん先進医療特約 なし 通算2000万円限度

※注1 「悪性新生物診断給付金」「悪性新生物初回診断一時金」合わせて300万円まで選択可。

年齢別・性別保険料(月払い)

  診断給付金のみ 先進医療あり
男 性 女 性 男 性 女 性
20歳 2,018円 1,940円 2,117円 2,038円
30歳 2,820円 2,594円 2,944円 2,717円
40歳 3,987円 3,238円 4,116円 3,365円
50歳 5,887円 3,986円 6,025円 4,118円

FWD富士生命HP 保険料シミュレーションより作成
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それぞれのがんの状態によって、「入院」「手術」が必要になるか、「通院治療」が必要になるかわかりません。

そんなとき、使い道の自由な診断給付金が十分に確保できれば安心して治療に臨むことができるでしょう。

メットライフ生命「ガードエックス」

このがん保険の特徴は、

  • 入院・通院に関わらず、「手術」「放射線治療」「抗がん剤治療」の三大治療に対応する。
    (ホルモン剤治療は1年に1回通算10回まで)
  • がん治療給付金は1年に1回を限度(通算5回まで)に支払われる。
  • 悪性新生物と診断されたら、以後の保険料は免除。
    最新の「放射線治療」「抗がん剤治療」に対する手厚い保障を得ることができます。

保険料試算の前提となる条件(保険期間:終身、保険料:終身払)

保障内容 基本プラン 特約あり
主契約
(必須)
がん治療給付金(注1) 100万円(1年に1回通算5回まで) 100万円(1年に1回通算5回まで)
ホルモン剤治療給付金 1回10万円(通算10回まで) 1回10万円(通算10回まで)
特約 がん入院保障 なし 日額5,000円(入院日数が61日目以降10,000円)
がん通院保障 なし 日額5,000円(入院61日目より2倍)
がん診断保障(注1) なし 50万円(悪性新生物の場合)
がん先進医療保障 なし 通算2000万円限度

※注1 上皮内新生物の場合は、上記給付金の50%

年齢別・性別保険料(月払い)

  基本プラン 特約あり
男 性 女 性 男 性 女 性
20歳 1,194円 1,964円 2,311円 3,029円
30歳 1,788円 2,916円 3,440円 4,441円
40歳 2,813円 4,042円 5,352円 6,170円
50歳 4,520円 5,209円 8,609円 7,971円

メットライフ生命HP 保険料シミュレーションより作成
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主契約のみの基本プランは特に若い男性の保険料が安くなっています。若いうちにがんに対する最低限の保障を確保したい方にはお勧めです。

アフラック「新生きるためのがん保険DAYS」

このがん保険も、三大治療(「手術」「放射線治療」「抗がん剤治療」)への保障が厚いのが特徴です。

  • 手術は一部を除き回数無制限、放射線治療は60日に1回を限度に回数無制限、抗がん剤治療は治療を受けた月ごとに給付金が支払われる。
  • 退院後1年以内の通院と三大治療のための通院は日数無制限。
  • 再発に備えるため「診断給付金複数回支払特約」がある。

保険料試算の前提となる条件(保険期間:終身、保険料:終身払)

保障内容 エコノミープラン 充実プラン
主契約
(必須)

 

がん診断給付金 100万円(初回のみ・上皮内新生物は10万円) 100万円(初回のみ・上皮内新生物は10万円)
がん入院給付金 日額5,000円 日額10,000円
がん通院給付金 日額5,000円 日額10,000円
がん手術治療給付金 1回10万円(14日間に1回・回数無制限) 1回20万円(14日間に1回・回数無制限)
がん放射線治療給付金 1回10万円(60日間に1回・回数無制限) 1回20万円(60日間に1回・回数無制限)
がん抗がん剤治療給付金 5万円(治療を受けた月ごと) 10万円(治療を受けた月ごと)
特約 がん先進医療特約 通算2000万円限度 通算2000万円限度

年齢別・性別保険料(月払い)

  エコノミープラン 充実プラン
男 性 女 性 男 性 女 性
20歳 1,439円 1,499円 2,129円 2,279円
30歳 2,009円 2,084円 2,949円 3,199円
40歳 2,974円 2,999円 4,389円 4,719円
50歳 4,719円 3,834円 7,069円 6,089円

アフラックHP 保険料シミュレーションより作成
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診断給付金は1回のみですが、その後の治療に対する保障が手厚くなっています。手術や長期入院が心配な方にはお勧めです。

まとめ

以上、人気のある5商品の特徴とモデルケースにおける保険料を見てきました。

年齢別・性別保険料の相場といわれるとプランにより幅広くなりますので、各社シンプルなプラン(診断給付金を100万円にそろえています)で整理すると、下記の図表となります。

  男 性 女 性
20歳代 1,000円代~2,000円前後 1,000円代~2,000円前後
30歳代 2,000円前後 2,000円前後
40歳代 2,000円代~4,000円前後 2,000円代~3,000円前後
50歳代 4,000円代~5,000円代 4,000円前後

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男性のほうが年齢を重ねるにつれ保険料が高くなることがわかりますね。

ただし、保障内容が各社異なりますので、保険料だけで単純に比較することはできません。
まずは、ご自身が必要とする「がん」に対する保障が

  • 診断給付金(がんと診断された際に一時金として給付されるもの)なのか
  • 「放射線治療」「抗がん剤治療」など通院による治療に備えるものなのか
  • 「手術」や「長期入院」に幅広く備えるものなのか

をはっきりさせると、どの商品が適しているのか見えてきます。

そのうえで、必要な特約を付加していけば理想の保障ができてくるでしょう。すでに医療保険に加入していたり、これから加入する方は重複する保障を少なくすれば、保障内容も保険料もスマートにできますね。

また、

  • 診断給付金は初回のみか、複数回支払われるか?
  • 上皮内新生物に対する保障はどうか?
  • 保険料払込免除になる条件は?

などもチェックポイントです。

ここでは各商品の特徴についておおまかにまとめました。各社のサイトやパンフレットで詳細を確認してご検討ください。