女性特有のがんに備える特約の選び方

がんは年齢を重ねるにつれ、かかるリスクが高く、生涯において、2人に1人がかかると言われています。いわゆる「国民病」、誰でも遭遇する可能性のある病気となっています。

女性特有の部位のがん、乳がんや子宮がんなどがあることは知っているでしょう。

しかし、それに備える保険の保障内容をどう選択すればいいのか迷うことも少なくないと思います。

まずはどのような種類のがんにかかりやすいのか、知ることが必要です。その上で万が一がんになった時に対応できる保障内容、特約の選び方を考えていきましょう。

女性のかかりやすいがんの種類を知ろう

一口にがんと言っても、体の様々な部位のがんがあります。下記の部位別がん粗罹患率推移(1980年~2012年)の表をご覧ください。

粗罹患率とは、一定期間の罹患数(新規に発生した患者数)を単純にその期間の人口で割った罹患率で、年齢の区分けをしていないものです。

 

出典:公益財団法人 がん研究振興財団「がんの統計’16」より部位別がん粗罹患率推移(1980年~2012年)

1980年以降、がんにかかる人が増えており、30年ほどで2倍以上となっています。

これは、食の欧米化や急速な高齢化などが原因といわれています。

がんは、遺伝子が傷つくことによって起こる病気なので、高齢になるほど遺伝子に異常が起きる可能性が高くなる、つまりがんになる確率も高くなるというわけです。

上記の2012年のデータを見ると、女性は、乳がんになる確率が圧倒的に高く、全体の20%を占めています。

次に大腸がん(結腸・直腸)、胃がん、肺がん、子宮がん(子宮体がん・子宮頸がん)と続いています。着目すべきは、女性特有の部位のがんです。

乳がん、子宮がん、卵巣がんを合わせると全体の約30%となります。

ちなみに、がん研究振興財団「がんの統計’16」からそれぞれの発症を年齢別にみると、下記のようになります。

乳がん

30歳代から増え始め、40歳後半から50歳代前半でピークを迎えます。その後は、年齢を重ねるにつれ減少していきます。

子宮がん

子宮頸がんと子宮体がんに分けられます。

子宮頸がんは、20歳代後半~40歳前後まで高くなった後、横ばいになります。近年、20歳代の若い人がかかる割合が増えてきています。

子宮体がんは、40歳代から多くなり、50歳~60歳代の閉経前後で最も多くなっています。

卵巣がん

40歳代から増加を始め、50歳代前半~60歳代前半でピークを迎え、その後は次第に減少します。

年齢別に見ても、女性特有の部位のがんにかかる年齢は幅広く、若年層でもかかるので、注意が必要です。

がんになった場合の家計と就労の関係

もしもがんになった場合、入院費、手術費や治療費などかかります。

それに伴い、仕事を休んだり、辞めざるを得ない状況になる可能性もあります。下表をご覧ください。

 

出典:東京都福祉保健局 「がん患者の就労等に関する実態調査」の結果(概要)

がんにかかった場合、経済的な問題として、個人の収入が減ったと答えた人が56.8%、世帯収入が減ったと回答した人が45.0%おり、入院費、手術費や治療費などにかかる費用が家計を圧迫していることがわかります

生命保険文化センターの就業形態別の本人平均年収から、女性正社員の年収は約399万円、パートタイマーだと約119万円となっています。

仮に治療のため仕事を辞めた場合、これらの収入がなくなり、家計は更に厳しい状況になります。

収入が減ったからといって、治療を諦めるということにならないように、公的保障も利用しながら、保険適用外の先進医療を受ける場合などを想定し、保険で対応できるように備えておく必要があります。

女性特有のがんに備える特約の選び方と入り方

女性保険と呼ばれる女性特有の病気やがんに対応した保障内容の保険があることをご存知の方も多いかと思います。どのような特徴があるのか確認してみましょう。

下記、医療保険+女性特約タイプと女性向け医療保険のタイプの表をご覧ください。

医療保険+女性特約タイプ

  主契約 特約
A社 疾病入院給付金1万円 女性入院給付金5,000円 先進医療特約通算2,000万円まで
B社 疾病入院給付金1万円 女性入院給付金5,000円 女性特定手術特約
乳房観血切除術(乳腺腫瘍摘出術を含む)・子宮全摘手術・卵巣全摘手術1回20万円
乳房再建給付金50万円
先進医療特約通算2,000万円まで

出典:大手保険会社の保険内容を基に作成

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女性向け医療保険タイプ

  保障内容
C社 疾病入院給付金1万円 女性入院給付金5,000円 疾病入院給付金、災害入院給付金1万円 手術給付金 入院中20万円 外来5万円 先進医療特約通算2,000万円まで
D社 疾病入院給付金1万円 女性入院給付金5,000円 手術給付金内容により40万円・20万円・10万円・5万円 生存給付金
3年ごと15万円
退院給付金条件により10万円・5万円
先進医療特約通算2,000万円まで 特定高度障害保険金400万円 災害高度障害保険金500万円 死亡保険金+特約死亡保険金500万円 災害死亡保険金500万円

出典:大手保険会社の保険内容を基に作成

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医療保険+女性特約タイプは、主契約と特約に分かれています。このタイプは、A社のように、主契約が、疾病入院給付金であることが多いです。

疾病入院給付金とは、ケガや病気をして入院をした時に支払われる1日あたり1万円といった給付金です。

特約は追加で付けられる保障内容のことですが、女性入院給付金は女性特有の部位の病気やがんにかかった場合に、疾病入院給付金に5,000円が上乗せされるものです。

B社の特徴は、女性特定手術特約が付帯できることです。

これは、乳房の切除術、子宮・卵巣の全摘手術や乳房再建給付金までの手厚い保障内容となっています。

乳房再建給付金とは、乳がんになり乳房の切除術を受けた時に、乳房の形状などを再建するための手術です。

医療保険には加入しつつも、女性特有の病気やがんが心配な方は、医療保険に女性特約を付加できるタイプがよいでしょう。

次に、女性向け医療保険の説明をしましょう。

これは、医療保険+女性特約タイプの保障を主契約のみで網羅する商品です。C社とD社に共通している保障は、疾病入院給付金、女性入院給付金、手術給付金、先進医療特約です。

この4つの保障は、女性向け医療保険の基本の保障内容と言えるでしょう。

ただ、D社を見ると、上記4つ以外にも特定高度障害保険や死亡保障まで付いており、女性向け以外の保障も充実しています。

1つの保険で様々な保障をカバーしたい方は、D社のような保険も選択肢の一つになると思います。

女性向けの保険や特約に加入するかは、女性のかかりやすいがんの傾向を知り、自身はどこまでの範囲をカバーしたいのかをよく考えることが大事です。

そして、医療保険+女性特約タイプ、あるいは女性向け医療保険タイプにするのか、保険会社によっても保障内容は異なりますので、確認して決めましょう。

女性向けの保険は、妊娠中は加入できないこともありますので、注意が必要です。

20歳代~40歳代の女性は、妊娠・出産に関連した病気、切迫早産や妊娠高血圧症候群、帝王切開をする可能性もあることから、これらの病気にも対応できるか、確認するといいでしょう。

万が一、女性特有のがんにかかったとしても、入院、手術、治療のできる環境を整えておけば、家計について心配せず、安心して病気を治すことに専念できるでしょう。

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