FPが解説!オリックス生命「がん保険Believe[ビリーブ]」

  • 執筆者
  • 40代・50代女性のためのお金の相談室
  • FP 三原 由紀

がん保険は保険会社によって保障内容が異なるため、単純に保険料だけで比較することが難しいものがあります。保障内容の特徴を理解して、自分に必要な保障を選択したいものです。

今回は、がん保険FPガイドの「FPが選ぶおすすめがん保険人気ランキング」で2位にランクインしたオリックス生命「がん保険Believe[ビリーブ]」について解説します。

保障内容の特徴

バランスのとれた基本保障

「がん保険Believe[ビリーブ]」は、バランスのとれた基本保障と一生涯の保障を確保できる終身タイプが特徴です。

主契約で「診断」「入院」「手術」「退院」のすべての保障をカバー、特約は「通院」「先進医療」の2つのみ、基本給金額は1万円のプラン(50歳~75歳は半額保障プランも用意)とシンプルであり、初めてがん保険の加入を検討する人にも分かりやすい保障内容になっています。

区分 名称 給付金 保障内容
主契約 無配当新がん保険(2010) がん初回診断一時金 100万円
【給付条件】
初めてがんと診断確定されたとき
■保険期間を通じて1回のみ
がん治療給付金 50万円
【給付条件】
がんの治療を目的とした入院の開始
■支払回数無制限(ただし、2年に1回を限度)
がん入院給付金 1万円x入院日数
【給付条件】
がんの治療を目的として入院した時
■支払日数無制限
がん手術給付金 20万円
【給付条件】
入院の有無を問わない
■支払回数無制限
がん退院一時金 10万円
【給付条件】

  • がんで10日以上の継続入院後の退院時
  • 給付後の退院日を含め30日未満に開始した入院の退院時は対象外

■支払回数無制限

特約 がん先進医療特約 がん先進医療給付金 先進医療にかかる技術料と同額
【給付条件】
がんを直接の原因として先進医療による療養を受けた時
■通算2,000万円限度
がん通院給付金 がん通院給付金 1万円x通院日数
【給付条件】

  • 所定の手術、放射線治療、温熱療法、抗がん剤治療(経口投与を除く)のための通院を支払日数無制限
  • 退院後1年以内の通院のうち60日まで保障

出典:オリックス生命「がん保険Believe[ビリーブ]」を元に筆者が作成

はじめてのがん診断確定時の保障が厚い

はじめてがんと診断確定された時には「がん初回診断一時金」の給付があり、その後入院した時には「がん治療給付金」と合計150万円を受け取ることができます。

これは、一般的ながん保険と比べて治療開始時の保障が厚く、がんに罹ったことによる経済面での不安を軽減することが期待できます。

上皮内新生物を基本保障で同額保障

上皮内新生物は、上皮内がんともいわれる極めて初期のがんです。適切に治療を行えば転移もなく治ると言われており、保険会社によっては保障対象外あるいは減額保障の扱いになるがん保険もあります。

「がん保険Believe[ビリーブ]」では、すべての給付で上皮内新生物を同額保障としているので安心です。

入院時の保障が厚い

以下のタイミングで各一時金を受け取ることができます。

  • 診断時 「がん初回診断一時金」100万円 ※初回のみ
  • 入院時 「がん治療給付金」50万円 ※2年に1回、無制限
    「がん入院給付金」1万円x入院日数
  • 退院時 「がん退院一時金」10万円 ※10日以上の入院

入院日数

出典:厚生労働省「平成26年(2014)患者調査の概況

がん治療は以前に比べると入院治療から通院治療へとシフトしていますが、入院治療をした場合の日数の平均はほぼ10日以上であることが上の表から分かります。

入院日数に関わらず受け取ることができる「がん治療給付金」と「がん入院給付金」に加えて、10日以上入院した場合に「がん退院一時金」を受け取ることができるので退院後の通院の治療費にも備えることができます。このように入院時の保障が厚いのも特徴の一つです。

加入する際に気をつけたいポイント

通院治療の保障

はじめてがんと診断確定後、通院治療になった場合でも「がん初回診断一時金」を受け取ることができます。

「がん初回診断一時金」は1回のみの保障なので、2回目以降にがんと診断確定された場合には「がん治療給付金」になりますが、給付条件が“がんの治療を目的として入院を開始したとき”となります。

そのため通院のみでの治療の場合には給付がありません。現在のがん治療は、外来治療率が入院治療率を上回ります。

入院しないで通院での治療になる可能性は高いので、不安な場合には特約で付加できる「がん通院給付金」を検討しましょう。長期間の通院治療についても支払日数に制限がないので安心です。

保険料払込免除の条件

「がん保険Believe[ビリーブ]」は保険料払込免除が基本保障されていて、免除の条件は“不慮の事故により約款所定の身体障害の状態、または病気・ケガにより約款所定の高度障害状態に該当した場合”になっています。

一般的ながん保険で保険料払込免除が基本保障や特約にある場合、条件については“がん(悪性新生物)と確定診断された場合”のものが多く見られます。

がんを対象とした保険料払込免除の特約もないので加入を検討する際には注意しておきたいところです。

まとめ

「がん保険Believe[ビリーブ]」は一生涯の保障がある終身タイプで、バランスのとれた基本保障と特約は、はじめてがん保険の加入を検討する人にもわかりやすい保障内容となっています。

また、加入する年齢が高くなると保険料も高くなる50歳以上には半額保障プランがあり、保険料を低く抑えることで加入しやすくしています。

特徴としては、はじめてがんと診断確定され入院での治療を始める場合には、一般のがん保険と比べて手厚い保障があることです。また、退院一時金があり退院後の通院治療に備えることもできます。

いっぽう、通院のみで治療をする場合には、初回のみ給付の「がん初回診断一時金」で備えることになり、不安な人は特約で通院保障の付加を検討すること、また、がんを対象とした保険料払込免除が特約にない点も確認しておきたいポイントです。

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当サイトランキング1位はチューリッヒ生命(終身ガン治療保険プレミアム)です。最近のがん治療は通院治療が主流になってきている中、通院保障のみを主契約にしたことで治療法の変化に対応しながらも保険料の安さも両立させました。


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