FP44人がおすすめするがん保険人気ランキング【2018】

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今は3人に1人はがんにかかる時代だからがん保険に加入した方がいいのかな~。でも色々ながん保険商品があって、どうやって選べばよいのか全然わからないよ…。

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そうですね。現在は色々ながん保険商品が各保険会社からでていますから、保障内容を比較検討して加入すると万一の際も安心ですね。

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あっこんにちわ。あなたは誰ですか?(笑)

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はじめまして!私はFPの三原と申します。

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FP?FPって何ですか?

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FPというのはファイナンシャルプランナーといって、保険や人生設計などお金に関することの専門家です。保険相談ができるお店があったりしますが、そこで働いている人も基本的にはファイナンシャルプランナーです。

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そうなんですね~。じゃあ私のがん保険の相談にものってもらえますか?

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もちろんいいですよ!まずはFP44人(協力FP一覧)におすすめのがん保険についてアンケートをとったものがありますので、下表をご覧くださいませ!

がん保険おすすめ人気ランキング 1位~7位

※ 1位に選んだFPが多い順

順位 保険商品 1位に選んだ人の数
1位 チューリッヒ生命(終身ガン治療保険プレミアムDX) 44人中19人
2位 メットライフ(ガードエックス) 44人中8人
3位 FWD富士生命(がんベスト・ゴールドα) 44人中6人
4位 オリックス生命(Believe ビリーブ) 44人中5人
5位 アフラック(新生きるためのがん保険DAYS) 44人中3人
6位 アクサダイレクト生命(がん終身) 44人中1人
6位 東京海上あんしん生命 (がん治療支援保険NEO) 44人中1人
6位 ライフネット生命(ダブルエール) 44人中1人
7位 マニュライフ生命(こだわりガン保険) 44人中0人

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アンケートの結果、チューリッヒ生命の(終身がん治療保険プレミアム)が断トツの人気でした。一度保険料の見積もりをとって確認してみましょう!

1位のチューリッヒはこちらから見積もりがとれます。

2位のメットライフはこちらです。

がんの治療は「手術」「放射線治療」「科学療法(抗がん剤治療など)」の3つに分けられ、昨今のがん治療は入院による治療が減りつつあり、手術以外の治療は「通院」が主流になっています。

それに伴いがん保険商品も、旧来のように入院1日につきいくら支払われるといったいわゆる日額給付タイプの保険より、がん診断時や治療の際などにまとまった給付金が受け取れるタイプの保険の方が、使い勝手の良さで支持されるようになりました。

今回の結果を見てもお分かりの通り、ランキングされているFPおすすめの1位~3位の保険商品は、保険の対象となる事象が生じた時に給付金が受け取れるタイプの保険となっています。

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次に、ランクインした上位5社の保険商品について、総合評価・保険料の安さ・保障内容・自由度の観点から、ABランクをつけてみました。

FPおすすめがん保険人気上位5社スペック比較!

得票数 保険名 総合評価 保険料の安さ 保障内容 自由度
19票 チューリッヒ生命(終身ガン治療保険プレミアムDX) A+ A+ A A
8票 メットライフ(ガードエックス) A A A A
6票 FWD富士生命(がんベスト・ゴールドα) A- B A A
5票 オリックス生命(Believe ビリーブ) A- A B A
3票 アフラック(新生きるためのがん保険DAYS) B A B A-

おすすめ人気1位のチューリッヒ生命は通院保障が充実!

1位にランキングされているチューリッヒ生命の終身がん治療保険プレミアムは、通院が主流であるがん治療の流れを汲み取った商品と言えます。

具体的には、主契約は「放射線治療」と「抗がん剤・ホルモン剤治療」給付金の2つの保障に絞られていて、それぞれ1か月につき10万円から60万円の間で設定した保障額を回数無制限で受け取ることが可能です。

入院の有無は問われず、所定の治療を受けると給付金が支給されます。

主契約以外の保障については、特約の中から自分に必要な保障を組み合わせて設計します。

プランは、自由設計の他、定型のシンプル・ベーシック・フルサポートの全部で4つが用意されていて、自分で保障を組み合わせたい場合は自由設計、それ以外は定型のプランの中から選ぶことができます。

さらにこの保険は、一部の保障を除いて、悪性新生物と同額の保障が上皮内新生物も受けられる点も特長の一つです。

おすすめ人気2位のメットライフ生命は保険料負担も軽減!

2位のメットライフ生命のガードエックスは、がん治療の医療費の負担を軽減することで安心して専念できることをコンセプトに設計されている商品です。

主契約は、がん治療保障・ホルモン剤治療・保険料払込免除・がん先進医療保障で構成されているように、がん治療の費用だけではなく、保険料の負担も軽減してくれる保険です。

おすすめ人気3位のFWD富士生命は診断給付金に特化!

3位のFWD富士生命のがんベストゴールドαは、主契約で診断給付金に特化している商品。

悪性新生物とはじめて診断された場合に、50万円から300万円までの間で設定した給付金を受け取ることができます。

最初にまとまった給付金がもらえる点は便利ですが、治療が長引くことを想定した場合、計画的にお金を使っていく必要性のある商品だと言えます。

おすすめ人気4位のオリックス生命、5位のアフラック

4位のオリックス生命のビリーブ、5位のアフラックの生きるためのがん保険は、日額給付型の入院保障が付いている保険です。

両方の商品ともに日数無制限で保障を受けられるため、入院治療が長引いた場合に心強い味方になるでしょう。

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それでは上位5商品について、保障内容や保険料例、どういったところがFPに評価されているのかコメントをご紹介したいと思います!

人気のおすすめがん保険別保障内容・保険料例

人気のおすすめ第1位 チューリッヒ生命(終身ガン治療保険プレミアムDX)

特徴

  • 放射線治療・抗がん剤・ホルモン剤治療を行った月は回数無制限で月額20万円
  • 診断一時金、手術給付金、通院給付金などの保障も特約なので自由度の高い保障内容にできる
  • がんと診断されたら保険料が免除になる特約を付加できる

保障内容

※各保障の意味については記事末尾に記載

主契約
抗がん剤治療 10万円~60万円(ホルモン剤治療と共通)(回数無制限)
ホルモン剤治療 10万円~60万円(抗がん剤治療と共通)(回数無制限)
放射線治療 10万円~60万円(回数無制限)
上皮内新生物への給付 保険料免除以外はすべて○
保険料払込免除
死亡保障特約
保障期間 終身
保険料払込期間 55歳、60歳、65歳、70歳払、終身払
特約
入院給付金 5000~3万円(日数無制限)
通院給付金 5000~3万円(退院日の翌日から1年以内の通院、退院後通院期間あたり120日まで)
手術給付金 10万~60万円(回数無制限)
診断給付金(悪性新生物) 50万~100万円(回数無制限(2年に1回が限度))
診断給付金(上皮内新生物) 最高2000万円(回数無制限)
先進医療支援給付金 15万円(同一の先進医療による療養について1回限度)
緩和療養給付金 10万円~60万円(通算12ヵ月限度)
がん診断後ストレス性疾病給付金 5万~10万円(1回のみ)

見積もり内容

給付金名 ガン治療重視プラン ガン総合保障プラン
治療費
(放射線・抗がん剤・ホルモン剤)
月20万円 月20万円
手術費 1回10万円
入院費 1日5,000円
通院費 1日5,000円 1日5,000円
先進医療(治療代) 通算2000万円
(技術料と同額)
通算2000万円
(技術料と同額)
交通費や宿泊費 一括15万円 一括15万円
診断一時金 一括50万円 一括50万円
払込免除 付加 付加
保険料払込期間 終身 終身

※別途、自由設計プランあり

月々の保険料例

性別 年齢 ガン治療重視プラン ガン総合保障プラン
男性 20歳 2,099円 2,619円
30歳 2,557円 3,222円
40歳 3,401円 4,331円
50歳 5,067円 6,497円
女性 20歳 2,066円 2,516円
30歳 2,439円 2,984円
40歳 2,927円 3,602円
50歳 3,334円 4,214円

※2017年6月現在 公式サイト見積もりシミュレーションより

FPからのコメント1

主契約は以下の治療があった月に月額で20万円を回数無制限で受け取れる保障内容です。(自由設計プランの場合10万~60万円の間で設定可能)

  • 放射線治療
  • 抗がん剤治療
  • ホルモン剤治療

放射線治療、抗がん剤治療、ホルモン剤治療のみを主契約としているところは、最近、通院でがん治療を行うことが増えてきたことに対応した他にはない特徴的な保障内容となっています。

がんの通院治療では治療期間が長期化することが多く、通院の為に離職せざる得ないことも珍しくありません。

月額20万円は治療費の他に生活費にも使うことができますので、最近のがんの治療傾向にマッチした保障内容になっています。

そのため、すでに他のがん保険に加入している方で通院保障がなかったり足りないと感じているならば、保障を補うために主契約のみでの加入もお勧めです。

また特約のバリエーションが多く、保険の設計の自由度が非常に高くなっています。

多くのがん保険では標準で付いてくる入院給付金や通院給付金なども特約になっておりますので、ご自分の希望と支払える保険料に合わせて選択するとよいでしょう。

FPからのコメント2

チューリッヒのガン保険の特徴は、

  • 放射線治療、抗がん剤治療、ホルモン剤治療が主契約で、毎月保険金が受け取れること
  • 入院保障や通院保障、診断一時金などの特約をフレキシブルに選べること
  • リーズナブルな保険料

です。近年、ガン治療における入院日数はどんどん短くなっており、抗がん剤や放射線治療など、通院で行われることが増えています。

チューリッヒのガン保険はそんな傾向にぴったりマッチした内容になっており、すでに医療保険や医療特約で、入院保障を持っている方にもお勧めです。

FPからのコメント3

長期間の通院で治療費がかさむ「放射線治療給付金」「抗がん剤・ホルモン剤給付金」が月額20万円受け取れるのが安心。選択の自由度が高く、必要最低限の保障を希望している方にも対応する。

また、特約で診断一時金を回数無制限に設定したり、がん通院や悪性新生物保険料払込免除特約があるのも家計の助けになり、安心して治療に専念できる。

FPからのコメント4

理由としては、主契約が「放射線治療」や「抗がん剤治療」などの月々の治療費を回数無制限で受けられることで、入院・通院・手術・診断給付金や先進医療などの特約を必要なものだけ選択できる自由設計型であることです。

がんと診断されたら保険料免除になるところも心強い点でしょうか。

運営者からのコメント

従来のがん保険というと、がんと診断された際の「診断給付金」、入院日数に応じて受け取れる「入院給付金」、手術を受けた場合の「手術給付金」が基本的な保障となっています。

近年、通院治療が主流になってきている中、これらの基本補償を特約とし、通院保障に的を絞った画期的な保険がチューリッヒの(終身ガン治療保険プレミアムDX)です。

主契約が放射線治療、抗がん剤治療、ホルモン剤治療に対しての通院保障のみですので、保険料を抑えながら月額20万円(10万~60万円設定可能)を受け取ることができます。

保険金はがん治療だけでなく生活費にも使えるという自由度の高い支給条件も魅力的です。

また特約の種類も非常に豊富で、上記基本補償のほかに、がんと診断されたら以後の保険料が免除になる「悪性新生物保険料払込免除特約」や、「ガン先進医療特約」「ガン診断後ストレス性疾病特約」など、ニーズに合わせた特約が用意されています。

もちろん特約をつければつけるほど保険料は上がりますので、通院保障以外に欲しいものがあればよく考えてつけるとよいでしょう。

これからのがん治療に最も必要な通院保障に絞っている点、保障を絞ることで保険料が抑えられている点、特約など保険設計の自由度が高い点などから、このランキングではFPからの支持が圧倒的な1位となっております。

参考:がん保険は入院よりも通院?治療法の変化と保障の選び方

詳細解説:FPが解説!チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」

人気のおすすめ第2位 メットライフ生命(ガードエックス)

特徴

  • がんで手術・放射線治療・抗がん剤治療を受けた時または、がんの進行度が末期と診断されて入院または通院した場合にまとまったお金がおりる
  • ガン治療給付金は治療を受けている限り、1年ごと支払われる
  • 悪性新生物の診断確定で、以後の保険料免除

保障内容

主契約
治療給付金(悪性新生物) 50万円・100万円 (がんと診断確定され、公的医療保険の給付対象となる所定の手術、放射線治療、または抗がん剤治療をうけたとき、最上位の進行度を示す病期と診断され、入院または通院をしたとき)1年に1回を限度、5回まで
治療給付金(上皮内新生物) 25万円・50万円 (がんと診断確定され、公的医療保険の給付対象となる所定の手術、放射線治療、または抗がん剤治療をうけたとき)1年に1回を限度、5回まで
上皮内新生物への給付 保険料免除以外はすべて○
保険料払込免除
保障期間 終身
保険料払込期間 60歳払、65歳払、70歳払、終身払
特約
入院給付金 5000円・1万円(61日目から2倍)日数無制限
通院給付金 5000円(1年ごとに60回が限度)
診断給付金(悪性新生物) 50万円(回数無制限(2年に1回が限度))
診断給付金(上皮内新生物) 25万円 (上皮内新生物と診断確定されたとき)回数無制限(2年に1回が限度)
先進医療特約 最高2000万円(回数無制限)
先進医療支援給付金 先進医療にかかる技術料の20%(1回につき最高100万円)
ホルモン剤治療 10万円(1年に1回を限度に10回まで)
女性特定ケア給付金 30万円(乳房観血切除術は2回まで 卵巣観血切除術は2回まで 子宮観血切除術は1回まで)
乳房再建術給付金 30万円(女性特定ケア給付金が支払われる乳房観血切除術に対して1回を限度)

見積もり内容

  50万円コース 100万円コース
給付金名 シンプルタイプ 充実タイプ シンプルタイプ 充実タイプ
悪性新生物治療給付金 50万円 50万円 100万円 100万円
ホルモン剤治療 10万円 10万円 10万円 10万円
保険料払込免除 がんと診断されたら以後の保険料の払い込み免除
先進医療 保障あり 保障あり
通院給付金 日額5,000円 日額5,000円
診断一時金 50万円 50万円
入院給付金 日額5,000円 日額5,000円
保険料払込期間 終身 終身 終身 終身

※悪性新生物治療給付金と診断一時金は、上皮内新生物の場合50%の金額

※入院給付金は、61日目からは2倍の金額

保険料例

  50万円コース 100万円コース
性別 年齢 シンプルタイプ 充実タイプ シンプルタイプ 充実タイプ
男性 20歳 1,732円 1,194円 2,311円
30歳 2,571円 1,788円 3,440円
40歳 1,443円 3,982円 2,813円 5,352円
50歳 2,320円 6,409円 4,520円 8,609円
女性 20歳 1,062円 2,127円 1,964円 3,029円
30歳 1,584円 3,109円 2,916円 4,441円
40歳 2,210円 4,338円 4,042円 6,170円
50歳 2,826円 5,588円 5,209円 7,971円

※2017年6月現在 公式サイト見積もりシミュレーションより

FPからのコメント1

「ガードエックス」は、ガンと闘うことをコンセプトに開発された商品です。ガンの場合、手術をしたからといって治るとは限りません。術後に化学療法を行うこともあるでしょうし、手術をせずに放射線療法を行うという選択肢もあります。

ガンの治療は日々進歩しており、これまでガンは手術が治療の中心でしたが、手術を行わないというケースも増えてきました。この保険は従来のガン保険では、対応できない部分に焦点を当てたといってよいでしょう。

入院での治療はもちろん、外来での治療に対してもガン診断給付金が支払われますし、ホルモン療法など長期間に及ぶこともあります。健康保険を使えるとはいえ、毎月の出費は家計に重くのしかかります。

そんな負担を軽くしてくれるのが「ガードエックス」です。

手術や放射線、抗がん剤治療に対するガン治療給付金は、一括100万円ですし、その後のホルモン剤治療も、入院の有無や治療期間にかかわらず、10万円の給付金が支払われます。診断給付金特約もあります。

お金のことが気になって、治療を断念することもあるかもしれません。精神的に暗くなって治療の効果を最大に得られないかもしれません。

FPからのコメント2

メットライフ生命の「ガードエックス」は自由設計できる保険なので、自分のがんに対する心配事を中心に保障を付加したり、給付金額を設定できる点が特徴の保険になります。

がん治療給付金とがん診断給付金に関して上皮内新生物の時は、がんと診断された場合の半額の保障になります。

上皮内新生物は軽微ながんなので、治療が簡単な手術で治療できたり、短期間の入院で済むケースが多いため、治療費用が安価で済むことが多いです。そのため合理的な保障設定と言えます。

現代のがん治療は入院治療から通院治療に軸が移っています。そのため入院時の負担が軽くなっていることが多いです。しかし不幸にして重いがんだったり、治療の難しい部位のがんの場合は長い入院となり、家計への負担が重いものになります。

ガードエックスの入院保障は特徴的です。「61日目以降は入院日額が倍になる」という保障設計は万が一、がんで長期入院することになっても、安心して治療に専念できる入院保障内容になっています。

通院保障に関しても、充実しているので付加したい保障です。一旦、入院や手術などしなくても、がんの治療の為に通院すれば、通院給付金が所定の額受け取れます。その上、所定のホルモン剤治療をすれば入院・通院問わずに年に1回10万円が通算10回まで受け取れます。

がんの進行をコントロールするためにホルモン剤治療は通院治療の際にも多く用いられています。重いがんの時の入院による治療にも、軽微ながんの時の通院治療にもこのがん保険1つで間に合わせることができます。自分のイメージ通りの保障が欲しい方向けのがん保険です。

運営者からのコメント

メットライフ生命の「ガードエックス」は、がんの三大治療(手術・放射線治療・抗がん剤治療)もしくは、病期(ステージ)が診断されその日以後に入院または通院した場合に受け取れる「悪性新生物治療給付金」があります。

一括で50万円のコースと100万円のコースがあり、それぞれシンプルタイプと充実タイプに分かれます。どのコースでもがんと診断されたら以後の保険料の払い込みが免除になりますので安心です。

もちろん保険料の払い込みが免除になったとしても保障は一生涯続きますので、上記の「悪性新生物治療給付金」も、1年に1回を限度として通算5回まで受け取ることができます。

最近、乳がんや子宮がんなど女性のがんの治療では、ホルモン治療を通院で行うケースが増えてきました。この保険には、ホルモン剤治療給付金がついており、ホルモン剤治療を開始した場合、1回あたり10万円受け取ることができます。(1年に1回を限度に通算10回まで)

特約(オプション)は先進医療、通院保障、診断保障、入院保障など、基本的なものはすべて抑えていますので、ご自分の希望と保険料を考えながら最適な保険設計をするとよいでしょう。

人気のおすすめ第3位 FWD富士生命(がんベスト・ゴールドα)

特徴

  • 給付ががん診断一時金とシンプル
  • 充実した特約保障でそれぞれの不安にあわせてカスタマイズできる
  • 付帯サービスで、専門家に治療相談やカウンセリングを受けることが可能

保障内容

主契約
診断給付金(悪性新生物) 100~300万円 回数無制限(2年に1回が限度)
上皮内新生物への給付 保険料免除以外はすべて○
保険料払込免除
保障期間 終身
保険料払込期間 60歳、65歳、終身払
特約
入院給付金 3000~4万円(日数無制限)
手術給付金 1回の手術あたり 入院給付金日額の20倍(回数無制限)
診断給付金(悪性新生物 初回) 100万円(悪性新生物診断給付金と合わせて300万円まで)1回のみ
診断給付金(上皮内新生物) 10~100万円(悪性新生物診断給付金の50%の範囲内)回数無制限(2年に1回が限度)
先進医療特約 最高2000万円(回数無制限)
がん無事故給付金 10~50万円(5年ごと)
死亡保障特約 100~2000万円

見積もり内容

給付金名 支払概要
悪性新生物診断給付金 100万円
保険料払込期間 終身
悪性新生物初回診断一時金 50万円
がん先進医療給付金 先進医療にかかる技術料と同額(
通算最高2,000万円)
がん先進医療一時金 がん先進医療給付金×10%相当額
上皮内新生物診断給付金 50万円
保険料払込期間 終身

月々の保険料例

性別 年齢 保険料
男性 20歳 2,117円
30歳 2,944円
40歳 4,116円
50歳 6,025円
女性 20歳 2,038円
30歳 2,717円
40歳 3,365円
50歳 4,118円

※2017年6月現在 公式サイト見積もりシミュレーションより

FPからのコメント

新がんベスト・ゴールドαは、悪性新生物と診断確定されたときに一時金が受け取れるがん保険です。主契約と特約の組み合わせで最大300万円受け取ることができます。

がんと一言でいっても様々な種類があり、治療方法も「手術」「抗がん剤治療」「ホルモン治療」「放射線治療」等と様々です。その中から1人1人のがんに適した治療が行われていきます。

新がんベスト・ゴールドαは悪性新生物と診断されると一時金でまとまった金額が受け取れます。受け取り後は治療方法等にあわせて自由に使い道を選ぶことができます。一時金でまとまって受け取れると治療費だけなく、働けない間の生活費としても利用することが可能です。

特約保障もがん治療給付金特約、がん先進医療治療特約等充実しており、診断一時金だけでは少し不安に思う方は保障を手厚くできます。

また、がんと診断された以降の保険料の支払も不要なので、その点も安心です。がんと診断されたら、ご本人はもちろんのこと、ご家族も不安な気持ちになるものです。がんと診断された時、治療中の時、ご本人が不安な気持ちをご家族に相談できないことも多いようです。

この保険には「がんこころのサポートサービス」が付帯されており、心理カウンセラーのカウンセリングを受けることが可能です。お金の面だけでなく、心の面でも寄り添ってくれる保険です。

運営者からのコメント

FWD富士生命(がんベスト・ゴールドα)の特徴は、主契約が「診断一時金」のみで非常にシンプルなところです。

がん保険は主契約が複数あり特約もたくさんついているプランが一般的ですが、主契約をがんと診断されたら受け取れる診断一時金のみとしていますので非常にわかりやすく、欲しい特約は後からつけていけばよいので、一般の方でも選びやすくなっています。

診断一時金は最大300万円まで設定できますので、手術保障や通院保障はいくらなど細かいことは考えずに、がんと診断されたらいくら欲しいのかという1点のみを考え、給付金を設定するとよいでしょう。当然ですが、給付された一時金の使い道は自由です。

また一時金は2年に1度のお支払いを限度として何度でも受け取れますので、再発や転移にも備えることができます。

ちなみに「がん」と診断された後は以後の保険料の支払いが不要になりますが保障は一生涯続きますので、安心して治療に専念することができます。

またがんの治療においては「うつ」など心の病を併発するケースがありますが、FWD富士生命のがん保険は、臨床心理士や精神保健福祉士等の心理カウンセラーに電話で相談できるサービスもついており、心のケアまで考えた保険商品は他にあまりないのでこの点も評価できます。

人気のおすすめ第4位 オリックス生命(Believe ビリーブ)

特徴

  • がん治療給付金は、がんの治療のために入院するたびに何度でもおりる(ただし、頻度は2年間に1度が限度)
  • 特約はがん先進医療特約とがん通院給付金の2つとシンプル設計
  • がん治療のための入院や手術に対しておりる給付金は回数無制限でおりる

保障内容

主契約
入院給付金 5000~3万円(日数無制限)
退院給付金 5・10万円(回数無制限)
治療給付金(悪性新生物) 25・50万円 回数無制限(2年に1回が限度)
治療給付金(上皮内新生物) 25・50万円 回数無制限(2年に1回が限度)
手術給付金 5・10万円(回数無制限)
診断給付金(悪性新生物 初回) 50・100万円(1回のみ)
上皮内新生物への給付 保険料免除以外はすべて○
保険料払込免除 重い障害状態になったとき
保障期間 終身
保険料払込期間 60歳、65歳、70歳払、終身払
特約
通院給付金 5000・1万円(退院日の翌日から1年以内の通院、所定の手術、放射線照射、温熱療法、抗がん剤治療のための通院は一部支払い日数限度あり)
先進医療特約 最高2000万(回数無制限)

見積もり内容

給付金名 基本プラン 充実プラン
がん初回診断一時金 100万円 100万円
がん治療給付金 50万円 50万円
がん手術給付金 20万円 20万円
がん退院一時金 10万円 10万円
がん先進医療特約 あり(先進医療を受けられたときの技術料と同額を通算2,000万円)
がん通院特約 なし あり(1日につき10,000円)
保険料払込期間 終身 終身

※基本給付金額10,000円コース

※基本給付金額5,000円コースは50~75歳限定

月々の保険料例

性別 年齢 基本プラン 充実プラン
男性 20歳 1,900円 2,220円
30歳 2,580円 2,990円
40歳 3,710円 4,310円
50歳 5,500円 6,430円
女性 20歳 1,670円 2,020円
30歳 2,170円 2,640円
40歳 2,850円 3,490円
50歳 3,610円 4,360円

※2017年6月現在 公式サイト見積もりシミュレーションより

FPからのコメント

がん保険Believeは、保険の設計がシンプルながん保険です。基本給付額1万円のコースだと、がん罹患の初回のみ保障されるがん診断給付金が100万円です。

がん治療給付金がその半額ですが、2年間に1度を限度に、生涯に何度でもがん治療で入院する都度に受け取れます。このため、がんの再発や転移での治療にあたっての入院費用など心配しなくてもよくなります。

がん診断給付金もがん治療給付金も上皮内新生物にも適用されます。検査技術の向上で発見されることが増えている上皮内新生物も対象となる点はとても心強いです。

がん手術給付金やがん入院給付金が無制限が受け取れる点も特徴的です。1回のがん治療あたりの入院日数が減少傾向にあっても、入院日数が長引けば家計を圧迫しかねません。がんの再発や転移などで何度も入院や手術をする方も少なからず今もいます。

がん治療給付金もがん治療のための入院が条件です。その上、がん入院給付金も無制限に受け取れることを考えると、入院が必要な重いがんや治療の難しいがんに対しての備えにはピッタリながん保険と言えます。

特約にはがん先進医療給付金特約やがん通院給付金特約があります。特に通院給付金特約は通院して再発・転移防止に治療の軸が移っていますので、是非とも付加したい特約です。

Believeには健康相談サービスやセカンドオピニオンサービスもあります。必要ならば、優秀専門医を紹介してくれるので、がん治療で疑問や困った事があった場合にも大変心強いです。

運営者からのコメント

オリックス生命の「Believe」は、診断一時金・治療給付金・入院給付金・手術給付金・退院一時金など、バランスのとれた保障内容が特徴的です。

特に上皮内新生物でも診断一時金と治療給付金をダブルで100%受け取れる点(同額保障)は他の保険にはない特徴になっています。

診断一時金は初回のみですが、治療給付金はがんの治療で入院をしたときに2年に1回を限度として何度も受け取ることができます。

例えば、初回にがんと診断され入院を開始されたときは、合計150万円を受け取ることができ、その後、再発等して再入院等した場合は50万円受け取ることができるということです。

はじめてがんと診断されたときに手厚い保障になっています。また最近はがんの治療を通院で行うことも増えてきたため、通院給付金は特約で対応しています。

参考:FPが解説!オリックス生命「がん保険Believe[ビリーブ]」

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人気のおすすめ第5位 アクサダイレクト生命(がん終身)

FPからのコメント

1回のみの給付金ではあるが、上皮内がんもがんと同額受け取れるうえに、保険料が他社と比べて割安なのも魅力。貯蓄と保険は切り離して考える観点からみておすすめである。

5位 アフラック(新生きるためのがん保険DAYS)

FPからのコメント

アフラックのがん保険は「(一時金タイプでは無い)治療の実績に応じて給付金を受け取る」ことができ、「(がん保険としては)保険料が高い」という2点が特徴と言えます。

しかし、「がんの治療は時間を要する」という点を踏まえると、診断時に巨額の一時金を受け取って、時間と共に受け取った一時金が減っていくのは心細いと思います。

一方、治療の実績に応じて給付金を受け取れるのなら、治療するほど多額の給付金を受け取れるので、治療に対するモチベーションが高くなります。また、他社に比べ保険料が高いという点は、他社に比べ保障が手厚いからです。

患者から情報を得て、がん保険の選択ができれば良いのですが、現実には難しいでしょう。せめて、がん治療に詳しい、あるいは、がん患者のライフプラン相談に応じたことのある代理店に相談できると理想ですね。

人気のおすすめ第6位 マニュライフ生命(こだわりガン保険)

保障内容

主契約
診断給付金(悪性新生物) 50万円・100万円・300万円(重度ステージ診断確定の時は2倍)回数無制限(2年に1回が限度) 重度ステージの際の上乗せは1回のみ
診断給付金(上皮内新生物) 25万円・50万円・100万円 回数無制限(2年に1回が限度)
がん無事故給付金 25万円・50万円・150万円(ステージⅢ、Ⅳと診断確定されてから5年経過時に生存しているとき)1回のみ
上皮内新生物への給付 保険料免除以外はすべて○
保険料払込免除
保障期間 終身
保険料払込期間 10年、60歳満了、65歳満了、70歳満了、終身
特約
入院給付金 5000円~2万円(日数無制限)
通院給付金 2500円~1万円(通院期間あたり60日まで、通算無制限)
手術給付金 5~30万円(放射線治療を受けた時と共通)放射線治療および一部の手術は60日に1回限度
先進医療特約 最高2000万円(回数無制限)
先進医療支援給付金 5万円
緩和療養給付金 5~30万円(月ごと)通算12回限度
抗がん剤治療 5~30万円(月ごと)通算60日限度
放射線治療 5~30万円(手術給付と共通)60日に1回限度

人気のおすすめ第6位 東京海上あんしん生命(がん治療支援保険NEO)

保障内容

主契約
入院給付金 5000円・1万円(日数無制限)
診断給付金(悪性新生物) 50万円・100万円 (初回、再発、転移ともに診断確定されたとき)回数無制限(2年に1回が限度)
上皮内新生物への給付 保険料免除以外はすべて○
保障期間 終身
保険料払込期間 終身
特約
通院給付金 5000円・1万円(1入院45日、通算730日まで)
手術給付金 10万円・20万円(60日に1回限度)
診断給付金(悪性新生物 初回) 100万円(1回のみ)
診断給付金(上皮内新生物) 100万円 (診断確定されたとき)1回のみ
先進医療特約 最高2000万円(回数無制限)
抗がん剤治療 10万円(通算60カ月まで)

人気のおすすめがん保険で使う各保障・用語の意味

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下表ではがん保険選びの際に知っておいていただきたい用語について解説しております。

保障名 意味
保障期間 保障される期間のこと。通常「終身」がほとんど。終身=一生涯という意味
保険料払込期間 保険料をいつまで払い込む必要があるか
入院給付金 がんの治療を目的として入院したとき。入院1日につきの金額
通院給付金 がんの治療を目的として入院し、その入院前後の一定期間にがんの治療のために通院したとき。通院1日につきの金額
退院給付金 退院1回あたり
治療給付金(悪性新生物) がん治療のために入院を開始したとき
治療給付金(上皮内新生物) がん治療のために入院を開始したとき 上皮内新生物
手術給付金 がんの治療のために所定の手術を受けたとき。1回当たりの金額
診断給付金(悪性新生物) 初めて悪性新生物と診断確定されたとき、また、前回の支払事由該当日から2年経過後に、悪性新生物の治療のために入院・通院したとき
診断給付金(悪性新生物 初回) 初めて悪性新生物と診断されたとき
診断給付金(上皮内新生物) 上皮内がんと診断確定されたとき
2回目以降は、前回の支払い受有該当日から2年経過後に、上皮内新生物のために入院したとき
先進医療特約 がんの治療のために所定の先進医療をうけたとき
先進医療支援給付金 先進医療給付金の支払われる療養を受けたとき。1回あたり。1回限度
緩和療養給付金 がんが原因で入院または通院をし、公的医療保険の給付対象となる所定のがん疼痛緩和の所定の治療を受けたとき。月当たりの金額
抗がん剤治療 がんの治療のために入院または通院をし、公的医療保険の給付対象となる所定の抗がん剤治療を受けたとき。月当たりの金額
ホルモン剤治療 がんの治療のために入院または通院をし、公的医療保険の給付対象となる所定のホルモン剤治療を受けたとき。月当たりの金額
放射線治療 がんの治療のために所定の放射線治療を受けたとき。月当たりの金額
女性特定ケア給付金 がんの治療のために乳房観血切除術、卵巣観血切除術、子宮観血切除術のいずれかを受けたとき
乳房再建術給付金 女性特定ケア給付金が支払われる乳房観血切除術を受けた乳房に対して、所定の乳房再建術を受けたとき
がん無事故給付金 5年ごとの特則の保険期間満了時に生存していて、かつ、悪性新生物診断給付金を受け取らなかったとき
保険料払込免除 はじめてがん(悪性新生物)と診断確定されたら、以後の保険料の払い込みが不要になる
死亡保障特約 がんを直接の原因として死亡したとき
がん診断後ストレス性疾病給付金 がんと診断確定されたあと5年以内に、所定のストレス性疾病を発病されたと診断されたとき
上皮内新生物への給付 粘膜の浅い部分にできた癌 参考:上皮内新生物はがんではない?がん保険選びの注意点

FPが解説!人気のおすすめがん保険の選び方・選ぶコツ

FPおすすめの人気がん保険をランキング形式でご紹介しましたが、「このうちどれを選んでいいかわからない…」という方もいるかもしれませんね。

がん保険は、何を重視するかによって一人ひとりに最適な商品やプランが異なります。そこで、がん保険を選ぶ際の基本的なポイントをいくつかご紹介しましょう。

保障内容

もっとも重要なのは、保障内容です。

がん保険の保障には、「診断給付金」「手術給付金」「入院給付金」「通院給付金」などがありますが、このうちどれを手厚くするかが最大のポイントとなります。

たとえば、上でご紹介したランキング1位のチューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」は、最近のがん治療の傾向を踏まえ、長く通院して治療するための保障を充実させています。

一方、2位のメットライフ生命「ガードエックス」は、がんの3大治療を1つでも受けた場合に、年に1度を限度として、100万円の治療給付金を一括で受け取れるシステムになっています。

また、3位のFWD富士生命のように、がんと診断された時点でまとまった金額を受け取れる「診断給付金」に特化した保険もあります。

「どのような時に、どれだけのお金を受け取りたいか」を考えた上で選ぶことが大切です。

保障対象(上皮内がんは対象になるか?)

がん保険は、基本的に「悪性新生物」を対象としており、ごく初期の段階である「上皮内新生物」は対象外となっている保険も少なくありません。

しかし、最近は検査の精度が向上したことでがんも早期発見しやすくなっていますので、上皮内がんも対象になっているかどうかはぜひ確認しておきたいポイントです。

保障期間

がん保険には、生涯にわたって保障を受けられる「終身型」と、一定期間ごとに更新する「定期型」があります。

終身型は途中で保険料が上がりませんが、定期型は更新ごとに保険料が見直される点が特徴です。ただしその分、若いうちは安い保険料で済みます。

それぞれにメリット・デメリットがありますが、最近のがん保険は終身型が主流です(ランキング上位の保険もほとんどが終身型になります)。

がんは日本人の2人に1人がかかるほどポピュラーな病気のため、まだ保険料の安い若いうちから終身型に入っておき、なるべく安い保険料で一生涯備えておく、という時代になりつつあります。

上記のほか、「保険料の払込期間」や「貯蓄性の有無」など、いくつかのポイントはありますが、多くの人にとってもっとも重要なのは「できるかぎりリーズナブルな保険料で、必要な保証を受けられること」だと思います。

この記事でご紹介したがん保険は、お金のプロであるFPがおすすめする「選んで間違いのない商品」ですので、ぜひがん保険選びの参考にしてみてくださいね。

がん保険とは?医療保険との違い

がん保険はがんという疾病に特化した保険であり、医療保険はがんを含めた病気やけがなどを広くカバーする保険です。医療保険との違いはいくつかありますが、保障範囲や入院給付の限度日数の違い、保障開始までの待機期間の有無などが挙げられます。

なお、入院や手術、通院など重複する保障もあることからどちらに加入するのか迷われる方もいることでしょうが、重複する保障であっても内容が異なる部分もありますのでしっかりと確認しておくことが大切です。

がん保険とは

一般的ながん保険の保障は、がんと診断確定された時や手術・入院をした時の保障があります。

具体的には、がんと診断確定した時にまとまったお金が受け取れるものや放射線・抗がん剤治療を受けた時に受け取れるもの、入院日数や通院日数に応じて受け取れるもの、自由診療など保険適用外の治療費など実際にかかった費用を受け取れるものなどがあります。

他に、がん(悪性新生物)と診断確定されたら保険料の払い込みが免除となる「保険料払込免除」があるものもあります。保障開始までには契約後90日の待機期間があり、保険期間については一定期間の定期型と終身型などに分かれています。

医療保険とは

日本の医療保険制度は国民皆保険と言われ、すべての人が公的医療保険に加入し医療機関で治療を受けたときには治療費の3割など一部を自己負担することで誰でも医療サービスを受けることができます。これらでカバーしきれない経済的リスクを保障するのが民間の医療保険の役割です。

例えば病気やけがで入院あるいは手術した場合の基本保障や通院・退院・高度先進医療などの特約を付加することで保障を充実させることができます。内容は保険会社によってさまざまです。保険期間についてはがん保険同様、一定期間の定期型と終身型があります。

両者の違い

がん保険と医療保険で重複する保障内容の違いを見てみましょう。例えば入院給付について、1入院の支払限度日数はがん保険の場合は無制限のものが多く、医療保険の場合は60日・120日など制限があります。また通算入院支払限度日数はがん保険の場合は無制限のものが多く、医療保険の場合は700日・1095日など制限があります。

手術給付金についてはどちらも入院給付金日額の10倍・20倍などと決められているものが多いです。なお通院給付金については、医療保険やがん保険では入院が給付要件となっているものが多く、最近のがん保険では通院のみの治療に対応するものもあります。同じ保障であっても内容についてはそれぞれ確認する必要があります。

FPとしてがん保険と医療保険どちらに加入すればよいかアドバイス

どちらに加入すればよいのか、一概に答えは出ないのですが、例えば、がんになったときとがん以外の病気になった時では医療費や収入など家計への影響はどのくらいなのか?比較して判断するのもよいでしょう。

医療費は、高額療養費制度といわれる診療費の家計負担が重くならないような公的制度がありますが、保険適用外の治療は対象外です。また収入について今まで通り働けなくなった場合には減少するリスクもあります。

がんは自由診療など保険適用外の治療の選択肢も多く、通院での長期間の治療で経済リスクが増すことが想定されることから保険で備えておきたいと筆者は考えます。

高額な治療費がかかった場合

高額な治療費がかかった場合、医療費の家計負担が重くならないよう、医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1か月(歴月:1日から末日まで)で上限額を超えた場合、その超えた額を支給する「高額療養費制度」があります。

上限額は年齢や所得によるものの、例えば69歳以下で年収約370~約770万円の場合ひと月の上限額は約8万円(80,100円+(医療費-267,000)×1%)です。ただし、保険適用の治療に限るため、重粒子線治療といった高額な先進医療を受けるときにはその技術料は保険適用外となり全額自己負担となります。

「がん」はどんな病気

ひと昔前ではがんは死の病気と言われていましたが、現在がんの死亡率は減少しています。その理由としては、医療技術の進歩や検診受診率の上昇で早期発見・早期治療が可能になったこと・検査技術の向上などが挙げられます。

そしてがんは病期が進行するほど5年生存率が低くなるため、早期発見が重要と言われています。早期に治療することができれば生存率も高くなります。

悪性新生物と上皮内新生物は自由

がん保険で保障されるがんには悪性新生物と上皮内新生物があります。全ての保険会社ががんと認めているのが悪性新生物です。上皮内新生物は簡単にいうと極めて初期のがんで、保険会社によっては保障対象外、悪性新生物と比べて減額給付、同額給付など保障については各社さまざまです。

上皮内新生物と診断されるがんを多い順にあげると、子宮頚がん、子宮がん、膀胱がんの順になります。万が一上皮内新生物に罹った場合には、転移の心配はないと言われており治療が長引く可能性も小さいことからがん保険での保障が必要かは個々の判断になります。

病気でも入れるがん保険はある?

がん保険に加入する際には告知が必要となります。例えばある保険会社の告知では、1)今までに、がんまたは上皮内新生物にかかったことがあるか・2)一定の病気または病状で、医師の診察・検査・治療・投薬のいずれかをうけたことがあるか?・3)過去2年以内に、健康診断・人間ドックをうけて一定の検査結果の異常 (要再検査・要精密検査・要治療)を指摘されたことがあるか?問われます。

一定の病気や検査は告知書内で別途定められています。将来がんになる可能性が高い病気の場合には加入は難しいでしょうが、保険会社の判断によります。

2人に1人は必ずがんになる?

「2人に1人ががんになる時代」というセリフをよく耳にしますが、正しくは生涯で全てのがんに罹患する確率のことを言っています。統計によると男性は62%(2人に1人)、女性は47%(2人に1人)になります。現在40歳の男性の場合、10年後までにがんと診断される確率は1%、20年後までは7%です。

一方40歳女性の場合は、10年後まで3%、20年後まで9%です。がんの部位や年齢により罹る確率も異なりますので、正しく理解しておくことは大切です。

がんの治療費はいくらかかる?

がんの治療にかかる費用は、診察代・検査代・入院代・手術代、薬代といった直接かかる治療費のほか、入院中の食事・日用品、個室など有料の部屋を希望した場合にかかる差額ベッド代・通院のための交通費・診断書の作成代など、治療に伴う間接的な費用も必要になります。

実際にかかる費用は、がんの種類、治療内容などによって変わります。例えば、胃がんで手術・入院・術後の治療を含め、高額療養費制度を利用した後の自己負担額は1年間で8万円から43万円です。

がんの治療について

従来のがん治療は手術が基本でしたが、現在では薬物療法や放射線治療の進歩もあり標準治療といわれる手術・抗がん剤治療・放射線治療の3つの治療を、単独あるいは組み合わせて行われます。実際の治療についてはがんの状態や患者本人の希望を医師と話し合い、内容とリスクについて納得した上で行われます。

治療には公的医療保険の利くものと利かないものがあります。保険が適用されるのは、手術代・検査代・薬代など直接的な治療費です。最新の治療や新しい薬・医療機器を使った治療などは保険適用外で原則として全額自己負担となります。

がんは通院で直す時代

医療技術の進歩や薬物療法・放射線療法など外来で対応可能な治療が増えてきたことにより通院による治療が増加しています。

従来のがん治療では手術と入院が主流でしたが、厚生労働省「平成26年(2014)患者調査の概況」によると平成17年を境に外来患者数が入院患者数を上回り、現在では通院治療が多く行われています。通院治療は、日常生活を送りながら治療を行うことができるため不安やストレスの軽減と仕事を続けることができれば経済的負担や不安が減るというメリットがある反面、移動手段の確保など本人や家族の負担が増えることも考えられます。

がん保険加入における注意事項

加入する際に注意したいポイントをお話しします。まず、がん保険は保障開始までに待機期間があります。特に保険の見直しで新たに加入する際は保障が途切れることがないよう注意が必要です。

2つ目は診断給付金の給付内容が保険会社によって幅があることです。給付回数は1回限り、複数回の場合には回数の上限や最初の診断から一定年数を経過していないと支払われないといったもの、入院が給付要件などさまざまです。

3つ目は上皮内新生物と言われる極めて初期のがんについて給付金を減額あるいは保障対象外などがん保険により異なることです。ひとことでがん保険といっても保険会社により保障内容が違うことを知っておきましょう。

90日間の待機期間は保障されない

一般的に生命保険は保険会社が承諾し、「責任開始日」といわれる申込・告知・第1回保険料の払込の3つが揃った日から保障開始となります。がん保険の場合は、さらに要件があり上記の3つが揃った日から90日の待機期間を経過した日の翌日を「責任開始日」としています。

そのため90日以内にがんと診断された場合には契約は無効となります。90日間は保障されないものの保険料の支払いは必要です。契約が無効となった場合には返金されます。また、最近は一部のがん保険に90日の待機期間なしで保障開始となるものもありますので、加入する際には契約のしおりや約款などで確認をしておきましょう。

厳正な審査がある!病歴・治療歴・既往歴

がん保険に加入する際には健康状態について告知の義務と厳正な審査があります。保険会社によって違いはあるものの、告知内容はがんや上皮内新生物の罹患歴、最近3ヶ月以内の病歴、過去2年以内の健康診断・人間ドックでの検査結果についてなどです。

がんや上皮内新生物の罹患歴は過去の年数を問わず、それ以外の疾病については最近3ヶ月以内に特定の病気や病状に該当する場合です。

例えば、ポリープ・腫瘍や消化器・腎臓・呼吸器の病気や出血・貧血・黄疸などの病状があったときには記入が必要です。また、胸部レントゲンやCT検査など特定の検査を受けて異常を指摘された場合には過去2年の告知が必要となります。

がん保険の保険料と保障内容のバランス

がん保険を選ぶときに一番重要なことは自分に必要な保障であるかです。がん保険をざっくり分けると、まんべんなく保障タイプ、診断給付金充実タイプ、実額補償タイプになります。診断給付・入院・手術・通院・退院などをまんべんなく保障するタイプは必要な保障を選択できるものの欲張ると保険料が高くなる傾向があります。

診断給付金充実タイプは、治療費や治療費以外の支出に備えたい人には合理的と言えます。また、実額補償タイプは実際に治療にかかった費用を補償する他、先進医療・自由診療などカバーするので治療の選択肢を広げたい人に向いています。ただし更新型のみのため50代以降は保険料が高めです。

保険料は上がることがある

がん保険には更新型と終身型があります。更新型は5年や10年など一定期間の保障を目的とするもので保険料は更新するたびに上がっていきます。更新型のがん保険のメリットは一定期間だけがんの保障が必要と感じている場合や、がん治療の進歩や変化に合わせて保障の見直しがしたい場合に柔軟に対応できることです。

また、インフレになり将来受け取る保険金の価値が下がってしまうリスクにも対応できます。デメリットとしてはやはり保険料が上がること、特に50代になるとがんの罹患リスクが高まるため保険料がかなり高いくなることや現状では更新に80歳など年齢制限があることです。

終身払いなら月々の保険料が安くなる

終身型のがん保険は保険料は一生変わらず、保障も一生続くのが最大のメリットです。デメリットとしては、更新型と比べて保険料が高いことやがん治療の進歩やインフレなど時代の変化に対応できないことです。

しかし、更新時に保険料が上がっていくのは心理的に嫌だという人や実際にがんの罹患率が高くなる50代以降に若い時に加入した終身型であれば経済的負担も軽いことから終身型を選択する人もいます。

なお、定年退職後の保険料負担を避けたい場合に有期払いといった60歳など一定の年齢で払込を終える方法もありますが、終身払いに比べ保険料が高くなることや見直しをする場合には結果的に払込金額が多くなることも注意が必要です。

保険料支払い免除の特約や商品もある

がん保険に加入する際、保険料支払い免除が基本保障、あるいは特約付加できるものがあります。保険料支払い免除は、がん(悪性新生物)と診断確定された時に以後の保険料支払いが免除されるというものです。特約の場合はオプションの保険料を払うことになります。

人それぞれの選択になりますが、保険料払込免除をつけずにがんに罹った場合には給付金を受け取るものの、保険料を払い続けながら治療を続けることになります。

特約を付加した場合には保険料払込が終了します。心理的に安心でき、治療に専念できるメリットがあります。特に終身型に加入している場合には検討したい特約です。

セカンドオピニオン・カウンセラー等の付帯サービス

がん保険には付帯サービスがあります。セカンドオピニオンサービスでは、診療を受けている主治医以外の医師から治療の進行状況や選択について「第2の意見」をもらうことです。

例えば、主治医から薦められている治療について、治療方針に不安があり他に選択肢はないのか、念のため他の医師からの意見も聞きたいなどの希望に対応してもらうことができます。

他にはメンタルケアサービスといったストレス・メンタルヘルスに関して臨床心理士を中心とした心理カウンセラーなど心の専門家からカウンセリングを受けることもできます。これらのサービスは保険会社により異なる場合もあります。

FPによる年代別がん保険の入り方アドバイス

がん保険の加入は、さまざまな選択があり正しいか正しくないかというものではありません。それぞれの経済状況や家族の状況、実際がんに罹った時にどんな治療を受けたいのか?などその人の価値観を反映する保障がベストと筆者は考えます。

治療の選択肢を広げたいから自由診療も考えたい、あるいは保険適用内での可能性を探りたいなどでは対応可能ながん保険は異なります。

年代別にこれがオススメと簡単に分けられるものではありませんが、年代によるがん罹患リスクや経済状況、がん保険の保険料はあらかじめ想定できますので、加入を考えるときの参考にしていただきたいと思います。

20代におすすめのがん保険

20代は男女ともにがんの罹患率も低く加入する必要性を感じないかもしれません。しかし可能性は低いとしても罹患するリスクは存在します。社会人になり収入もまだ多くないこともあるでしょうから、万が一罹患した場合に貯蓄で対応することも難しいかもしれません。

20代ががん保険に加入する場合、保険料の安いものを選びましょう。10年定期型のがん保険であれば25歳男性の場合570円で加入できるものもあります。保障内容は1回限りの診断給付金100万円、入院給付金1万円とシンプルなものです。10年間の保険料は68,400円とコストも少ないので、100万円の貯蓄がない人にはがん保険で備えておくのも選択肢の1つです。

30代におすすめのがん保険

30代は結婚して家庭を持ち始める人もいることと思います。家族が増えたことでライフイベントも20代とは異なり家族の一員としての責任も生じることでしょう。30代でがん保険に加入するメリットは何と言っても保険料の安さです。終身型のがん保険に加入すれば安い保険料で一生涯の保障に備えることができます。

ただし、その場合はがん治療の進歩により保障内容が合わなくなる可能性もあるため、シンプルに診断給付金の手厚いものを検討するのもいいでしょう。診断給付金はがんと診断確定された時に受け取れるので使途を限定されず使い勝手が良い保障と言えます。

40代におすすめのがん保険

40代は人生の中で子供の教育費や住宅ローンなど支出が大きくなる時期、仕事でも責任が重くなる時期です。そして男女ともにがんの罹患率が高くなってきます。男性は40代前半に胃がんになる確率が、女性は40代・50代で乳がんや子宮がんになる確率が高くなります。

家計を支える大黒柱であれば、長引く治療で働き続けることが困難になり収入が下がる経済リスクがあるため、所得補償として使えるがん保険の保障を検討しましょう。

また、女性が乳がんに罹患した場合には長期間のホルモン療法や乳房再建の手術など保険適用となりますが、他にも医療用ウィッグなど支出が続くことも想定されるため診断給付金を手厚くするのも一考です。

50代におすすめのがん保険

50代はまだまだ働き盛りといった方も多く、引き続き教育費や住宅ローンの支出が続いていることもあるでしょう。10年以上前にがん保険に加入して今も契約継続中という方は、保障内容を確認しておきましょう。

がんの治療は通院へシフトしており、従来のがん保険の保障(入院・手術)ではカバーしきれない可能性があるため現在のがん治療に即した保障なのか注意が必要です。50代は男性の罹患率が上昇し女性の罹患率を上回ります。

家計を支える大黒柱の場合、40代に引き続き所得補償として使えるがん保険を考えましょう。自営業の場合は国民健康保険の加入で傷病手当金がないので、貯蓄あるいはがん保険で厚く備えておきましょう。

チューリッヒ生命 終身ガン治療保険プレミアムDX

当サイトランキング1位はチューリッヒ生命(終身ガン治療保険プレミアムDX)です。最近のがん治療は通院治療が主流になってきている中、通院保障のみを主契約にしたことで治療法の変化に対応しながらも保険料の安さも両立させました。


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2位 メットライフ生命

メットライフ生命

当サイトランキング2位はメットライフ生命(ガードエックス)です。基本補償が充実しており追加で特約をつけられるので自分に合ったがん保険にカスタマイズすることができます。


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