がん保険は安いもので十分?FPがおすすめするがん保険の入り方

がん保険の保険料は安いものから高いものまで様々です。

家計に負担をかけないようにと、保険料だけで決めても大丈夫でしょうか。

もし、がんになった場合、加入した保険の保険金では足りなかったり、支払われると思っていたのに保険金が出なかったりということでは困ってしまいます。

保険料だけで安易に決めてしまわず、必要な保障内容を確認することが大切です。

今回は、がん保険の保険料と保障内容の関係を考えていきましょう。

20歳代と50歳代では罹患率が違う

まずは、年齢を重ねると、どのような割合でがんになるか調べてみましょう。

下記の表をご覧ください。

がん罹患率~年齢による変化

出典:国立がん研究センター がん情報サービス 年齢階級別罹患率(全部位2013年)

がん罹患率は、男女ともに50歳代くらいから増加していることが分かります。

高齢になるほど高いのが分かるでしょう。30歳代後半から40歳代では、女性が男性よりやや高いですが、60歳代以降は男性が女性よりはるかに高いのも特徴です。

女性の場合は、男性より早めにがんに備える必要があるといえるかもしれません。

また、保険料との関係に関していうと、上記の表から推測できるように、年齢が若い場合はがん罹患率も低く、どの会社でも保険料は安いです。

20歳代など若いときにがん保険に加入する場合と、周りにがんになったという友人が出てくるような年齢、つまり40~50歳になって加入する場合では、毎月支払う保険料に差が出ます。

保険料を下げるための要因の一つが年齢であるのはどの会社においても共通になります。

保険料が高い保険と低い保険を比較しよう

次に、年齢以外に、保険料が影響するものは何でしょうか。

4社のがん保険の保険料と保障内容を比較してみました。下記の表をご覧ください。

保障内容と保険料の比較表

条件:40歳 男性 定額タイプ (保険料払込期間:終身)

  がん診断給付金 回数 上皮内がん 入院給付金 その他 先進医療 保険料
A社 100万円 1回 10万円
診断給付金額の10%
1万円 通院給付金
1万円
手術治療給付金
20万円
放射線治療給付金
20万円
抗がん剤治療給付金
治療を受けた月ごと
10万円 乳がん・前立腺がんのホルモン治療の場合5万円
4,310円
B社 100万円 1回 100万円 1万円 2,550円
C社 100万円 2年に1回
(回数無制限、転移含む)
1万円 1万円(往診含む) 手術により40・20・10万円何度でも 約1000万円まで 4,182円
D社 放射線治療給付金
20万円
抗がん剤・ホルモン剤治療給付金 入院または通院の場合
20万円
1,720円

出典:大手保険会社の保険内容を基に作成

©Ecompany All rights reserved

A社は、保険料は4,310円とやや高めですが、入院給付金に加え、通院給付金、手術治療給付金、放射線治療給付金といった保障がすでに主契約で盛り込まれています。

上皮内がんの場合も診断給付金の額の一部が出ますから、幅広い状況において保険金が出る、手厚い保険といえるでしょう。

同じく4000円台の保険料のC社も、通院給付金や手術給付金が盛り込まれています。

A社ほど様々な幅広い保障ではないのですが、C社の特徴としては、がん診断給付金が1回の支払いのみならず、回数無制限になっています。

2年に1回という条件はありますが、何度でも診断給付金が出る保険です。移転や再発が不安という方には向いている内容です。

一方、2000円台という、保険料が安いB社の保障内容はどうなっているでしょうか。

B社は、診断給付金と入院給付金は支払われるものの、それ以外の給付金は主契約には盛り込まれていません。

診断給付金も1回のみと、シンプルな内容になっています。特徴として上げられるのは、上皮内がんでも、100万円の診断給付金が支払われます。

さらに安いD社は、放射線治療給付金と抗がん剤・ホルモン剤治療給付金のみが主契約です。

特約は自由に付帯でき、合計で月1,500円以上の契約という規定になっています。

主契約のみで、1,500円以上の設定を掲載しましたが、診断給付金などを特約で付加し保障を充実させて、3,000円程度の保険料にすることもできます。

さて、ここまで比較表を紐解いていくと、お分かりになったのではないでしょうか。

保険料とその保障内容はほぼ比例しているということです。

保険料が安くて、誰にとっても十分な保障内容の保険といった万能薬である商品は存在しません。

大切なのは、安い保険で十分と考えるかどうかは、自分の欲しい保障がついているか確認することです。

また、今回の比較は、基本的には主契約の内容と保険料で調査したため、実際は、主契約の保障内容が十分でなくても、特約などで保障を追加することもできることは覚えておきましょう。

保険料と保障を考えるポイント

最後に、がん保険の保険料と保障を考えるときの3つのポイントをお伝えします。

診断給付金の回数

これは保険料に影響するものの一つです。1回のみの給付金でよしとするのか、再発や移転を考えて、無制限のものを選ぶのかを考えましょう。

診断給付金複数回支払特約といった特約をすることによって、無制限にすることができる保険もあります。

診断給付金以外の保障

通院給付金、手術給付金、放射線治療給付金などの保障が付帯されているかによって、保険料の差が開きます。

ひとまず給付金のみがもらえればよいと考えているなら、シンプルな安い保険で十分です。

ただし、実際は、通院が長引く、治療代がかかったときが心配と思う方は、通院したときの給付金、手術したときの給付金、放射線治療をしたときの給付金など、それぞれ保障できる保険を検討しましょう。

上皮内がんは保障されるのか

がんと診断されたら、100万円と思い込んでいたのに、実際は支払われなかったというトラブルで多いのは、上皮内がんのケースです。

ご自身は上皮内がんまでカバーする保険に加入したいというなら、保険料で決めず、上皮内がんが保障されるかどうかもチェックしてみましょう。

保険は、保険料が払えるか払えないかで選択するのではなく、保険の保障内容までを吟味しないといけません。

どの特約をつけるかどうか含めて選択したり、自由設計できる商品もありませうから、保険料のみならず、その保障内容も吟味して加入しましょう。

1位 チューリッヒ生命

当サイトランキング1位はチューリッヒ生命(終身ガン治療保険プレミアム)です。最近のがん治療は通院治療が主流になってきている中、通院保障のみを主契約にしたことで治療法の変化に対応しながらも保険料の安さも両立させました。


資料請求

2位 メットライフ生命

メットライフ生命

当サイトランキング2位はメットライフ生命(ガードエックス)です。基本補償が充実しており追加で特約をつけられるので自分に合ったがん保険にカスタマイズすることができます。


資料請求