がん保険用語解説!保障の種類や給付金などの意味

保険の内容を詳しく知りたい!加入中の保障の中身を見直したい!と思って保険証券を広げても書かれている言葉の意味がわからない・・・という方も多いようです。

保険用語はちょっと難解。そこで、今回は用語について解説することにします。

生命保険や医療保険にも共通の用語。まずはここから覚えましょう。

用語 意味
保険契約者 保険の契約をした人のこと。契約上の権利を持つ代わりに保険料を支払う。
被保険者 保険をかけられている人のこと。この人の生死や病気・けがによる入院などが、保険金や給付金支払いの対象になる。
保険金受取人 保険契約者から保険金を受け取ることを指名された人。
死亡(高度障害)保険金 被保険者が死亡したり、高度障害状態になったりしたときに受け取れるお金。
満期保険金 貯蓄型商品の保険契約が満期になったときに受け取れるお金。定期保険など掛け捨て型の場合には、満期になっても戻ってくるお金はない。
保険料 契約者が保険会社に支払うお金。掛け金。
保険期間 契約が有効に続く期間=保障が得られる期間。
配当金 保険会社の毎年の決算で生じた剰余金のうち、契約者に還元するお金。配当金がない代わりに保険料を安く抑えた無配当型もある。
積立配当金 保険会社が自動的に積み立てて運用してくれる配当金の累計額。
解約返戻金 保険期間中に解約した場合に戻ってくるお金のこと。契約後間もない時期の解約では、返戻金がない場合や支払った保険料を下回る場合もある。定期保険など掛け捨て型の場合には、解約しても戻ってくるお金はない。

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まずはこのくらいわかれば、保険証券やパンフレットを見て、おおまかな保障内容は把握できるはずです。

特約などの詳しい内容は、契約時にもらった「ご契約のしおり」に書いてあります。自分の保険がどんな内容かがわかれば、見直しなどのきっかけもつかみやすくなりますね。

がん保険の必要性

日本人の死因の第一位が「がん」であることは、ご存知のとおりです。その「がん」も医療技術の向上から、必ずしも治らない病気ではなくなってきています。

ただし、一度「がん」になってしまうと治療のために入院や長期の通院治療が余儀なくされ、治療法や薬に健康保険がきかないものもあることから、経済的に大きな負担になるのは事実です。

医療保険でも「がん」に備えることもできますが、「医療保険」に「がん特約」を付加する、「がん保険」で備えるなどの方法もあります。

この「がん保険」、保障の対象をがんに特化することにより、医療保険よりも割安な保険料でがんに対して手厚い保障があるのが特徴です。

では、「がん保険」「がん特約」への加入率はどのくらいなのでしょうか。下の表をご覧ください。

がん保険・がん特約への加入率

  全生保(共済・生協等含む) 民間保険会社
全体 37.8% 34.1%
男性 38.7% 35.0%
女性 37.1% 33.5%

出典:公益財団法人 生命保険文化センター「生活保障に関する調査」(平成28年度)より作成

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4割近くの人が「がん保険」「がん特約」に加入し、この数字は年々増加しています。

「がん保険」にも医療保険同様、更新(定期)型、終身型があり、がんと診断されたときにおりる診断給付金や、通院・在宅療養時に給付金の支払われるものなど、保障内容によって保険料は異なってきます。

次に保障内容に関する用語について詳しく見ていきましょう。

がん保険特有の保険用語

がん保険には保障の開始時期において注意点があります。医療保険は、契約が完了(申込書の提出、告知書の提出、1回目の保険料の支払い)すると、保障開始となります。

ところが、がん保険は「待機期間(免責期間とも言う)」といって、契約から90日もしくは3ヶ月など、がんになっても保障されない期間が設けられていることが一般的です。

なぜかというと、がんは自覚症状がないことが多く、加入した時点ですでにがんにかかっていたり、「もしかして・・・」とがん保険に加入した後に検査を受けてがんと診断されたりすることもあり、保険会社が高額な給付金の支払いを避けるためです。

他の契約者との公平性を保つために設けられている期間ということになります。

がん保険の多くは主に次の4つの保障で成り立っています。

  • 診断給付金
  • 入院給付金
  • 通院給付金
  • 手術給付金

ひとつずつ詳しくみていきましょう。

診断給付金

「診断給付金」は、がんと診断確定された際に50万円、100万円などのまとまったお金が受け取れる保障です。

他の給付金と違って、治療後ではなく診断された時点で請求できるため、万が一がんと診断されこれから治療を始めるというときに心強い給付金になります。がん保険のメインとなる保障といっていいでしょう。

ただ、商品によって保障内容に違いがありますので注意が必要です。

例えば、

  • がんと診断確定された際に給付金100万円
  • がんと診断確定された際に給付金100万円(上皮内新生物は対象外)
  • がんと診断確定された際に給付金100万円(上皮内新生物は10万円)

など、細かい給付条件が違います。上皮内新生物とは何でしょうか?

「上皮内新生物」は上皮内がんとも呼ばれ、簡単に言うと細胞の深部にまで浸潤していない初期状態のがんのことで治療をすれば現在はほぼ完治するといわれています。

一方で細胞の深部にまで浸潤した状態を「悪性新生物」といい、こちらがいわゆる「がん」と呼ばれるものです。

最近のがん保険は、上皮内新生物も悪性新生物も同様に保障されるものが多いのですが、かつてのがん保険は上皮内新生物を対象外、あるいは保障内容を悪性新生物とは別としているものがあります。すでに加入されている方は、保障内容を確認された方がいいでしょう。

また、診断給付金の支払回数も保険会社や商品によって異なります。悪性新生物と診断され、一度診断給付金を受け取った後に再発したり、他の場所に転移したりすることもありえます。

診断給付金の支払いが1回のみなのか、2年以上経過後に再度診断された場合に支払われるかで給付金の額は大きく変わってきます。

もちろん保障内容により保険料も変わってきますが、どのような保障を求めるかを考慮して、商品を選択するのが賢明です。

入院給付金

がんで入院したときに受け取れるのが「入院給付金」です。医療保険と同じように1日につき5,000円や10,000円など決められた額が受け取れ、経済的な負担をカバーします。

ただし、医療保険と違って、がん保険は「入院支払限度日数=一度の入院で給付金が支払われる日数」や「通算支払限度日数=入院が複数回になった場合に給付金が支払われる通算の日数」が無制限となっています。

通院給付金

がんで通院したときに受け取れるのが「通院給付金」です。最近では、がん治療も入院より通院治療にシフトしているため、通院日数に応じた給付金が支払われるタイプの保険が多くなっています。

注意したいのは、「入院や手術の有無にかかわらず、通院のみの治療でも支払われるのか」ということ。加入時に確認することが大切です。

手術給付金

契約に定められた所定の手術を受けると給付されるのが「手術給付金」です。医療保険と同様に手術の種類に応じて入院給付金日額の10倍・20倍・40倍と定められているもの、一律に10万円などと定められているものがあります。

その他・・・先進医療特約

治療のために、陽子線治療や重粒子線治療など保険診療の対象外となる高度な医療技術を受けると200~300万円の費用がかかります。

これらをカバーするために、「先進医療特約」をつけておくと安心です。100円~200円程度と特約保険料としてはそれほど大きくありません。

まとめ

「がん」というと、高額な治療費がかかる、と大きく構えてしまいがちですが公的な医療保険制度もあります。保険で備えるならば「診断給付金」と「先進医療特約」で大きな出費に対応するのがいいでしょう。

「がん保険」はあくまでもがんの治療に備えるもの。シンプルかつ大切で必要なところをしっかり抑えた商品を選びましょう。

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