FPが30代の人におすすめするがん保険の選び方

テレビで芸能人ががんにかかったと、報道されているのを頻繁にみかけるようになり、自分は大丈夫かなと心配になることはないでしょうか?

いざという時の備えとして、医療保険やがん保険に加入していても、将来かかる可能性のある病気の内容を理解している方は多くないかと思います。

30代は仕事が忙しかったり、お付き合いが多かったり、小さなお子さんがいたり、体調不良を訴えることもないなど様々な理由がありますが、30代でかかりやすいがんや将来かかる可能性のあるがんなど、知っておくことで万が一の時に備えることができます。

それでは、備えの一つであるがん保険をどう選べばいいのか、まず30代でかかりやすいがんをみていきましょう。

30代がかかりやすいがんとは

自分事あるいは家族や知人が30代の若さでがんにかかることは、なかなかイメージしずらいかと思います。下の図をご覧ください。

出典:公益財団法人 がん研究振興財団「がんの統計’16」より(P36 15(2) の図、地域がん登録推計値における40歳未満のがん患者数の部位内訳(2008-2012年合計))

まず、男性の25歳から39歳のがんの部位の内訳ですが、最も高い部位が大腸、次いで胃、悪性リンパ腫と続いています。大腸がんは、飲酒や肥満、動物性脂肪や蛋白質の過剰摂取などの生活習慣や食生活の影響や遺伝的な要因も含まれているようです。

次に、女性の25歳から39歳のがんの部位の内訳として、乳房が全体の3割を占め、続いて子宮頚部、甲状腺の順番となっており、女性特有の部位ががんにかかりやすいことが分かります。

その他、女性特有の病気として子宮筋腫、子宮内膜症など、35歳以上は高齢出産となり、帝王切開など妊娠・出産に伴うリスクも考えられます。

また、今後、年を重ね40代、50代‥‥となった場合、男性では、40代から肺のがんが増加し、大腸、胃に関しても、30代に引き続き罹患数が伸びているといわれています。

女性は、30代後半から乳房のがんが急激に増え、40代には1回目のピーク、60代に2回目のピークを迎えるようです。

将来かかりやすいがんを予測できるということは、20代・30代では予防ができるとも言い換えることができると思います。次に、どのような予防が考えられるか考えてみましょう。

生活習慣を振り返って、がん予防を

がんの原因の多くは、たばこや飲酒、食事などの日常の生活習慣に関係するものだといわれています。

国においても、「がん対策推進基本計画」という2007年6月に策定された計画の中でたばこ対策が、がん予防のための重要な施策とされています。

国立がん研究センターから下表の予防法が提唱されています。

特に、30代はこれからの人生が長いため、まず「予防」は大切なことです。

日本人のためのがん予防法

種類 予防法
喫煙 たばこは吸わない。他人のたばこの煙を避ける
飲酒 飲むなら、節度のある飲酒をする
食事 食事はバランスよくとる
・塩蔵食品、食品の摂取は最小限にする
・野菜や果物不足にならない
・飲食物を熱い状態でとらない
身体活動 日常生活を活動的に
体形 適正な範囲に
感染 肝炎ウイルス感染検査と適切な措置を
機会があれば、ピロリ菌検査を

出典:国立がん研究センター がん情報サービス 日本人のためのがん予防法 —現状において日本人に推奨できる科学的根拠に基づいたがん予防法—を基に作成             

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30代で備えるがん保険

ファイナンシャルプランナーの相談業務の際にがんを克服された方から、早めにがん保険に入っておけば良かったという声を聞くことがあります。

30代の多くの方が、子育て中、また、住宅ローンを背負っていることから、急な入院や手術にかかる費用を、貯蓄だけで対応するのが厳しい可能性があります。

そのため、がんと診断されたら100万円ほど受け取れる「診断給付金」の保障があるとよいでしょう。

厚生労働省のデータによると、男性が30代からかかりやすい大腸がんや胃がんの入院期間が治療内容にもよりますが約2週間。昨今、平均入院日数が短縮し、通院で治療を受ける傾向が高いです。

そして、退院後に放射線治療や化学療法をすることを想定すると、「放射線治療給付金」や「化学療法給付金」の保障があると安心ですが、「診断給付金」はどんな治療でも使用できるので、がんと診断されたら、いくらもらえるのかをシンプルに確認して加入しましょう。

女性は、30代後半から乳がんが急激に増え始めることから、女性向けがん保険の加入も選択肢の一つになります。

入院給付金の上乗せや、子宮全摘術を受けた際に受け取れる給付金などの保障が含まれるものがあります。

また、先進医療(厚生労働大臣が定めた先進性の高い医療技術)特約は検討しましょう。放射線治療の一つである陽子線治療は200~300万円もの高額な治療費を自己負担することがあります。

保険とはそもそも支払いが困難なものにかけるものですから、高額な出費になりがちな先進医療特約は忘れずにつけておきましょう。

30代でがん保険に加入するメリット

30代でがん保険に加入するメリットとしては、やはり保険料の安さにあります。

大手保険会社で男性の30歳、40歳、50歳で月々の支払い保険料を比較してみました。

加入年齢別の支払い保険料比較表

年齢 終身払いタイプ 60歳払済タイプ
30歳 ¥1,899 ¥2,878
40歳 ¥2,459 ¥4,523
50歳 ¥3,534 ¥9,994

大手保険会社のがん保険シミュレーションを基に作成(主契約月額給付10万円の場合)

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条件として、診断給付金、通院給付金、三大治療、先進医療をつけた場合です。

支払方法は月々の保険料負担を抑え、保険料の払込期間が一生涯続く方法の「終身払いタイプ」、退職後、老後は保険料の負担を心配したくない方向けの60歳ですべての保険料を払い終える方法の「60歳払済タイプ」でシミュレーションしてみました。

50歳の終身払いタイプの保険料は、30歳の約1.9倍となっており、60歳払済タイプだとなんと約3.5倍の保険料となっています。年齢が若い30代の時に加入すると、毎月の保険料を抑えることができるということがわかります。

すでに医療保険に加入している場合は?

すでに医療保険に加入している方は、がん特約を加えることでがんにかかった場合の通院給付金や先進医療に備えることができます。

また、女性においては、30代後半から急増する乳がんにかかる可能性が高いことから、女性特有の病気やがんに特化した医療保険に加入するのも一つの方法です。

先進医療の技術料の保障や入院給付金の上乗せ、中には乳房再建術の保障も含まれるものなどもあるので、保障内容を確認するといいと思います。

まとめ

現在の年齢だけでなく、将来かかる可能性のあるがんは何かを知り、その備えとしてのがん保険を考えること。

同時に予防として、日頃の生活習慣の見直し、健康を保つためにこれから何ができるのかを考え、行動することが大切なことと思います。

将来のライフプランの設計に関係することなので、早い時期から意識するといいでしょう。

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