がん保険と医療保険は別々とセットどちらがいい?

ケガ、病気になった時やがんになった時、急に医療費が必要になるということがあります。

そんな時に頼りになるのが、保険です。

すでに医療保険やがん保険に加入していても見直しをしたい方やこれから加入を検討する方がいると思います。医療保険とがん保険を単独で加入すればいいのか、医療保険にがん保険を付帯するセットタイプがいいのか、判断が難しいのではないでしょうか。

保障内容や保険料の面などから、どちらのタイプがいいのか見ていきましょう。

医療保険とがん保険の加入率の状況

医療保険、がん保険のそれぞれの特徴と加入率の状況を見ていきましょう。

医療保険

医療保険は、がんを含む、病気やケガをした時の入院や治療に備えておくことができます。医療保険の加入率の状況は、下の図表からご覧ください。

入院給付金

出典:(公財)生命保険文化センター「平成28年度 生活保障に関する調査 《速報版》」の「疾病入院給付金の支払われる生命保険加入率」

広義での医療保険(=疾病入院給付金が支払われる生命保険)の加入率は、72.1%となっています。過去20年間で見ても、加入率に大きな変化はみられません。

日本には、公的医療保障がありますが、いざという時の備えとして、年齢・性別を問わず、多くの人にとって、医療保険に加入しておきたいという意識が高いことが分かります。

がん保険

がんは、2人に1人の割合でなると言われているほど、高い確率でかかる可能性があります。がん保険は、がん治療に特化した保険です。

もしも治療が長期化し、治療費の負担増や収入減になったとしても、安心して治療に専念できます。では、がん保険・がん特約の加入率の状況はどうでしょうか。下の図表をご覧ください。

がん保険加入率グラフ

出典:(公財)生命保険文化センター「平成28年度 生活保障に関する調査 《速報版》」の「疾病入院給付金の支払われる生命保険加入率」

民間の生命保険会社やJA、生協、全労済で取り扱っているがん保険・がん特約(全生保)の加入率は37.8%になっています。

約3人に1人の割合で加入しているという現状で、3年ごとの調査においても加入率が上昇しており、この15年の間でみると約1.8倍の伸び率になっていることが分かります。

がん保険と医療保険は別々とセットどちらがいいのか

医療保険の加入率は70%を超え、がん保険・がん特約の加入率は年々増えています。どちらの保障にも備えたい人が多いのでしょう。

では、どのような加入方法がいいのでしょうか。すでに医療保険に加入している方はがん特約を付帯したほうがいいのか、あるいは新規に、がん保険に単独で加入したほうがいいのでしょうか。

ここで、がん保険単独の場合、医療保険単独の場合そして、医療保険にがん特約を付帯した場合の次の3つのパターンを40歳男性でシミュレーションしてみました。

保障内容と保険料の違いを見てみましょう。

  A社 B社
保障内容 保険料 保障内容 保険料
がん保険(単独)
  • 診断給付金100万円(1回限り)
  • 入院給付金1万円/日(日数無制限)
  • 通院給付金1万円/日(退院後通算日数60日)
  • 手術給付金20万円/回(回数無制限)
  • 先進医療特約2000万円まで
  • がん治療給付金50万円/回(回数無制限)
  • 退院一時金10万円/回(回数無制限)
3,710円
  • 診断給付金100万円(1回限り)
  • 入院給付金1万円/日(日数無制限)
  • 通院給付金1万円/日(退院後通算日数180日)
  • 手術給付金1回につき20万円(回数無制限)放射線治療含む
  • 診断保険金100万円(1回限り)
  • 治療給付金10万円/1か月(抗がん剤治療特約)
5,712円
医療保険(単独)
  • 手術給付金 入院中20万円、外来5万円(回数無制限)
  • 入院給付金1万円/日(1入院60日 通算:1,000日)
  • 先進医療特約 通算2,000万円まで
4,262円
  • 手術給付金 手術の種類により40・20・10・5万円/回(放射線治療給付金含む)
  • 入院給付金1万円/日(1入院60日 通算:1,095日)
  • 先進医療特約 通算2,000万円まで
  • 初期入院保障特則 1律10万円
  • 特定疾病入院給付金1万円/日(日数無制限)
5,124円
医療保険+がん特約
  • 上記の医療保険(単独)の保障内容
  • +診断給付金特約1回につき100万円(回数無制限)
6,622円
  • 上記の医療保険(単独)の保障内容
  • +特定治療支援特約 がん診断給付金50万円(1回限り)手術・放射線・抗がん剤治療を受けたとき2~5回50万円/回(心疾患など6疾病が対象)
7,777円

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がん保険単独の場合

がん保険の特徴の一つに「診断給付金」があります。これは、がんと診断されると受取れる給付金で使用目的が自由なので、入院の準備や交通費などの雑費にも使うことができ、使いやすい給付金といえるでしょう。

入院給付金は、入院時1日いくら、通院給付金は通院時1日いくらと定められている給付金です。B社の通院給付金は、退院後の通院の通算日数がA社の3倍の180日保障となっています。

また、B社は手術給付金の保障内容に放射線治療を行った場合も保険金の支払い対象となっており、保険料はやや高いですが、A社に比べ、手厚い保障内容です。

ただ、A社には先進医療特約が基本保障には入っていますが、B社はオプションとなりますので、先進医療特約を付帯すると更に保険料がアップします。

いずれにしても、保障の詳細内容や保険料に差はありますが、がん保険(単独)に加入する場合はA社やB社のようなタイプが多くなっています。

医療保険単独の場合

A社とB社ともに、手術をした時に受取れる「手術給付金」、入院した時に受取れる「入院給付金」そして、全額自己負担になる「先進医療特約」の保障がついています。

B社は医療保険に関わらず、「特定疾病入院特約」という3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)の入院の場合にも対応し、支払日数無制限でがんの保障内容もついているのが特徴です。

厚生労働省の患者調査によると、精神や神経、脳血管疾患の病気は入退院を繰り返す可能性、そして長期入院になる傾向があります。

例えば、脳血管疾患(脳卒中)の平均在院日数は89.5日となっており、心疾患(急性心筋梗塞)の20.3日と比較しても長めになっています。がんだけでなく、そのような長期入院への備えを考えると、医療保険に加入も検討するとよいでしょう。

医療保険+がん特約

1つの保険で、医療保険とがん保険に加入できる方法です。

図表を見ていただけたら分かるように、医療保険とがん特約のセット加入は、下記の2点のメリットが、一般的なご家庭にはおすすめの加入方法です。

1.1つの保険でがん保険と医療保険の両方に備えることができる

2.セットで加入することで、保険料をおさえることができる

ただし、加入時の注意点として、主契約の医療保険が終身(一生涯保障)タイプでなければ、途中で保障期間が切れ、同時にがん特約もなくなってしまう点があげられます。

また、ご自身が備えたい保障内容を網羅しているかの確認が必要です。がん特約については、がん保険単独の保障内容に比べ、手薄になっていることが多いからです。

もし医療保険とセット加入のがん特約の内容では不安な場合は、がん保険(単独)と医療保険(単独)の別々の加入となりますが、保障内容が手厚くなる分、当然保険料が高くなります。

保障内容を把握しながら、家計とのバランス、家族構成、子どもの成長などのライフプランの変化も考慮し、加入方法を選択するとよいと思います。

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