FPが顧客のがん保険の見直しをする際に見る5つのポイント

FPが顧客のがん保険を見直す際に見るポイントは、実際に相談を受けたFP1人ひとりによって異なると考えられます。

また、相談されたFPが置かれている立場や職種によっても見るべきポイントや最終的なゴールが異なることも考えられるでしょう。

たとえば、筆者のように有料相談で生命保険の販売(取り扱い)をしていないFPの場合ですと相談されたお客様から満足していただくためには、現状の問題点や解決策といったニーズに応えることが必要です。

一方、保険会社や保険代理店などを含めた、生命保険を販売する必要があるFPであれば、前述したサービスのほかに、「生命保険契約を締結する」といった最終的なゴールがあるはずです。

このように同じFPであったとしても、最終的なゴールが異なることから、仮に、がん保険を見直す際の重視するポイントについても考え方や相談の進め方が異なると思われますが、本記事では、1つの参考として、FPが顧客のがん保険の見直しをする際に見る5つのポイントについて紹介していきます。

1.現在のがん保障で、そもそもの大きな問題点もしくは問題になりそうな部分があるか

こちらに関しましては、主に「抱き合わせ保険」に多い事例だと思われますが、医療保障、がん保障、死亡保障など様々な保障が一体になった生命保険を抱き合わせ保険といいます。

実際のところ、抱き合わせ保険の様々な保障は、一生涯保障ではない場合も多く見られ、いざ必要な時に十分な保障が受けられない場合や年齢を重ねてから、これから保障が必要となる時期に保障が切れてしまっているといったリスクが潜んでいることが多く見られます。

がん保険単体で加入している場合は、一生涯保障であることが多い一方で、抱き合わせ保険の場合は、相談されるお客様自身がご自身のがん保障について大きな勘違いをされている場合もあることから、この点につきましては、しっかりと確認するようにしています。

また、お客様が加入しているがん保険やがん保障が「更新型」の生命保険である場合は、更新の都度、保険料が上がることや一生涯保障とはならないリスクが潜んでいることも念のため伝えておく必要があると考えられます。

2.現在のがん保障が、顧客の希望に沿った内容になっているのか

がん保険の見直しにあたり、現在加入しているがん保険やがん保障がお客様の希望に沿っているのかヒアリングを通じて確認することは絶対に欠かすことはできません。

ヒアリングの結果、お客様の希望に沿っていない場合は、現状の保障のどこが、どのように不十分なのかを説明し、それを補うための保障についてわかりやすく説明することが望ましいと思います。

これにつきましては、支払保険料重視や保障内容重視といったように、お客様1人ひとりによって考え方や希望が異なるため、ケース・バイ・ケースで対応することがFPには求められるでしょう。

3.すでに加入している他の保険や保障との重複確認

仮に、がん保険の見直しを希望されているお客様が、医療保険に加入している場合は、がん保険やがん保障の内容と重複している場合も多く、時には、これによって保障が大きくなり過ぎていることも考えられます。

保障が過大であるということは、その分、無駄な保険料を支払っている可能性も高いことから、ロスを少なくしながらも足りない保障に充てられるような見直しを提供できることがFPには求められると思われます。

4.高額療養費制度を加味した見直し

公的保険制度の1つである高額療養費制度を加味したがん保険の見直しは、前述した他の保険や保障との重複確認と並行して行うことが、お客様のロスを少なくすることができると考えられます。

高額療養費制度を加味したがん保険の見直しは、FP1人ひとりの知識が問われることから、不適切な表現ではありますが、担当する人のあたりはずれがある項目であると思われます。

そのため、お客様ご自身が不安に感じた場合は、セカンドオピニオンや担当者を変えてもらうなどの工夫が必要になると考えられます。

また、将来に渡って高額療養費制度とがん保障を確実に検討するためには、お客様の収入の推移を知ることが必要不可欠です。

通常、保険の見直しをする際に、保険会社や保険代理店に対して収入のわかるものを提出することは、ほとんどないと思いますが、この場合、正確かつ、よりロスの少ないがん保険の見直しを提供することは難しいと筆者は考えています。

この理由は、高額療養費制度には所得区分があるため、収入が上がることによって所得区分の変化を把握できない場合、結果として、提案した見直し案が、お客様の保障不足に陥らせてしまう危険性を生じさせてしまうためです。

がん保険やがん保障を見直す場合、相談する人によって左右される部分は少なくないと考えられるでしょう。

5.がんの通院治療を加味した見直し

現在、がんの治療は、入院から通院へシフトしていることは、すでに多くの皆さまがご存知の通りですが、すでに解説をさせていただきました抱き合わせ保険のがん保障では、このような治療方針に即していない保障内容であることが多く見受けられます。

生命保険会社が取り扱いをしているがん保険の多くでは、通院治療にかかる保障が無制限でなされる場合も多いことから、この点は、特に重要視した上での見直しをする必要があると思います。

がん保障において入院のみの保障で通院保障がまったく無い場合などは、要注意かつ早急な見直しをしておく必要があるでしょう。

併せて、がん保険やがん保障の見直しを検討する際は、がんになった場合に以後の保険料の支払いが不要となる「払込免除」についても確認しておくことを推奨します。

がんの治療をしながら生活費や医療費といった様々な負担を強いられる中で、少なくともがん保険などの保険料支払いが免除されるメリットはとても大きいと思います。

まとめ

本記事で紹介した5つのポイントは、あくまでも筆者個人の考え方になります。

がん保険やがん保障の見直しを検討されている皆さまで、何か共感できる部分がありましたら参考としていただき、これからの見直しに役立てていただければ幸いです。

1位 チューリッヒ生命

当サイトランキング1位はチューリッヒ生命(終身ガン治療保険プレミアム)です。最近のがん治療は通院治療が主流になってきている中、通院保障のみを主契約にしたことで治療法の変化に対応しながらも保険料の安さも両立させました。


資料請求

2位 メットライフ生命

メットライフ生命

当サイトランキング2位はメットライフ生命(ガードエックス)です。基本補償が充実しており追加で特約をつけられるので自分に合ったがん保険にカスタマイズすることができます。


資料請求